LUSTYHOUSE

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環境問題はなぜウソがまかり通るのか

2009年10月15日 | おしゃべり

 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」という刺激的なタイトルの本がある。「たかじんのそこまで言って委員会」に作者(武田邦彦氏)が出演して、知った。面白そうな学者なので、早速amazonで購入。現在パート3まで出ている。かなり売れたらしい。とんでも本の類(たぐい)と思っていたが、庶民のささやかな疑問に明快に解答する。信憑性の判断は読者にゆだねられているわけだが、検証出来るわけはない。
 そもそも人間(人類全体として)は、いかなる場合も止まることはあっても、歩みが後退することは無い、と思う。つまり最後まで突き進む生き物。生き物は例外なくそうかもしれない。無くなるまで食べ尽くす。無くなれば移動する。移動できなければ滅びる、の繰り返しで多くの生物が絶滅した。棲み分けでなんとか多様性は維持できてるが、人類は多様化できない。技術革新で生き延びるほか無い、とは作者の言。
 いっとき、もったいない思想が蔓延したように見えたが、ちょっと経済が傾くと政府上げて消費、消費のオンパレード。やっぱり行き着くところまで行くのだろう。

■それでは内容の一端を紹介
1.地球はほんとに温暖化しているのか
2.二酸化炭素は温暖化の原因か
3.ダイオキシンは猛毒か
4.ペットボトルはリサイクルできるか
5.レジ袋はムダなのか
6.京都議定書で環境は守れるのか。京都議定書はフェアか
7.リサイクルは本当に環境に良いのか
8.水位は上がっているのか
9.分別収集でゴミは減るのか
10.ゴミを分けても資源にはならない
11.日本の水田に撒かれたダイオキシンの量はベトナムの8倍だった
12.ダイオキシンの中毒患者は一人もいない
13.温暖化より寒冷化の方が恐ろしい
14人類最大の問題は食糧だ

 地球上ではこれまで全球凍結もあったらしい。氷河期など経験したくない。もっとも平均気温で7度下がれば氷河期らしい。寒いより暑い方がまだまし、と考えるのは私だけだろうか。ま、程度問題ではあるが。
 リサイクル、ゴミの分別収集、レジ袋有料化、ゴミ有料化。従うほかないが、科学的に正しいことが前提となることは言うまでもない、といいながら言う。我が家では生ゴミ処理機を常時2台使用する。従って処理できる生ゴミは捨てない。昨年2台とも買い換えた、羽根が折れたのだ。県によっては補助が出るらしいが、広島県にはない。ところが、広島市が2009年6月から、家庭用生ゴミ処理機・たい肥化容器などの購入補助制度を実施。補助金額(電動生ゴミ処理機:購入費用の1/2程度※上限2万円)(生ゴミ堆肥化容器、ミミズ購入:費用の2/3程度、上限4,000円)。
 ったく、遅いのよ。だが広島市ちょっとせこいぞ。他県の生ごみ処理機の助成金一例を見よ。
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