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自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

夏休みの天体観測、ブルームーンとISS観測、8月13日ペルセウス座流星群が極大

2015年08月15日 | サイエンスジャーナル

 夏休みの天体観測、ブルームーンとISS

 夏休みも半分が過ぎ、まだまだ暑い日が続いているが、よく晴れているので夜空の星はよく見える。7月29日~31日は油井さんの乗ったISS(国際宇宙ステーション)が関東でよく観察できた。7月は2日に満月、31日にも満月と1ヶ月の間に2回の満月だった。これをブルームーンというそうだ。

 ブルームーンは、ひと月に2度現れる満月のこと。実際に青い月が見られるわけではないが、「Once in a blue moon」という英語の慣用句が「非常にまれな」という意味を表すように、次にブルームーンを見るには、3年後の2018年1月まで待たなければならない。

 8月に入り、8日立秋そして、13日は15時30分頃、ペルセウス座流星群が極大をむかえる。極大は昼間だが、夜は月明かりの影響がなく、条件が良い。14日 新月、19日は関東で再びISSがよく観察できる。19:53~19:57わずか2~3分の間である。

参考 国立天文台: ほしぞら情報2015年8月 アストロアーツ: ペルセウス座流星群が極大

続きはこちら → http://blog.livedoor.jpliberty7japan/ 

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蘇る!金星探査機「あかつき」、金星周回軌道再投入に向けた軌道修正制御に成功!

2015年08月14日 | サイエンスジャーナル

 金星探査機「あかつき」が蘇る

 現代、日本人の失ったものに、サムライ・スピリッツがある。サムライには命懸けで使命を達成する潔さがあった。明治維新後にも、その精神は日本を近代化させ、発展させる人々にその姿を見ることができた。

 終戦後、70年経つ。GHQの方針により、サムライ・スピリッツを忘れさせられた日本。おかげで米国の核の傘のもと、自分たちで造る平和ではなく、米国に守られた平和を享受できた。おかげですっかり平和ボケ、自分たちの努力で平和を造ることなど忘れてしまった。今一度、日本を発展させる、サムライ・スピリッツの再現が待ち望まれている。

 一時、忘れ去られていた金星探査機「あかつき」が復活する。「あかつき」は日本人の諦めない姿勢、サムライ・スピリッツを感じさせる探査機である。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 マイナビニュース: 金星探査機「あかつき」金星周回軌道再突入に向けた軌道修正制御に成功

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週刊 サイエンスジャーナル 2015.8.2号 発売中!

2015年08月11日 | サイエンスジャーナル

週刊 サイエンスジャーナル  2015.8.2号

 

素粒子理論の巨人、南部陽一郎さん逝く ひも理論、量子色力学、自発的対称性の破れなど

 20世紀の素粒子理論をリードし、「物理学の予言者」と呼ばれた米シカゴ大名誉教授の南部陽一郎さんが7月5日に死去した。「モノにはなぜ質量があるのか」――。物質の根源を問うテーマを、生涯追い続けた。

 「質量の起源」を解き明かすため、1960年代初めに「自発的対称性の破れ」というアイデアを提唱。素粒子理論の世界にとどまらず、ほかの物理にも大きな影響を及ぼした。

 ノーベル賞を受賞したのは2008年、87歳のときだった。同時受賞した京都産業大教授の益川敏英さんは受賞後の会見で「これまでずっと仰ぎ見ながら研究してきた南部先生と一緒に受賞できるのは、最大の喜びです」と声を震わせ、涙をぬぐった。

 1973年にノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈さんは「世界の物理学をリードした人だった。ノーベル賞受賞者は多くいるが、その中でも傑出した研究者だった」と言う。

 90歳を過ぎてからも物理学の研究に没頭する姿は変わらなかった。平成11年に大阪市立大の特別栄誉教授の称号を受けた際、「今は流体物理が面白くてね」と学生らに熱心に語った。

 自宅がある大阪府豊中市が主催する科学展覧会のイベントで、ユニークな発表をした中学や高校のクラブなどに贈られる南部陽一郎賞が12年に創設された際も足を運ぶなど、教育活動にも熱心だった。

 温厚な人柄も魅力だった。シカゴ大で74年から南部さんの下で研究した江口徹・立教大特任教授は「初めてお会いした時から、一切、上から目線のない人。立派な人生を歩まれました」。日米の暮らしで支え続けた妻の智恵子さん(93)は「私が夫と出会ったのは、宝塚にあった陸軍の研究施設でした。私の一目ぼれでございました。夫を失い、ただただ悲しみにくれています」とのコメントを発表した。
asahi.com

続きはこちら…週刊 サイエンスジャーナル


世界的に進む再生可能エネルギー、日本の課題は燃料電池との連携、水素社会構築

2015年08月10日 | サイエンスジャーナル

 厳しい日本のエネルギー事情

 日本のエネルギー自給率は、2010年のデータでわずか4.4%。先進国の中でも際立って低く、エネルギーにはまったく恵まれない国だ。これは先進国の中でも極めて低く、エネルギー資源のほとんどを海外からの輸入に頼っている状況だ。

 東日本大震災前は約60%であった火力発電の割合は、福島原子力発電所の事故以後は、約90%にまで増えた。火力発電の燃料は石油や天然ガスである。石油や天然ガスのほとんどは海外の輸入にたよっている。

 輸入する石油のうち約80%は、サウジアラビアなどの中東の国々からのものだ。石油を運ぶタンカーはホルムズ海峡やマラッカ海峡、南シナ海、東シナ海などを通る。その場所はイランや中国など政情の不安定な国のすぐ近くにあり、このことは、有事の際に海上封鎖されると、日本に1滴も石油が入ってこないことを意味する。

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参考 National Geographic news: 日本はどう?再生可能エネルギー普及、世界で加速

再生可能エネルギーの真実
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エネルギーフォーラム
水素社会の到来 核融合への夢 (ニュートンムック Newton別冊)
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ニュートンプレス

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冬眠から目覚めた探査機から驚きの成果!彗星の内部80%が空洞、有機物を多数発見!

2015年08月09日 | サイエンスジャーナル

 彗星探査機「ロゼッタ」

 ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探査機「Rosetta(ロゼッタ)」が打ち上げられたのが、2004年3月。ギアナ宇宙センターから打ち上げられた。そして、探査目標であるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着したのが昨年の今頃8月6日。10年の時を経た。

 現在、ロゼッタは、2015年8月の近日点通過まで活発化していく彗星の活動のようすを、すぐそばからつぶさに観測している。昨年11月には子機「フィラエ」を彗星の表面に投下して、初の彗星着陸を試みた。しかし着陸した場所が日陰であったため、太陽電池が働かず、冬眠状態になっていた。

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参考HP National Geographic news: チュリュモフ彗星から新たな有機物見つかる

小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦
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5億年前の奇妙な生き物「ハルキゲニア」と「コリンズ・モンスター」の正体は?

2015年08月08日 | サイエンスジャーナル

 幻覚を生む生物「ハルキゲニア」とは何か?

 ハルキゲニア(学名:Hallucigenia)は、約5億2,500万~ 約5億0,500万年前(古生代カンブリア紀)の海に生息していた動物。澄江生物群、および、バージェス動物群に属するものの一つである。

 現在では、現生するカギムシと同じ有爪動物門に属するものと考えられている。

 属名のHallucigenia はラテン語、hallucinatio 「夢みごこち、夢想」からの造語で、夢に出てきそうな不思議な姿を指したもの。多くの文献では「幻覚のような (like a hallucination) 」といった意味であるとする。中国語では「怪誕蟲」(クアイタンチョン)と呼ぶ。

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参考 National Geographic news: 5億年前の奇妙な新種化石を発見!全身棘だらけ

エディアカラ紀・カンブリア紀の生物 (生物ミステリー (生物ミステリープロ))
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nature [Japan] July 2, 2015 Vol. 523 No. 7558 (単号)
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ダークマターの正体は中間子か?新理論で南部・湯川粒子と酷似するSIMP粒子

2015年08月07日 | サイエンスジャーナル

 ダークマター(暗黒物質)の正体に新説

 宇宙の80%を占める存在、ダークマターの正体は謎である。

 ダークマターの正体については、ブラックホールや惑星などの天体説、ニュートリノ、ニュートラリーノ、アキシオン、ミラーマター、グラビティーノなど様々な粒子説があげられている。 今回、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙機構(Kavli IPMU)の研究チームが新しい説を提唱した。それはSIMPという粒子。

 これまで、ダークマター同士は互いをすり抜け反応しないと考えられていたが、SIMP粒子は、パイ中間子が相互作用するのと同種の強い相互作用をする。

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参考 サイエンスポータル: ダークマター理論に新成果!湯川粒子と酷似

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世界を変える!新・遺伝子操作技術“ゲノム編集”とは?遺伝子組換えより成功率高く

2015年08月06日 | サイエンスジャーナル

 注目される遺伝子組み換え「ゲノム編集」

 遺伝子工学(Genetic engineering)は、遺伝子を人工的に操作する技術を指し、特に生物の自然な生育過程では起こらない人為的な型式で行うことを意味している。遺伝子導入や遺伝子組換えなどの技術で生物に遺伝子操作を行う事を一般に指す。

 最近注目されている遺伝子工学の一つに“遺伝子編集(ゲノム編集)”というものがある。ゲノム編集(Genome Editing)とは、CRISPR/CasシステムやTranscription Activator-Like Effector Nucleases(TALEN)等の技術により遺伝子特異的な破壊やレポーター遺伝子のノックイン等を行う新しい遺伝子改変技術である。

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参考 NHKニュース :遺伝子操作技術“ゲノム編集”が世界を変える クローズアップ現代:いのちを変える新技術ゲノム編集最前線

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細胞工学 13年5月号 32ー5 特集:ゲノム編集革命
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これは何?謎のゼリー玉が大量漂着、クラゲのような姿、その意外な正体とは?

2015年08月05日 | サイエンスジャーナル

 クラゲではない、サルパとは何?

 動物というと動く物と書く。植物との大きな違いだ。しかし、動物でありながらほとんど動かない動物というと興味がわく。

 水中の神秘、尾索動物のサルパは海の中を浮遊する生き物の仲間だ。透明なゼラチン質に包まれたその体はキュルっとしていてみずみずしく興味をそそる生き物なのだが、有性世代になると、連なりあいながら巨大なコロニーをつくる。

 サルパは世界で一番成長が早い多細胞生物だ。彼らの一部の種は1時間で全長の10パーセントも大きくなることがあるという。筋肉の力によって海中を進み、体から水を押し出しながら泳いだり、エサである植物性のプランクトンを体内に取り込んでいる。

  カナダのオーバートン、ジョンズ・コーブではサルパの群れがビーチを埋め尽くしている時があるという。 カナダの漁業海洋省の科学者たちによると、サルパは冷たい水よりも暖かい水中の方が早く成長するという。繁殖するための重要な条件は、水温よりも食糧ということで、エサとなる植物性プランクトンが大量に発生すると、それに付随してサルパも大量発生するようだ。

 サルパの一生は複雑で、有性世代と無性世代を繰り返しながら生きている。有性世代のときは連鎖して泳ぎ、卵を産む。 反対に卵から生まれた無性世代のときは、一人で静かに漂っている。 やがてその無性世代は有性のクローンを生み出し、連鎖するという。

 適した環境下ならその繁殖力はとても強く、あっという間に大量のクローン群ができるそうだ。1匹のサルパは10センチ程度だが、クローン化し連なると時には数メートルにもなるという。

 2014年には、大西洋の北西沖で複数のサルパの大量集団が発見されたそうだ。カナダの北西大西洋では、秋になると頻繁に局部的なサルパの群が観測されてた。特に水温の高いところでは発生率も高かったという。

 サルパは時々大量発生して漁網を目詰まりさせるので、漁師にとってはやっかい者だが、サバやカワハギなどの我々の食卓に上がる魚や、マンボウ、ウミガメなどにとっては大切な餌の一つであり、海の生態系をしっかり支える生き物なのだ。

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参考 National Geographic news: 謎のゼリー玉が漂着、その意外な正体とは

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驚異!海底下2500m およそ2000万年前の地層にも微生物(古細菌)の群れ!

2015年08月03日 | サイエンスジャーナル

 中国が東シナ海でガス田建設

 菅義偉官房長官は7月22日の記者会見で、中国の南シナ海の岩礁を埋め立てに続く、東シナ海での権益強化を「極めて遺憾だ」と猛批判していた。

 中国が2013年6月以降に新設したプラットホームや土台は12基に上り、既設の4基を加えて16基。うち5基はこの1年間で増設されていた。

 東シナ海のガス田は、地下で日中中間線の両側に広がっている可能性が高い。このため、日中両政府は2008年6月、ガス田の共同開発で合意していたが、中国によるプラットホーム増設は合意違反といえる。これを放置すれば、日本の資源が奪われる恐れがある。

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参考 マイナビニュース: 海底下2500mに微生物の群れ青森県・八戸沖

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意外!アンモニアが燃える?燃料電池で大規模発電!水素エネルギーキャリア

2015年08月02日 | サイエンスジャーナル

 “水素社会”の実現に向けた課題「エネルギーキャリア」

 CO2を排出しないクリーンエネルギーとして、水素(H2)の注目度が高まっている。現在国をあげたエネルギー革命が進行中だ。経済産業省がまとめた「水素・燃料電池戦略ロードマップ」によると、水素・燃料電池関連の市場規模は日本だけで2030年に約1兆円、2050年に約8兆円に拡大する。

 水素を燃料とする家庭用燃料電池(エネファーム)は日本企業が世界に先駆けて商品化しており、既に国内設置数は10万台を突破。2014年末には「究極のエコカー」と称される燃料電池車(FCV)がトヨタ自動車から発売された。

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参考 サイエンスポータル: アンモニア燃料電池で最大規模の発電 スマートジャパン: CO2フリー「アンモニア発電」を実用化へ

 

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NASA、地球に「最も似ている」太陽系外惑星 “Kepler452b”を発見!

2015年08月01日 | サイエンスジャーナル

 ハビタブルゾーン(HZ)とは何か?

 ハビタブルゾーン (HZ) とは、惑星がその表面に液体の水を持つ、恒星の周囲の理論上の空間である。液体の水は地球の全ての生態系にとり不可欠だとみなされており、エネルギー源の次に、生命の最も重要な要素だと考えられている。

 太陽と地球との距離1億5千万kmの距離が、水が液体で循環するちょうどよい距離とされ、この距離をもとにハビタブルゾーンが決められている。

 米航空宇宙局(NASA)は23日、太陽より少し年上の恒星の周囲を公転する、「地球のいとこ」のような惑星を見つけたと発表した。2013年に観測を終了した宇宙望遠鏡ケプラーの観測データの分析で判明した。

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参考 National Geographic news: 地球に最も似ている太陽系外惑星を発見

地球のいとこ Kepler-186f: NASAのニュースリリースを読む
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地球惑星科学入門 第2版
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