試合があるのはもちろん知ってた。
見ると、最近はろくなことがないから、
あえて見ないように。
ところが、うっかりチャンネルを合わせたら、
まさかの1-0。
あわてて「きょうの料理」に。
で、見ながらうたた寝してしまって、
あっ、と思ってTVをつけたら、
もう後半の49分。
岡田さんの「あわてるなあ!!」の声が。
あわててメガネをかけなおしたところで、
試合終了。
なにが起こったのかまったく分からなかったので、
試合のハイライトを見ようとしたのだけど、
インタビューが続く。
どうやら、大迫選手が点を取ったらしいことと、
コロンビアがひとり少なくなって、
PKで点が入ったことがだんだんわかってくる。
全部がちゃんとわかったのは、
かなり後になってどっかのニュースで見てから。
勝つ試合だったら初めから見れば、って思うけど、
見たら結果は変わってそうな気がするし、
たぶん、セネガル戦も見られないと思う。
まあ、ほんとに勝ってよかった。
西野さんや香川選手については、
とっくに手のひら返ってる人が多いけど、
協会についてはまだ文句を言う人もいる感じ。
あの時点で監督を替えるっていう、
いままでならできなかった決断ができること自体、
日本っていう国が変わってきたんだと思う。
もしそのままであまりいい結果が出なくても、
それは前監督のせいにしてしまえば、
自分たちの責任は逃れることができるんだし。
こうやって全責任を負わなければいけない形で、
監督更迭をするっていう決断は、
なかなかできないことなんではないかな。
いまの会長さんがドーハの時にスタジオにいたっていうのも、
やれることはとにかくやらないとっていう、
判断につながってるような気もする。
結局、いまの日本には、
ヨーロッパのトップリーグで活躍している選手が、
たくさんいるわけで、
その顔触れを見れば、そんなに悲観することもないはず。
それがなんであんなことになってたかというと、
やっぱり日本を知らない、アジアのことも知らないシェフが、
素材の良さを生かそうとしなかったからなのではないか、と。
ハリルさんがずーっとメンバー選考をしてたのも、
自分のやりたいサッカーにあう選手を探していたように見えて、
今いる日本選手のいいところを生かそうとしてた感じは、
あんまりなかったような。
いまの選手たちには、世界で戦ってきた能力も経験もある。
選手たちを組み合わせて実力をうまく発揮させた上に、
これまで培ってきた対戦相手への情報収集力と分析能力を活かす。
それがうまくできるのは、
やっぱり日本人の監督なのかも。
たしかに欠けている部分も多いけれど、
それを外国人の監督なら「簡単に埋めてもらえる」と、
甘えていた部分もあったのかもしれないし。
ナショナリズムだとかガラパゴスとか言われようが、
やるべきことは、ちゃんと自分たちでやらないといけないんだから。
まあ、1戦目が終わっただけだから、
まだまだ喜んでばかりではいられないんだけど、
セネガルとポーランドを見て…
やっぱりどっちも簡単な相手ではなさそう。
2点目はなんていいっていいのかわからないけれど、
1点目のOGも右サイドの競り合いで、
ちょっと軽い対応をしたところから始まってるのがおそろしい。
少しのミスも許されない相手。
90分間きっちり戦わないとダメなんだろうな。
「大迫半端ない」がまたブレイク中。
(ワッキーさんのTシャツってアリなのかな?)
本人さんがいいならいいんだけど、
ムリに「激レアさん」とかには出さないであげてほしい。
あと、本田選手の「結果にコミット」は、
意外と誰かがツッコんであげた方が…?