ヒダサンショウウオ
ヒダサンショウウオというとおり、岐阜県、飛騨に棲む両生類で環境省レッドリストでは、準絶滅危惧(NT)に指定されている。実際は和歌山県を除く関東地方以西の本州に棲んでいる。
形態全長8-18cm。胴体の左右側面にそれぞれ入る皺(肋条)は13本。四肢は短く体形はがっしりしていて尾は丸い。体色は紫がかった暗色で背面に黄色い斑点が入ることもある。地域により体形や体色に変異がある。
卵嚢(らんのう)はバナナ状で、先端は柄のようになりこの部分を平たい石等に付着させる。卵のうは水中では青味がかった虹色に見える。孵化直後の幼生の外鰓は大型だが、成長に伴い小型になる。幼生の四肢には黒い爪状の角質がある個体もいる。
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参考 朝日新聞:https://www.asahi.com/articles/ASMBP4VHDMBPOHGB005.html