元売系列の正規のガソリン流通ルートは、元売→特約店(2者店)→販売店(3者店)
非系列のガソリン流通ルートは、元売→燃料商→販売店....とは限りません。
7月6日ぜんせきより
ローリー・SS設備 支援事業補助率引き下げ
予算上回る申請数 事業継続・拡大への声高まる
全国石油協会はこのほど、中小石油販売業者などによるタンクローリーの購入支援・共同タンク運用や経営安定化に向けた設備導入を支援する2015年度補正予算で措置された「石油製品安定供給体制整備事業」の補助金交付決定件数・金額をまとめた。
このうち、ローリーの購入支援・共同タンク運用は804件、SS設備導入支援は2155件となり、48.8億円の予算総額を超える申請となった。
このため、補助率(ローリー購入支援・共同タンク運用で三分の二、SS設備導入で二分の一)を、それぞれ3分の1.378、2分の0.689に引き下げることとなった。
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※今、数社からのローリーの見積もりには“現在補助申請案件の受注が混み合っているため納期が遅くなる”というような“コトワリ”が記載されています。
「何で皆そんなに景気が良いねん?補助金は買い替えと違うでな、増車やで。あとの経費も増えるんやでな・・・」byこうちゃん
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「補助申請の分より全額自腹で買うこっちの順番を早くしてほしいなぁ...」
国の補助制度に不満の声
「論説」事後調整は消失するか
ただ仕切りの透明化にもリスク要因はある。
系列取引における価格交渉の余地が縮小され、元売の一方的な仕切になりやすいし、小売市況の激戦地への対応がどうなるのかも注目される。
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※最初から交渉の場にすら着けない3者店にはそのようなリスクはありません。
3者店は、元売りや2者店とは一線を画する存在です。
正義と努力と(その2)
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元売は「事後調整はしない」と言っています。
それを元売が貫徹するのであれば...
これ↓はどう考えればいいのでしょうか?
7月8日燃料油脂新聞より
レギュラー110円割れ 元売系と独立系 価格逆転
最安値105円まで下落 一部元売系フルが“震源”に(神奈川)
最安値をつけるのは、東京に本社を置く一部元売系量販フルサービスSS。
PB(プライベート)セルフSSを下回る価格攻勢を仕掛ける展開が続いており、これに同じく東京本社の大手競合セルフSSと一部元売子会社セルフSSが1円差で張り付いて対抗する。
このほかにも一部元売系量販セルフSSのプリペイドカード最大値引き価格102円や、前出とは別の元売系セルフSSの電気会員価格96円がある。
震源SSの販売業者は、隣接する東京都の町田市や多摩地方でも同様の廉売戦術を加速させている。
仕切りを割る状況に加えて
、地元業者のSSのレギュラー価格との差が20円にも膨らんだ。
ガソリンを販促物にする運営体質がマーケットを疲弊させている。
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事後調整がなければ、逆ザヤですよね?
いいんですか? 安売りしてる皆さん。
それとも噂通り、一部特約店にはまだあるのかしら?
そのような市況(商圏)の地場業者はほんとうに気の毒です。
20円も高く売っても、十分な粗利は得られていないでしょう...。
>PB(プライベート)セルフSSを下回る価格攻勢
※最近の業転ガソリン価格がいくらか知りませんが、多分税込で103円前後じゃないかと思います。
全量業転仕入れのPBでも販売価格105円は自殺行為でしょう。
「自店の仕入れ値では真似の出来ない売り値」
このような販社や元売系列店の安売りを、PBSSの方々は苦々しく思っているのではないでしょうか?
全量系列仕入れの3者店が15年以上前から味わっている思いです。
価格競争が始まって、
2者店は優位な仕入れ値で安値販売が可能でした。
そして
価格競争に参加するために業転を仕入れた3者店もある。
あれから15年以上経ち、
販社や異業種が、業転100%仕入れでも出せない安い販売価格を打ち出し始めた。
全量系列仕入れでやってきた3者店にとっては、
販社も、異業種コストコも、2者店も、PBSSも、
みんな同じ類(たぐい)の店です。
「自店の仕入れ値では真似のできない安値販売を行う」類(たぐい)の店です。
それはそうと、
最安値105円まで下落の神奈川県、レギュラーの販売価格の差が20円!!
官公需カードシステムを構築した神奈川県。
仕入れ値にこんなに大きな差があるのに、同一の単価で供給の官公需カードシステム・・・