火星で「生命生き残れる証拠」続々発見
今年は火星が大接近中であるが、火星についての新たな研究成果も次々と発表されている。2018年6月8日付け『サイエンス』誌に発表された最新の研究によると、火星の大気からはメタンが検出され、土壌からは有機物質が発見され、大きなニュースになった。
どちらも地球上では生物が存在せねば、残らないものである。つまり、火星には生物がいるという間接的な証拠になっている。
研究によると、火星に夏がくるたびに大気中のメタン濃度が約0.6ppb(1ppbは10億分の1)まで上昇し、冬になると、その3分の1の0.2ppbまで低下することが判明した。地球の大気中にある分子の多くには季節変動がない。化学成分に季節変動のある惑星なんて、まさに別世界のような話だ。この原因は、火星の地下の深いところでメタンは発生していて、表面温度の変動によって立ちのぼってくると考えられる。
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参考 National Geographic news:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/072700332/
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