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意外、コオロギは「KY」ではないらしい?音でその場の「空気」を察知することを発見!

2017年12月13日 | サイエンスジャーナル

 コオロギは、栄養価が高い

 日本ではコオロギは身近な昆虫の一つで、『枕草子』の昔からその鳴き声を趣があるものと捉えていた。日本で多く聞かれるコオロギは「コロコロ…」「ヒヨヒヨ…」などと表現されるエンマコオロギだが、童謡『蟲のこゑ』に登場するコオロギの鳴き声は「キリキリキリキリ」という擬態語で表現されており、カマドコオロギだと云われる。

 東南アジアでは栄養価が高く、食用として各種のコオロギが市場で大量に売られている。また、大型種は食用や民間療法の薬として利用されることもある。日本では20世紀後半以降一般的ではなくなったが、21世紀に入ってもこれらの利用が行われる地域は世界各地に存在する。

 国際連合食糧農業機関は2013年、昆虫食は食料・飼料危機の特効薬足りえると発表しているが、2014年創業のアメリカのベンチャー企業Exo (企業)(英語版)は、クリケットフラワー (cricket flour)と呼ばれる、コオロギの粉末を原料としたプロテイン・バーを開発・販売し、『料理通信』の報道によれば注目を集めているとされる。

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参考 サイエンスポータル: http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2017/11/20171121_01.html

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