昨日午後7時頃のお月様
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6月29日 ぜんせき
奈良 地場業者の危機感頂点
県外業者の進出が相次ぐ同県では、地場業者は「もう規制強化でもしてもらわなければ地場のSSは生き残れない」と悲鳴を上げる。
「これで商売をしろというのがおかしい」との疑問の声が上がるほどの安値が何度も確認され、その殆どが県外業者同士の激しい価格競争の結果出現している。
地場業者が減り続けることに業者は「いまや地場産業保護的な規制が必要。地場産業としての我々を存続させてもらう法律や条例でもなければ近い将来、SSが地場産業ではなくなり、災害時などにも影響する」と訴えている。
SS過疎地 自治体の温度差に苛立ち
近畿各地でSS過疎化に対応する官民の取り組みが進んでいる。
すでに兵庫県、京都府、滋賀県では閉鎖されたSSを地元住民や自治組織が再生、運営する事例がみられるほか、和歌山県では自治体が運営する計画もあり、「SSがなくなる」という現実を回避する努力がみられる一方、
「自治体によってはSS過疎地への認識が薄い」と訴える石油販売業者もいる。
地場業者やJAのSSの撤退で住民組織がSS運営をする事例がある近畿地方。
先ごろ近畿経済産業局主催で実施されたSS過疎地に係る説明会でも、奈良県や和歌山県、大阪府のSS過疎地である自治体職員からは、助成制度活用などへの質問が相次ぎ、燃料供給不安への対応が早急な課題であることが明らかになった。
一方、説明会に出席しない自治体に対し、石油組合事務局責任者からは「なぜ出席しないのか」との質疑もあり、改めてSS過疎地対策が自治体レベルで温度差があることも課題として浮上した。
**********(以下masumi)
自店の仕入れ値で販売する競合店の存在。
そうしたなかで地場業者が廃業、撤退して数を減らしていく。
経営不振で撤退廃業した跡地へ、何故か進出出店してくる県外業者ー
これでは「ガソリンスタンドは儲からないと聞いていたけど、こうして出店してくるって事はやっぱり儲かる商売なんだ」、と消費者も思ってしまうことでしょうね(苦笑)
当然、自治体にも温度差はあります。
セルフが何軒もあって安値で競争していれば、誰もその地域がSS過疎地になるとは思わないでしょう。
閉鎖したSS跡地に、県外業者が進出してきてSS経営を再開してくれれば何も問題ないー?
その業者がポリ容器1つ2つといった小口でも配達をしてくれるのならー。
・・・なら、
もう、それでもいいです。
「高値=悪徳という誤解を解きたい」という目的で始めたこのブログです。
又、知ってもらうことで事態が好転すれば良いな・・・とも考えていました。
が、事態は私が思うようには好転しませんでした。
仕切り格差が是正され、系列店は系列仕入れで成り立つように!、という願いは、
「系列店でも出荷元が同じと証明されれば業転OK」となってしまいました。
「高値=悪徳」の誤解もまだ解けてはいないようです。
けれども、
もう店頭で、他店と比べて高値を罵倒される、というようなこともありません。
当店は全国平均より高値の系列仕切りでも業転玉を取らずに、市況にも一応合わせて営業を続ける事が出来ています。
私個人的には、これで良しです。