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大量のサンショウウオが小学校のプールに100匹も!日本の固有種・絶滅危惧種「カスミサンショウウオ」発見!

2017年06月07日 | サイエンスジャーナル

 大量のサンショウウオが小学校のプールに

 学校では冬の間プールに水を貯めておく。水を抜いている間にプールの壁や底が傷むことがあるからだ。毎年初夏、プールの季節が始まる頃に水を抜き、掃除をし新しい水に入れ替える。

 佐賀県唐津市の名護屋小学校では今年もプールの水を抜いて、掃除をしようと覗いてみたところ、なんと環境省のレッドリストで、絶滅危惧種に指定されているカスミサンショウウオが、大量に泳いでいるのが発見された。専門家は、近くに生息するカスミサンショウウオが産み付けた卵から、繁殖した可能性があると指摘している。

 カスミサンショウウオは、西日本に生息する体長10センチほどの小型のサンショウウオで、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。5月25日に見つかったのは、体長がいずれも3センチから5センチ程度で、成長の過程にあるとみられ、子どもたちが、プールに入って捕獲した結果、およそ100匹が確認された。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 NHK news: 大量のサンショウウオが小学校のプールに

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木星の意外な姿、探査機「ジュノー」の極地観測で判明!巨大嵐、雷、オーロラ、大赤斑...謎多き巨大惑星

2017年06月06日 | サイエンスジャーナル

 謎の多い巨大ガス惑星「木星」

 木星は、太陽系の惑星の中で一番大きな天体だ。直径は、地球の約11倍。質量は地球の318倍もあるので他の惑星7つを足しても木星の半分の質量にもならない。

 木星は、地球や水星、金星、火星のような岩石型惑星ではなく、ガス型の惑星だ。そのほとんどは水素でできている。木星の中心には、岩石の核があるのではないかといわれており、そのまわりを液体の水素、気体の水素が取り巻いている。木星は、その大きさの割には回転が速く、自転速度は1周するのに10時間ほど。だから、遠心力が強く、やや横に膨らんだ楕円形となっている。

 天体観測を趣味としている人はよくご存知かもしれないが、木星には美しい縞模様がある。この縞模様の正体は何だろうか?

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 CNN news: 木星の意外な姿、探査機「ジュノー」の観測で判明

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新たなる“地球温暖化“物質発見!浮遊する黒色酸化鉄粒子が「化学カイロ効果」で地球を加熱している?

2017年06月05日 | サイエンスジャーナル

 地球温暖化物質といえば?

 地球温暖化といえば、思い出すのは温室効果ガスである。最近では二酸化炭素だけでなく、シベリアやアラスカなどの氷が解けることによって発生するメタンガスの温室効果が問題になっている。

 また、地球大気に浮遊する微粒子(エアロゾル)のうち、黒い物質からなる粒子は、太陽光吸収により大気や雪氷面の加熱をもたらす。黒い粒子による加熱は、気候全体の温暖化の一因となるだけでなく、降水量や雪解け速度など水循環にも影響を及ぼす。これまで人為起源の黒い粒子としては、化石・バイオ燃料燃焼時に放出される主に炭素から構成されるもの(炭素性粒子)があった。

 今回、東京大学大学の研究グループは、大気の成分を分析することで、黒色の酸化鉄粒子が存在することを発見。同時に、観測データに基づいた理論計算から、この黒色酸化鉄粒子が大気加熱効果をもつことが分かった。この結果から、地球温暖化の一因となる黒い粒子として、炭素性粒子だけではなく、黒色酸化鉄粒子も問題であることが分かった。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 東京大学プレスリリース: 人為起源の黒色酸化鉄粒子による大気加熱効果

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なんと!日本産の栄螺(サザエ)に学名なく「新種」であることを発見!貝類学者が中国産と混同

2017年06月04日 | サイエンスジャーナル

 タウリン・アルギニンなど栄養豊富な「栄螺」

 サザエといえば「つぼ焼き」がおいしい。旬は初夏から夏。地元には江ノ島ゆかりの江ノ島丼があり、これは甘めの出汁で煮たサザエの身を刻んだものを卵で綴じ、白飯の上に載せた丼料理。鶏肉と鶏卵を用いた親子丼の、鶏肉がサザエの身に代わったものと思えば間違いない。神奈川県藤沢市の江ノ島にある「ハルミ食堂」が発祥とされ、島内や周辺の飲食店などで販売されている。

 サザエは栄養も豊富だ。サザエは、サザエ科リュウテン属の巻貝。殻高は最終的に12cm程度になり、殻はゴツゴツしていて重く、食べるエサ(海藻)の影響で縁や褐色などが混じった複雑な模様になる。成長につれて殼に突起(角)を生じるが、大きさや密度はそれぞれ異なり、中には全く角をつけないものもある。角のない若い個体は「姫さざえ」と呼ばれている。

 カロリーは100gあたり、生で89kcal、焼いて97kcal。主な成分としては、タンパク質、ビタミンA(βカロテン、αカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12 、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、ヨウ素、モリブデン、クロム、セレンなどを含む。

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参考 朝日新聞: 日本のサザエ「新種」だった 学名あったのは中国産

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NTT、"マクスウェルの悪魔"の再現に成功!熱ノイズを巧妙に利用したトランジスタで電流が流れる

2017年06月03日 | サイエンスジャーナル

 マクスウェルの悪魔とは?

 マクスウェルの悪魔(Maxwell's demon)とは、1867年ごろ、スコットランドの物理学者ジェームズ・クラーク・マクスウェルが提唱した思考実験、ないしその実験で想定される架空の、働く存在である。マクスウェルの魔、マクスウェルの魔物、マクスウェルのデーモンなどともいう。 分子の動きを観察できる架空の悪魔を想定することによって、熱力学第二法則で禁じられたエントロピーの減少が可能であるとした。 熱力学の根幹に突き付けられたこの難問は1980年代に入ってようやく一応の解決を見た。

 結論からいうと、それは「マクスウェルの悪魔は存在しない」というものだった。熱自体はエネルギーとして認められているものの、一度混ざってしまったお湯を熱いお湯と、ぬるいお湯に分けることなどふつうは不可能だ。熱の正体は分子の運動量の大小に置き換えられるが、運動量の大きな分子だけを選り分けることができれば、熱いお湯をつくり出すことができる理屈だが、個々の分子の運動量を測定するのにエネルギーを必要とするからだ。そんな、測定器のような「マクスウェルの悪魔は自然界に存在しないだろう」というものであった。

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参考 NTT: 熱ノイズを選り分けて電流を流すことに成功

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約3万年前、石垣島で国内最古の全身骨格発見!日本人南方由来説 3万年前の大航海再現プロジェクト進行中

2017年06月02日 | サイエンスジャーナル

 日本人の祖先を探る大航海

 日本人はどこから来たのだろう?

 アフリカで形成された人類集団の一部が、5~6万年前までには東南アジアに渡来。アジア大陸に進出した後期更新世人類は北アジア(シベリア)、北東アジア、日本列島、南西諸島などに拡散した。シベリアに向かった集団は、少なくとも2万年前までには、バイカル湖付近にまでに到達し、寒冷地適応を果たして北方アジア人的特徴を得た。

 日本列島に上陸した集団は縄文時代人の祖先となり、南西諸島に渡った集団の中には港川人の祖先もいた。1970年、沖縄県八重瀬町で国内最古の全身骨格・港川人みなとがわじん(1万8000年前)が発見される。この港川人を縄文人の祖先とする日本人のルーツ論がある。

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参考 日本経済新聞: 石垣島で国内最古の全身人骨 2万7千年前と推定

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系外惑星の大気の多様性を示す「ウォーム・ネプチューン」発見!ホットジュピター、スーパーアースなどバラエティに富むなかまたち

2017年06月01日 | サイエンスジャーナル

 次々に発見される「系外惑星」

 太陽系外惑星(Extrasolar planet, Exoplanet)とは、太陽系にとっての系外惑星、つまり、太陽系の外にある惑星である。 多くは(太陽以外の)恒星の周りを公転するが、白色矮星や中性子星(パルサー)、褐色矮星などを回るものも見つかっており、他にもさまざまな星を回るものが想定される。

 NASAが2017年2月21日、突如として全世界に向けて驚くべきアナウンスを行った。アナウンスは「系外惑星に関する重大な新事実」であり、地球から約39光年(1光年は約9兆4600億キロ・メートル)先の宇宙で、生命を育む可能性がある惑星が7個も発見されたという内容だった。

 それによると、研究チームは太陽系から、およそ40光年離れた宇宙にある「TRAPPIST-1」と呼ばれる星の周りを、地球と似た大きさと質量を持った惑星が、少なくとも7つ回っていることを突き止めた。7つの惑星は、その質量や、「TRAPPIST-1」との距離などから、表面にもし水があれば、凍ることなく液体のままで存在できる可能性があるほか、うち6つは地球のように岩石などでできた固い表面を持っている可能性がある。

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参考 アストロアーツ: 系外惑星の大気の多様性を示す「ウオーム・ネプチューン」

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