21世紀の日本のビジョン「海を活用せよ!」
21世紀を迎え、わが国では豊かな住みよい社会を目指して、港や空港、発電所などの社会資本の整備が急がれている。しかし、これらの適地を陸上に求めることは、もともと狭いうえに高度利用が進んだわが国では難しくなっている。
したがって用地を海上に求めることが多くなってきている。海上といっても、埋め立てに適する海域は、年々少なくなり、干潟の保全など環境への関心の高まりもあって、用地確保は、ますます困難となっているのが実情である。また、阪神・淡路大震災の例を見るまでもなくわが国は、地震国であり、公共性の高い施設ほど、地震フリーの構造が求められている。
日本の国土面積は約38万km2のところ、領海は約43万km2、排他的経済水域に至っては約405万km2。圧倒的に海洋の方が、これからの経済的な利用価値が大きい。最後のフロンティアである。このような日本の特有のニーズに応える、新工法・新技術に、メガフロート計画がある。
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参考 CNN news: 海に浮かぶ「フロート空港」実現の可能性は?
超大型浮体構造物の構造設計 | |
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成山堂書店 |
大規模浮体構造物―新たな海上経済空間の創出 | |
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鹿島出版会 |