何とか、第6作目完成です。
青山円座松(あおやまえんざのまつ)
東京都渋谷区神宮前・龍巌禅寺
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
円座の松は、原宿村の龍巌寺境内にあった名木です。
江戸近郊の名所としてこの寺と松は知られており、「江戸名所図会」にも
紹介されて います。
参詣者は寺の広い庭園を散策してこの松を鑑賞しました。
北斎は、富士を三角形に描いて、大きな笠松を小山のような半円に描き、
北斎は、富士を三角形に描いて、大きな笠松を小山のような半円に描き、
対照させています。
松葉の中で掃除する人の手足、父親が子どもを手ぬぐいで引っ張って坂を上る姿など、
細かく描かれています。
築山の上で賑やかに酒宴が催されています。景色よりも酒のようです。
少し角度を変えました。
原画です。
次は、下目黒です。落語で、目黒のサンマの話がありますが、当時は丘陵地帯
だったようです。