masumiノート

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8月8日 「ぜんせき」より

2011年08月09日 | ガソリンスタンド



官公需適格組合の重要性 

 3月11日に、突如として発生した東日本大震災。

この地震の影響で、関東各地の元売精製設備や油槽所、ローリーなどの稼動がストップし、一時的な燃料供給支障が生じた。

 SS現場では、不安を感じた消費者がSSに殺到。

 競争入札で、地方自治体などに納入していた大手県外業者らにも供給支障が生じ、
石油製品納入が滞った地方自治体は地場の石油販売業者や石油組合に対して、相次いで緊急の納入以来を行い、
関東各地の地元業者は、地域の為に優先的に緊急車両や地方自治体などに石油製品を納入した。

 

しかし、時間の経過とともに地方自治体では“喉元すぎれば~”の言葉通り、
競争入札を復活させ、安値納入を繰り返す大手県外業者らが落札し、再び納入を開始し始めている。

 

「安値落札を助長する競争入札では今後、このような緊急時の供給はできなくなるだろう」

と警鐘を鳴らし、地場業者が中心となった“官公需制度”の重要性を訴える声が高まっている。 

 

 

 

市場無視の一般競争入札

 「千葉北警察署のレギュラーガソリン入札価格を見る度に溜息が出る」

こう語るのは千葉県の特約店幹部。

 

大手フリート業者が常に安値で落札しているが、その価格は一般的な仕切価格を下回るようなケースも散見されるため、
不当廉売ではないのかと公取に提訴したが結果はシロ



非常時貢献に冷淡な対応 

栃木では震災以降、燃料供給不足で県内の石油製品供給体制が混乱する中、
県との防災協定に基づいて、那須塩原市内の組合員SSを医療機関向けの給油SSと指定し、給油活動をいち早く展開。

また村上芳弘理事長も深夜にもかかわらず地域の病院に燃料を供給し地域医療の機能保全に向けて貢献した。

 

 しかし、官公庁の対応は冷淡。

「県庁の納入価格交渉で県側はセルフSSの安値看板価格を言い出し始めている。

普段は安いセルフを使っておきながら非常時だけ燃料供給を要望するのはおかしい

と怒りをあらわにする。

 

 

地域への利益還元を
地場の業者を活用することで雇用の確保や税金徴収に繋がる。





新・新仕切り価格体系の現状と課題

 

20104月にコスモ石油、6月に新日本石油とジャパンエナジー(当時)が開始した、

いわゆる「新・新仕切り価格体系」

 

この4月からはJX日鉱日石エネルギーが「後決め方式」を中止するなど、若干の改定を経て現在に至る。

 

「透明性」を掲げて導入された仕切り方式も、販売業界では現在、「透明性を失った」と疑問視する声も聞かれる。

 

また、いわゆる「ブランド料」の値上げにより、業転・系列格差は拡大し、

市場における系列SSの競争力低下が指摘されている。

 

 

透明性の喪失が招く「終わりの始まり」

 

 

決め手不明な先行指標

 

 

高まる“情報開示”の声

 

 

唯一の指標?EM外販

 

 

導入1年 現状予見する提言も

 

 

失われた透明性復活を


かきかけ


 


時間のある時に埋めていきますが、取り合えず見出しだけ・・・

それにしても、

「唯一の指標?EM外販」には吹き出してしまいました(笑)
ぜんせき記者さんナイスです(≧ω≦)b