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光で磁石の性質が消える?レーザーで電子スピンの配向を制御できる「スピンエレクトロニクス」の可能性

2017年12月05日 | サイエンスジャーナル

 スピンとは何か?

 粒子の磁気にかかわる量。角運動の一種で、「自転」のイメージでとらえるとわかりやすい。電子だけではなく、さまざまな素粒子や原子核にもスピンは存在している。

 電子のもつ「電子スピン」で説明すると、地球の自転のように高速回転する電子の姿で考えるとわかりやすい。だが、このイメージは電子スピンを考えるのに便利ではあるが、スピンの本当の姿を捉えたものとはいえない。コマなどの回転(自転)と電子などのスピンとの違いについて、結論だけを先に見ておこう。

 コマの場合、はじめの力の入れ具合でいろいろな速度で回転させることができる。つまり角運動量はどんな値でもとることが許されている。また、しだいに回転速度が遅くなるにつれてコマの配向(回転軸の向き)は変化していく。これは摩擦などの影響のせいだが、とにかく重要なのは、コマの角運動量の大きさや配向は自由にとることができる。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 マイナビニュース: http://news.mynavi.jp/news/2017/11/17/196/

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