PBは「元売の都合のいい買い手」 8/4 燃料油脂新聞より
【広島】中国地域でPBとの軋轢が解消できず、手を焼く場面がいまだに散見される。
折り合いがつきそうにない価格問題が根深く残っているためだが、
PBも、もとを正せばれっきとした元売の系列業者。
「実は犠牲者という見方もできるのではないか」との声が市場から漏れる。
規制緩和後、市場がひっそく感を強め、小売業者は行き場を見失うと同時に、よりどころを失った。
系列元売に価格交渉をしても「いやだったらお好きなように」と突き放され「選んだのがPBへの道だった」と振り返る小売業者もいる。
当時、業界には系列を離れ、独立系をめざす機運が一部で高まっていた。
「元売に隷属することをやめて自由の身になる」というものだったが、
こうした大儀をもってPBに転出したのはごく少数の小売業者。
多くは元売との「不和」を理由にあげる。
一方、事情に詳しい関係者は
「特約店が減っても困らないと元売はみていた」と指摘。
そればかりか「系列浄化のためには好機と考えていた」と明かす。
こうして系列を離脱し、PBが地区に根を下ろしていく。
だが元売との縁は切れたものの、
販売を手がける石油製品はすべて元売が製造したものだ。
しかも元売が製造した余剰玉を引き取り販売する形態に変わり、
元売からみたら都合のいい買い手になる。
これを特約店は「系列の犠牲者」とみている。
東日本大震災で生産過剰に陥ったガソリンを処理してくれたのはPBだった。
出荷規制に揺れた特約店からみたら
「一番得したのはPB」だが、
それだけでは推し量れない面も。
「元売は系列とはまた別に、PBをうまく使い分けている」とみる向きが多い。
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その通りだよ。
PBは都合よく使うために必要だからね(笑)
系列浄化がまだしきれていないからPBには今のところ美味しい思いをさせてやっているよ。
目障りな三者店が一掃された暁には、
『系列には安定供給』
『系列玉は品質保証』
ということを、ボクらが大々的に宣伝するつもりだけどね
何年か前に、どこかの販売店がネットで
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」なんていって業転購入を煽ってくれたときは
目論見通りの展開に、思わずほくそ笑んじゃったよ(笑)
あ、そうそう・・・
地域で最後まで生き残って残存者利益を~、なんて期待しても無駄だよ。
採算が取れると判断した場所には販社SSをセルフではなくフルで出店させてもらうからね(笑)
by (masumiさん脳内)元売くん
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masumiさんからひと言。
元売は、系列だろうがPBだろうが、流れる先はどっちでも良いのです。
兎に角、玉さえ処理出来れば良い。
でもね
>生産過剰に陥ったガソリンを処理してくれたのはPBだった。
いやいやヾ(;´▽`A``
系列へも系列外へ流すのと同じ条件で流してくれたら、
系列だってPB以上に処理して差し上げるコトは可能だと思いますよ d(-_☆)