マックのおもちゃの“ピコちゃん”
そこでは蜜は吸えないよ
抜き足差し足で鯉に近づく鳥・・・
(え?いや、それは無理やで)と思いながら眺めるmasumiさん
鯉の横まで来て、一瞬首を動かすも、向きを変えて去っていった。
だよね。
元売憎しでmasumiさんの石頭が更にカチンコチンに凝り固まっていたようです。
(〃 ̄ω ̄〃ゞ エヘヘヘヘ・・・
元修理屋kさんのコメントにも拒否反応だけで返事を返して、咀嚼することをしませんでした。
chaicoさんから「masumiさんは元売り極悪ストーリーに縛られてないですか」とご指摘を受けました。
又色々な可能性があるのではないかと示唆してくれて・・・
chaicoさんに (_ _*)アリガトォ
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先ずchaicoさんのコメントへのお返事から・・・
>仕切り値の違いや業転玉と、セルフの問題は、また別の事かと思いました(汗)
>セルフを選んだのは消費者だと思ったんだよねー。
別とも言えるしそうでないとも言えますね。
消費者がセルフを選んだ・・・これは間違いではないですね。
ただセルフが出来た当初は値段の差も2-3円程度だったし、消費者も、安いから行くというより新しもの好きの方が好んで行くくらいで、フルにそれほどの痛手は無かったのです。(地域により異なるかも知れませんが)
それがいつ頃からでしょうか?
ネットの普及も関係あるのかも?
今ではgogoガソリンが有名だけど、その前からそういうサイトが立ち上がっていたし、マスコミもガソリン価格を報道する機会が増えたし・・・
その頃から販売価格差が広がったのとセルフを利用する人が増えたのが同時進行していったという感じでしょうか・・・。
価格差が2-3円で固定されていたならここまでセルフ利用は増えなかったのではないか、と思うのです。
それから発券店値付けカードはセルフ解禁よりずっと以前です。
私が業界に入った平成9年には既に結構流通していました。
いつから始まったのか、こうちゃんに聞いてみたけど覚えていないそうで、ハッキリしたことは分かりません。
最初は特約店だけが発券できるシステムだったと思うのですが、今ではガソリンスタンドと関係のないカード会社やリース会社がシェアを奪い、それを快く思わない“業界の発券店”が「ガソリンスタンドを運営もしていない企業に利益を奪われている」と文句を言っています。
(発券していない販売店にしてみれば発券しているのが業界内の企業でも業界外の企業でも、搾取されていることに違いはないのですが。)
そして元売も自らインターネットの自社サイト上で発券しています。
これらは規制緩和で参入出来るようになったからだと思いますが、詳しい事は分かりません。
そして、問題の「セルフは元売主導の産物」について・・・・
コメント欄でリンクを貼ったこの四国新聞の記事によると、国内第一号は販売店なんですね。
しかも1998年4月の解禁を待たずして、平成6年(1994年)4月にプリペイドカード方式のセルフ給油を導入。
理由は「大手に立ち向かうため」・・・
消防法13条3項の隙間を突いて許可を得たようです。
(県消防防災課の見解では違法)
そして、 (そのせいで?)消防法が(隙間を埋めるべく)改正され、固定消火設備の設置など(中規模以上のスタンドで3000万円程度の改装費が必要)、又セルフには有人と無人があるが、無人は「危険レベルが従来より高まる」として退け、資格を持った監視者が常駐しなければならない有人方式を採用。
結果的に「規制緩和ではなく規制強化」みたいになった、と・・・・・。
今回の解禁は「消費者の選択肢を増やす規制緩和」を装いながら、実は業界秩序再編の手立てではないかという疑問も浮かんでくる状況だ。
とあります。
・・・先陣を切ってセルフ化を始めたのは販売店だったのですね。
(元修理屋kさんも書いておられましたけど(汗))
それが何者かの陰謀で、そのままの設備ではセルフ化が出来ないようにされた?
ファミレスの前のハンバーガーが拙かった?!
・・・・・で、大手に立ち向かうために先陣を切ってセルフ化にされたこちらのガソリンスタンドですが、
gogoガソリンで見てみると価格が掲載されていません。
ということは、価格競争には勝てていないということですね。
(安値しか載らない)
それから、
予備ブログの「masumi_iのブログ」に2ヶ月ほど前に「元売りというよりは、国と最大計量機メーカーのタ〇ノの癒着を疑う。消防法と計量法で強制的に計量機とPOSを全取り替え、コスト回収する前に廃業。ありえない。」とコメントを頂きました。
この時も(ガソリンスタンドの数が減ることは、法律で定期的に受けなきゃいけない点検代や修理代を失うことに繋がるのだから、それはないだろう)と思い、「癒着は無いとは言い切れませんが、給油所の数が減ることはタ○ノにしてみたら、我々にとって車の台数が減ることと同じだと思うのですが?」とお返事をしたのですが、
それも「セルフ解禁で得をしたのは誰か」という視点で改めて考えてみると・・・!!
ガソリンスタンドの機器メーカーはタ○ノ・トミ○ガ・ト○コの3メーカーで殆どシェアを占めています。
効率の悪い小口配達を切り捨ててセルフ化した販売店があるように、
元売が効率化の為に零細販売店を切り捨てようとするように、
機器メーカーも、一極集中で機器設置出来る大型店が都市部など主要幹線沿いにあった方が助かる?
それにガソリンスタンド淘汰はセルフ解禁以前から分かっていた事で、「その前に、」って考えもアリかも・・・
ガソリンスタンドの数が減るまでの間に、セルフ化に乗じて計量機を売る・・・乗じてでなくて、官民癒着で(?)、主導して売る?!
(-_-;ウーン...
こうして考えてみると今現在大型セルフの殆どが元売子会社や大手の運営であることは確かなことでも、
“セルフは元売主導の産物”と断定することは出来ないですね...σ(^_^;)
元修理屋kさんに(*- -)(*_ _)ペコリ
セルフ化については、
販売店が先陣を切り、消費者に支持されセルフ化が加速するも、消防法改正でハードルが高くなり、結果、元売や大手がセルフ市場で大勢を占めるようになった・・・というところでしょうか。
・・・元修理屋kさん、どないですか?
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初めてご訪問くださった方へ
このブログの現在一番の目的はガソリンスタンド(昔ながらの)が置かれている現状を知ってもらうことです。
ガソリンスタンドカテゴリーの記事を全て読んで頂きたいのですが、あまり一般の方が興味を引く話題でもありませんので、
規制緩和以降のガソリンスタンドが置かれた現状を予備ブログ「masumi_iのブログ」にアップしました。
是非ご一読下さい。
とはいえ、今現在3者店の苦境の最大の原因は「仕入れ値の格差⇔販売格差」であり、
それを是正できるのは元売の施策に掛かっていることに間違いはないと思います。