神奈川県警本部ガソリン入札 応札業者限定的
2/12 燃料油脂新聞より
入札条件に「川崎から横須賀、相模原、小田原など25の拠点に対して、半径3km以内に1ヶ所以上の給油所があり、拠点がない地域については、政令指定都市は区ごと、その他は市、郡ごとに1ヶ所以上の給油所があること」と記されており、同条件を満たす一般の販売業者は皆無といってよく、実質的に入札に参加できるのは広域に販売チャンネルを持つ元売販社など、ごく一部に限られる。
「県内全域で店舗展開をしているのは元売子会社かフリート系くらいのもの。あとは元売が直接契約するくらいしか考えられない。いずれにしても地場業者には関係のない話」
しかし、元売も乗り気とは限らない。
「系列の特約店や販売店への根回し、要請の手間などを考えると腰が引ける。
条件のひとつである“クレジット機能なしの給油カード800枚の発行”も負担になる」と本音を明かし
「エイペックの警備車輌への給油契約と同様に、元売子会社が対応するというのが一番考えられる線。
一般の特約店が発券店値付けカードを発行して売上ベースで管理、各地での給油は同系列の他SSに代行してもらうことで全県を網羅することは可能かも知れない。
ただ代行手数料を給油店に払いつつ、落札出来る単価を提示出来るかは疑問」
現時点では応札の状況は明らかでは無いが、入札に参加できる販売業者がごく一部に限られた場合、入札の目的のひとつである「競争」が阻害される可能性もあり、今後の流れが注目されるところだ。
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記事には関係ないんだけど、以前のアルバイトの子からこんなハナシを聞きました。
以前バイトしていたX市のガソリンスタンドは警察署との契約がありパトカーが給油に来ていた。
その際「端数無し」で給油しなければならなかった。
もし端数が出てしまった場合は、数字を合わせる為に別容器(※消防法適合携行缶では無いペール缶)に給油した。
(23.01リッターで満タンになったとしたら24リッターにする為にペール缶に0.99リッター入れたってことです)
「その缶に入れた分はどうしてるの?」と訊くと、「ペール缶が一杯になったらパトカーに積んで持ち帰っていた」とのこと。
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「端数無しで」っていうのは、伝票の処理をし易くする為なのでしょうね・・・
消防法に適合していないペール缶で持ち帰ったガソリンは、(個人所有の自家用車に入れるなどという不正行為はせずに)もちろんパトカーのガソリンが減ったときにそこへ注ぎ足しているのでしょう。
きっとそうだと信じましょう!
税金で購入したガソリンを個人的に流用するなんてこと、正義の味方の警察官がするワケがない!!
・・・でも、このご時勢だ・・・
誤解されるような、紛らわしいことは止めておいた方が良いんじゃないのかなぁ~~~?
PS
「端数無しで」
トラックなんかの大きなタンクで給油口の直径も大きな場合はイイケド・・・
軽自動車で給油口もノズルを入れたら殆ど隙間が無くなるような場合は液面が見えないからね。
車によっては自動ストッパーが働いて給油が止まった時点で、口のすぐそこまで満タンになっているのもあるから、そんな車のときにコンマ01なんて数で止まったら焦るよ。
それを端数無しまで入れようとしたら溢れ出す確立が非常に高い。
しかもマージン数円しかない発券店値付けカードでエラソーにそれを言われると、私は顔で心の内を表現します(爆)
(溜息)
端数無しを指定してくるところって、給油管理表みたいなものに記録してる場合が多い。
大体いつも何リッター入ってるか分かると思うから、「端数無しで」ではなく「○リッターで」という注文の仕方をしてくれるとありがたいのだ。
今も雪が降っています。