国立科学博物館で「ミイラ」展
ミイラとは、人為的加工ないし自然条件によって乾燥され、長期間原型を留めている死体のことである。永久死体であって「枯骸」とも呼ばれる。同様に長期間保全される状態となった死体としては他に、「死蝋」がある。これは、ミイラが主に乾燥によって成立するものであるのに対して、湿潤環境によって成立する永久死体である。
「ミイラ」とはいったい何なのか?。その謎に科学的に迫る特別展「ミイラ ~ 『永遠の命』を求めて」が東京上野の国立科学博物館(科博)にて2019年11月2日から2020年2月24日にかけて開催されている。特別展「ミイラ」の会場は国立科学博物館 地球館地下1階 特別展示室である。
国立科学博物館 人類研究部 人類史研究グループ 研究主幹の坂上和弘氏は、今回の特別展について「ミイラに対して一般的に抱かれるイメージの多くは『気持ち悪い』や『怖い』だが、実はすごく壊れやすい。ちょっとでも温度を上げると壊れるくらいもろい。それを守ってきたのはどういった人たちなのか、死とは何か、そういったことを含めて、ミイラというものはいったい何なのかを知ってもらいたい。
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参考 国立科学博物館 https://www.kahaku.go.jp/