青森県八戸市が制定。また、大阪府豊中市に本社を置き、サバを専門に取り扱う「株式会社鯖や」も「サバの日」を制定。
日付は「サ(3)バ(8)」と読む語呂合わせから。「鯖や」では、多くの人にサバについて興味・関心を持ってもらい、日本人が古来から恩恵を受けているサバへの感謝を示すとともに、サバについて深く考える日とすることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社では、脂の乗った「とろ鯖」を使用し、口の中でとろける触感が特徴の「とろ鯖棒寿司」などを販売している。
リンク:鯖や
この日を中心に、東京・世田谷区のグルメスポットとして有名な経堂の商店街では、「八戸サバまつり」が開かれ、八戸前沖さばを使ったメニューなどを楽しむことができる。
リンク:八戸サバまつり
サバについて
サバ(鯖、Mackerel)は、スズキ目サバ科サバ属などに分類される魚の総称で、世界各地で食用にされる。日本近海ではサバ属のマサバ(真鯖)・ゴマサバ、グルクマ属のグルクマ、ニジョウサバ属のニジョウサバ(二条鯖)の計4種が見られる。
日本の太平洋各地で水揚げされるサバは秋が旬で、「秋サバ」と称される。太平洋沿岸を回遊するサバは、伊豆半島沖で春頃に産卵し、餌を食べながら北海道沖まで北上する。その後、産卵のために南下を始める時期が9~10月頃であり、その時期のサバは脂肪が身に入り込み、身も締まって風味は格段に上がる。特に八戸沖で水揚げされる「戻りのサバ」は最良とされている。
サバの主な水揚げ漁港は、銚子漁港(千葉県)、石巻漁港(宮城県)、焼津漁港(静岡県)、博多漁港(福岡県)、境漁港(鳥取県)である。
マグロやアジなどと並んで世界的に消費量の多い魚であり、焼き魚、鯖味噌、鯖寿司、しめさば、なれ鮨として多く食べられる。福岡県博多地方の「胡麻鯖」のような郷土料理も各地にあるほか、缶詰にされる煮鯖も多い。鰹節と同様の「鯖節」(さばぶし)にされることもある。
ブランド鯖として、豊予海峡(速吸の瀬戸)で漁獲され、大分県大分市の佐賀関で水揚げされる「関さば」、宮城県の金華山沖で漁獲され、石巻漁港に水揚げされる「金華さば」、神奈川県三浦市の松輪漁港に水揚げされる「松輪サバ」(黄金のサバ)などがある。
リンク:Wikipedia
東京都葛飾区青戸に本社を置き、カプセル玩具「ガチャ」の自動販売機および商品の販売などを行っている株式会社ペニイが制定。
日付は同社の創立記念日である1965年(昭和40年)2月17日から。
同社は日本で初めて「ガチャ」を導入した会社である。年齢・性別を問わず幅広い人々に愛されている「ガチャ」の魅力をさらに多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2019年(平成31年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
ガチャについて
「ガチャ」は「カプセルトイ」とも呼ばれ、何が出てくるか分からないのが楽しい「手のひらサイズのサプライズ商品」である。
そんな「ガチャ」は高度経済成長期の真っ只中の日本において、初めて導入された。それはペニイの前身である株式会社ペニイ商会によるもので、アメリカから輸入し、日本に上陸した。
1965年に町の小さな店の片隅に日本で初めて「ガチャ」の自動販売機が導入された。初期は10円機が主流だった。
小さなカプセルがぎっしり詰まったマシンに子ども達はみんな釘付けになった。ここから「ガチャ」の歴史が始まり、今では子どもから大人まで幅広い世代に愛される商品となっている。
関連する記念日として、8月8日は株式会社バンダイが制定した記念日「ガシャポンの日」となっている。