8月28日燃料油脂新聞より
「社説」より
販売業者海外展開のススメ
エネ庁がアジアを中心とした石油流通・販売業者の海外展開の可能性を探るという。
縮小する国内市場から海外市場へ進出する石油流通・販売業者の手引きとなるような報告書を作成する。
需要減に歯止めがかからない国内から海外市場へ目を向けることで石油流通・販売業者の事業領域が広がる可能性もある。
今後は海外展開も課題としたい。
8月30日ぜんせきより
全石連のWEBアンケート
改正割賦販売法施行でクレジットカードのセキュリティ対策強化でPOSをより強度なITシステム機器に入れ替えなければならない可能性があることを「知らなかった」と回答したのは50%。
「知っていた」も合計で50%だったが「具体的な内容まで詳しく知っていた」はわずか4%。
元売や特約店から説明があったかとの問いには「なかった」が69%
どう対処するかとの問いには
「現時点では何とも言えない」が54%で最多
「国の支援があって自己負担が小さくなるなら対応したいが、そうでなければ商売をやめることも視野に入れる」との厳しい見方も25%。
「社会情勢や時代の流れの変化で法律が決まるのは仕方ないが、中小企業では即座に対応できない」など、業界としての対応の難しさを示唆する意見が多くみられた。
※
>元売や特約店から説明があったかとの問いには「なかった」が69%
暫定税率騒動の時も、地下タンク改正法も、流通経路証明書も、
8月31日燃料油脂新聞より
系列玉との価格差は縮小 業転買うメリットは?
「安値拡販ばかりでない」 小規模PBこそ面白味
PBは仕入れに困って逆風状態と言われているようだが、別に困っていない。
供給業者も1ヵ所のPBに届けるくらいは大丈夫だと言い切っており、特段の変化はない。
以前5円以上もの販売価格差をつけて、あっという間に販売数量が前月の2倍になり仕入れで慌てたことがあった。
それから(他店との)値差はあまりつけないようにしている
(中略)
だが「1SS運営は自分の代で終わり。複数のPBを運営している人はちゃんと次世代へ継がせられるが、1SSでは後継者がいない」と、ややさびしそうでもある。
※
PB-SSを1店舗運営している知り合いも以前言っていました。
近隣他店より安くしたら客が殺到して従業員が(忙し過ぎて)可哀想なので、あまり安くはしない。
(販売数量の増減で価格を上下させる)
だから〇〇円で売っても粗利は〇〇円もある。
(系列3者店より安く売っても粗利は系列3者店より多い)
>以前5円以上もの販売価格差をつけて、あっという間に販売数量が前月の2倍になり
近隣の高値店はその分数量を減らしたわけです。
SS過疎地問題 本質的解決へ “採算性の議論すべき”
SS数が3店以下となっている市町村が「SS過疎地」という定義に従えば平成28年度末時点で栃木県にはSS過疎地はなく、問題も発生していないことになる。
しかし販売業者の中には「SS過疎地問題の本質は、SSが事業を継続するための収益が得られないというところにある。SS過疎地の存在しない栃木県でもこの本質を踏まえて議論がなされるべき」と指摘する向きもある。
SSが十分な利益を上げられるのであれば後継者問題や設備老朽化問題などは簡単に解決できる。
※
低マージンで経営が立ち行かなくなり地場店がどんどん数を減らしているこの状況下でも、異業種(コストコ)はどんどん新規出店している。
もしSSが十分な利益を上げられるような業界になれば、どれだけの異業種が参入してくることか。
ジレンマです。
モータリゼーションに乗って全体が右肩上がりの時なら競合も可能だったかも知れないけれど、
疲弊した今、ガソリンは客寄せ商品として値付けが出来る異業種と、果たして競い合うことが出来るだろうか?
そしてもう、
「安売り店」は絶対に無くならない。
このことは肝に銘じておいた方が良い。
PS
今日の読売新聞朝刊に激流造船という記事
船主 脱「家業」の波
※業界の某掲示板をご存じない方には意味不明な独り言です。
黒枝豆を見る眼鏡の色は何色ですか?(笑)
PS
あと15年じゃなく10年かな?
このブログを始める前までは結構何してたんで f(^^;