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週刊 サイエンスジャーナル 2015.8.2号
素粒子理論の巨人、南部陽一郎さん逝く ひも理論、量子色力学、自発的対称性の破れなど 20世紀の素粒子理論をリードし、「物理学の予言者」と呼ばれた米シカゴ大名誉教授の南部陽一郎さんが7月5日に死去した。「モノにはなぜ質量があるのか」――。物質の根源を問うテーマを、生涯追い続けた。 「質量の起源」を解き明かすため、1960年代初めに「自発的対称性の破れ」というアイデアを提唱。素粒子理論の世界にとどまらず、ほかの物理にも大きな影響を及ぼした。 ノーベル賞を受賞したのは2008年、87歳のときだった。同時受賞した京都産業大教授の益川敏英さんは受賞後の会見で「これまでずっと仰ぎ見ながら研究してきた南部先生と一緒に受賞できるのは、最大の喜びです」と声を震わせ、涙をぬぐった。 1973年にノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈さんは「世界の物理学をリードした人だった。ノーベル賞受賞者は多くいるが、その中でも傑出した研究者だった」と言う。 90歳を過ぎてからも物理学の研究に没頭する姿は変わらなかった。平成11年に大阪市立大の特別栄誉教授の称号を受けた際、「今は流体物理が面白くてね」と学生らに熱心に語った。 自宅がある大阪府豊中市が主催する科学展覧会のイベントで、ユニークな発表をした中学や高校のクラブなどに贈られる南部陽一郎賞が12年に創設された際も足を運ぶなど、教育活動にも熱心だった。 温厚な人柄も魅力だった。シカゴ大で74年から南部さんの下で研究した江口徹・立教大特任教授は「初めてお会いした時から、一切、上から目線のない人。立派な人生を歩まれました」。日米の暮らしで支え続けた妻の智恵子さん(93)は「私が夫と出会ったのは、宝塚にあった陸軍の研究施設でした。私の一目ぼれでございました。夫を失い、ただただ悲しみにくれています」とのコメントを発表した。 |
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