LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

小磯良平

2010年03月22日 | おしゃべり

 マルスの石膏が我が家にある。小磯良平の芸大にあるマルスの石膏デッサンに惚れて、結婚祝いに所望したものだ。まったく失礼だが誰からもらったのか、思い出せない。家人の友人達から贈られたものだった。
 小磯の描く人物は顔が似ている、きっと好みの顔があったのだろう。同じモデルかもしれない。作品のポスターを入手したので描いてみた。日常的に絵を描く習慣はなく、壁が殺風景なら絵も描く。といっても30年以上油絵は描いてない。MACを使うようになってから絵の具を出すのさえ億劫になった。絵を描くのは楽しくはないからだ。ゴミを作っている、という恐怖と緊張に耐えられるのは、抑えきれない情熱を持ち、自分を信じることの出来る人間だけだ。絵を描く人間はあまたいるが、新しい見方を発見し提示できる人はそうはいない。画く意味を見いだすのは当然ながらたやすくはない。

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