閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなりましたが、近くで楽しい仲間との歌を楽しみます。

甲州石班澤(こうしゅうかじかざわ)

2020-07-16 07:19:46 | 葛飾北斎 富嶽三十六景

第36作目の甲州石班澤です。

山梨県南巨摩郡 鰍沢

石班澤(鰍沢)は、釜無川と笛吹川などが合流して富士川の荒波となります。
岩に波がぶつかり激しく泡立っています。

 荒波とは対照的に岩場で漁師が黙然と一人網を打っています。

 漁師の背中から頭、そして手元からピント張った網へとつながり、三角形を描いています。

 その相似形が遠景の裏富士として描かれています。

 緊張感をもって網を打つ孤高の漁師に対して、岩場で魚籠をのぞく子どもが全体の張り

 つめた感覚をやわらげております。

初摺は藍一色に摺られ、北斎の藍摺の中でも最高傑作と評されていますが、後摺では

 雲間に橙色が引かれるなど色数が増やされています。 

少しアップしました。

原画です。

解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。

http://fugaku36.net/

絵を観て川の波が前の神奈川の大波とは作り方を変えないとダメと判りました。

波の高さは原画より大きくなりましたが、我が技術と紐の限界でした。

漁師は楽しく作りました。横で子供も釣りをしているようです。

富岳36景という題目ですが、実際は46景までありました。

売れ行きがよくて続編になったんでしょうね。

 

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「虹の日」

2020-07-16 06:16:51 | 今日は何の日

今日は「虹の日」、素敵なネーミングですね。

どこかで雨が降っているなんて思うと興ざめでしょうか。

やはり語呂合わせのようです。

以下はネットにあった説明です。

デザイナーの山内康弘氏が制定

日付は「なな(7)い(1)ろ(6)」(七色)と読む語呂合わせと

梅雨明けのこの時期に空に大きな虹が出ることが多いことから

人と人、人と自然、世代と世代が七色の虹のように結びつく日」

している

また「先輩世代が後輩世代をサポートする日」との意味合いもある

記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された

この日を中心として、音楽ライブなどのイベントが実施される

びっくりするような虹が沢山ありますね。

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