LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

母べえ

2009年01月09日 | 映画

 山田洋次監督「母べえ」を観た。吉永小百合ファンのための映画。強く美しく優しい母30代? の役をこなす彼女はさすがといえばさすがだが、さすがに辛いものがある。監督から見れば十分OKなんだろうが、若い人はどうなんだろう。気立てよく、美しい女性は立派な夫を持ち常に、どんな境遇にあっても助けてくれる男が次々登場し、子供達は立派に成長、みんなに看取られながら死んでゆくというストーリー。監督の主張? 母たるものこうあるべし。これが母だ。母なくして子は出来ぬ。最後はほんとだ。
 家人の評、つまらん。そうでしょうなー、同感です。1945年生まれの彼女、クロールで泳いだ。さすが女優、鍛えてるんだな~。森光子(1920年生まれ)の宙返り、じゃなかった後転か? も感服です。吉永小百合1945年、岩下志麻1941年、十朱幸代1942年、三田佳子1941。女優はどうして、化け物のように若いんでしょうか? 教訓、男子たるもの金持ちになるべし、女優を嫁にすべし、かな。庶民は銀幕で満足すべし。

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