TBA

(仮)

無理難題

2018-06-09 | 本と雑誌


きょうはすっかり晴れて、

さわやかな日。


朝から片づけをしようとしたら、

意外と暑くて午前中でリタイヤした。


ツメ切りは無事に見つかったけど、

片づけてたところとは関係のない、

ぜんぜん思ってなかったところにあったとか。


あとは、買ってきたはずのいんげんがないとか、

食パン買ってきたけど、

牛乳がないとか。


もう週末は外に出る気はない。

というか、また雨降るみたいだから、

買い物行くんだったら、きょうしかなかったんだな。

牛乳はもうあきらめよう。


でも、買おうとしてたみかんはいなかの人が送ってくれたし、

じゃがいももいただいたり、いろいろ助かってよかった。

まあ、さすがに牛乳はもらえないだろうけど。




きのう、ザンバニ号とか調べてたら、

KYLEEさんのED曲聴きたくなったけど、

1曲250円というのは高いのか安いのか。





「21世紀の戦争論 昭和史から考える」を読む。


こういうのを読むと、外交っていうのは、

こちらがゆずれば相手もゆずる、というようなものではないし、

相手の弱みを見つけ出して、ここ一番、効果的な時に、

それをひっぱり出してきて利用するってことなんだなあと思う。


安倍さんが「関与していれば…」という発言をしたのは、

ほんとうになにも後ろ暗いことがなかったからなのだろうけど、

悪いイメージを宣伝することができればいいのであれば、

簡単に利用されてしまうんだろう。

こういうところの危機管理が甘いのかもしれない。


ロシアの「国境」の考え方の違いっていうのもおもしろかった。

バルト三国、クリミヤ、モンゴル、朝鮮半島。

言われてみればそのとおりかも。


旧陸海軍の体質と今の官僚の問題については、

まさに今起きていることそのもののような。


官僚にとって第一は省益であって第二は保身。

文書の改ざんの動機はそれしかない。

政治家のために危ない橋を渡るなんて、やる理由がない。


内閣人事局を作ったのも、

どうにかして官僚をおさえるためだったのだろうけど、

それに対して、政治家の力が強くなりすぎるとの批判は、

たぶんおかしい。

官僚が力を持ちすぎている部分もあるのでは。


政治家は国民の審判を仰がなければいけないけれど、

官僚にはそれはないし、

いったんなってしまえばクビになることはほとんどない。


今回、ちらっとあったように、

野党やマスコミと組んで、

対立する気に食わない政敵の情報をリークして、

追い落とすようなこともやりかねない。


官僚の不祥事で大臣が辞職するというのもおかしい。

上司であって上司ではないわけで。





こういう本を読んでて気になるのは、

じゃあ、日本を守るにはどうすればいいのか、

軍隊なんかなければないほうがいいわけだし、

両刃の剣であることは当然で、

では、それをどうすればうまく使えるのか、ということ。


政治家がきちんを手綱を握れる仕組み、

そしてその政治家を国民がしっかり選べる報道と教育。


改憲反対、というなら、ほかにどういう方法があるのか、

そこが知りたいんだけどなあ。


「対話」でなにもかもが解決できるとは思えない。

それこそ「言うてみるもんやなあ」のノリで、

無理難題を吹っかけてくるような相手に対しても、

「対話」しないといけないもんなのかな。
コメント
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