化学電池に不可欠「電解液」
電池の電解液 (Electrolyte Solution) というと、イオン性物質を水などの極性溶媒に溶解させて作った、電気伝導性を有する溶液のこと。乾電池の中にも電解液が少量入っている。
例えば、マンガン乾電池の電解質には塩化アンモニウムや塩化亜鉛を使用するのに対し、アルカリ乾電池は電解質に水酸化カリウムを使うが、電解質なら塩酸や硫酸、食塩でも電池になる。
今回、東京大学大学院工学系研究科のグループは、科学技術振興機構、物質・材料研究機構との共同研究により「水」をベースとした新カテゴリーのリチウムイオン伝導性液体「常温溶融水和物(ハイドレートメルト)」を発見。研究成果を「Nature Energy」電子版に発表した。
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参考 マイナビニュース:東大、リチウムイオン電池の電解液として「常温融解水和物」発見
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