元売のコスト削減策 業転購入の誤解与えかねず
コンタミ防止装置 未装備車問題を放置
2/24 燃料油脂新聞より
【大阪】近畿地区の運送業界では、ローリーの無印化が進んでいる。
大阪府内の特約店社長は
「最近、元売ブランドローリーではない運送会社名のローリーがSSで荷卸しするケースが増えている。
運送会社名のローリーに荷卸しされると、近隣業者やSSのお客に業転を購入しているといった誤解を与えかねない」と不快感を露にする。
ローリー業者筋によると、運送会社と元売の契約は入札形式が一般的になってきており、
1月から3月、4月から6月などと期間入札で専属契約しているケースが多いという。
期間入札で落札すれば実際の配車の多少にかかわらず、この期間は一定の契約金が受け取れていたが、
最近は配送実情に応じた出来高契約に変わってきているという。
元売が実配車に対する支払い方法に変えてきたため、ローリー会社は他社配送も行って配送効率を高めざるを得なくなった、
結果、ローリーの無印化が進んでいる。
またローリーの無印化は車輌に対する元売の各種規制から自由裁量になり、
運送会社による独自の車輌合理化を可能にしローリーの軽装備化にもつながっているという。
同筋は
「ローリーの無印化による配送効率化と車輌ローコスト化は、ローリーの装備削減につながり、
コンタミ防止装置などの未装備車の解消を遅らせている」と問題点を指摘している。
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合理化も効率化も、行き過ぎると弊害が出てくるんだよね。
仕切り方式が変わって、月単位では無く週単位で仕切り価格が変わるようになったから、注文が殺到して配送関係は大変になったと思う。
月単位のときならバラけていたものが、注文が集中するときと入らないときの差が激しいんだと思う。
新・新仕切りになってから、うちの店にもカスタマーセンターから
「明日のローリーなんですが、注文が殺到していて(マーク付)ローリーの確保が難しいので、
無印のローリーで行かせてもらって良いでしょうか?」って電話が掛かってきたことが数回ある。
もちろんお断りして、マーク付きローリーで来てもらったけど・・・
リッター当たり4円もブランド料を乗せておきながら、よくもまぁ“無印ローリーで”なんて言えるもんだ。
( ̄‥ ̄)=3 プンプン
そーいう“お願い”をするなら
「ブランド料は引かせて頂きますので、無印のローリーで行かせてもらって良いでしょうか?」と違いますか?
考えるとしたら、それからでしょうよ(笑)
競争競争で、削減削減で、・・・廻り回って、結局自分達の首を絞めるんだ・・・
それにしても、
ローリーの無印化は浮気組の系列店にとっては好都合だろうね
( ̄Θ ̄;) ムゥー