今日は「愛酒の日」という、愛飲家にとって何とも嬉しい日です。
最初に覚えた日本酒は長野の「真澄」でした。
こんなにフルーティなお酒がと感動したものです。
会社時代はいろんなアルコールを試しましたが、酒と魚が一番
よろしいようです。
以下はネットにあった説明です。
https://youpouch.com/2017/08/24/454454/
お酒好きのみなさんに、朗報がありま~す! 本日8月24日は「愛酒の日」。
お酒を愛してやまなかった歌人・若山牧水(わかやまぼくすい)の誕生日が
1885年のこの日であったことから、「愛酒の日」となったという経緯がある
ようです。
「人の世に たのしみ多し 然れども 酒なしにして なにのたのしみ」など、
若山牧水は酒にまつわる歌を多く発表しています。
“のんべえ” 歌人が生まれた日なんだもの、やはり同じ酒飲みとしてはお酒を
飲まずにはいられませんっ。まだ週末ではないけれど、記念日を言い訳に
して、今日は美味しいお酒に舌鼓を打ってもいいのではないでしょうか♪
【自然と酒を愛した歌人、若山牧水】
そもそも「愛酒の日」が生まれるきっかけとなった若山牧水という歌人は、
どんな人物なのでしょうか。
牧水は宮崎県東臼杵郡東郷村生まれ。早稲田大学在学中から作歌、執筆活動
に入ります。若い頃は人妻との道ならぬ恋、友人である石川啄木の死、家業
を継ぐよう故郷に連れ戻されるなど、苦悩多き日々を過ごしたようです。
当時の代表作に青春の哀歓を歌った歌集『別離』があります。
その後は沼津の自然と風土に魅せられたことをきっかけに、一家をあげて
移住。1928年に43歳の若さで亡くなるまで、歌集「山桜の歌」を発表する
など精力的に活動していたのだそうです。千本松原の保存運動を行うなど、
お酒と同じくらいに自然をも愛した方だったようですよ。
【いくら酒好きとはいえ…1日1升は飲みすぎぃ~!】
それにしても気になるのは、43歳という若さで命を落としているという
こと。
菊の司酒造のホームページによると、1日1升の酒を飲んでいたといわれて
いるらしく、主な死因となったのは肝硬変だったのだそうです。
「真夏に亡くなったのに死体から腐臭がしなかったので、医師に“生きた
ままアルコール漬けになったのでは” と思われた」なーんていう逸話も
あるんですって。
やはり、いつの世も「お酒はほどほどに」が鉄則なのかもしれませんね。
お酒が美味しくいただけるのも、健康な体あってこそですし……!
【最後は「お酒の美味さを詠んだ句」をどうぞ☆】
それでは最後は、牧水さんがお酒について詠んだ歌で締めくくることに
いたしましょう。
「白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり」
しみじみと、歯にしみいるほどの至極の一滴……。秋の夜に吹く気持ちいい
風と相まって、さぞかし美味しいお酒だったであろうことが想像できる歌
です。かつて牧水さんが過ごした至福の時を思い浮かべて、今夜は日本酒で
一杯やることにしましょうかね☆