masumiノート

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全石連 自民党に予算・税制要望

2020年11月13日 | ガソリンスタンド5

11月11日ぜんせきより

全石連 自民党に予算・税制要望


加藤副会長・専務理事はコロナ感染拡大で大きな影響を受けたSSの経営の厳しい現状や今後の課題などについて説明するとともに、国土強靭化計画に沿ってSSが災害時の“最後の砦”として活躍するため、全国に1万5千ヵ所の住民拠点SSの整備を進めており、今年度末までにはほぼ予定通り整備が完了する見通しを説明した。



https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201909/3.html


>災害はいつ起きるかわかりません。日ごろから近くの住民拠点SSの場所を知っておきましょう。

住民拠点サービスステーション等 一覧
https://www.enecho.meti.go.jp/category/resources_and_fuel/distribution/juminkyotenss/#ss28

当市の住民拠点SSは、広域大手のセルフ1件のみ(今日現在)です。

隣接する神戸市K区は5、S市は3、M市は6、N市には6、T市は4。

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エネ庁 ボランタリーSS運用へ


小口配達を担い続けている地場業者の経営を窮地に追いやる安値販売をしているセルフを運営しているような企業には、絶対に補助金を渡しちゃダメです。












困窮極める地場業者 
姫路市場 一部120円割れ表示

経営安定化へ適正粗利確保を by近畿支部経営部会











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ガソリン販売、量より利幅 安値圏でも19円台確保 需要減加速で「価格競争意味ない」
2020/11/13付日本経済新聞 朝刊
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66099330R11C20A1QM8000/

新型コロナウイルスの感染拡大で移動需要が減り、消費量が減少傾向にあるガソリン。足元では値下がりが続くが、給油所の粗利を示す「販売マージン」は堅調に推移している。石油元売りの再編で余剰品が減って安値競争が起きづらくなった面に加え、販売減に直面した給油所が量よりも単価で稼ぐ姿勢を鮮明にしている。

資源エネルギー庁によると、9日のレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)は1リットル132.9円。約3カ…


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過去最高のリッターマージンです。より一部再掲

「儲かって仕方がない」と言いたいところですが、コロナ禍の減販・・・それ以前に、既に“市況によってリッターマージンが増減する”個人消費者の大多数は流出し販売数量の半分近くを発券店値付けカード(マージンは数円の代行給油手数料)が占めています。
そして大口顧客(地下タンク分)も燃料油マージンは数円(固定)にしています。

だから時々書いているように、
“当店にとって” 市況は「どっちに転んでも知れている」。


その点セルフは文句なしに「儲かって仕方がない」のでは?
当市のセルフはCAが1店舗ある他は2者店なのでリッターマージンもフル並みかもしくはまだ多いはずです。


販売価格差の縮小とマージン回復は、元売り再編最終章を目前に控えた頃から。
つまり他社買いのうまみが薄れリスクが大きくなった頃から。
そして近年2件続いた地場フルの廃業閉鎖がこの過去最高のリッターマージンを決定付けたように感じます。


全量正規仕入では近隣他店より15円高く売っても粗利5円という・・・あの頃の市況を決めていたのは誰?

今の市況を決めているのは誰?



おまけ
2016年8月3日のぜんせきより

「不当な安値」何度でも訴える 愛知石商・協 宇佐美三郎理事長

災害時に被災地が最も必要とし、生きるための“最後の砦”といわれるガソリンや灯油の安定供給に、地域のSSは日ごろから努力を積み重ねている。
そうした同業者を窮地に追い込んで、自社だけ売れればいいという販売手法は無視できない。

インフラとして欠かせないSSが会員しかできず、従業員も電車通勤で夜間は無人というのでは、いつ発生するかわからない災害時の対応は不可能だ。
そのうえ官公庁などと災害時協定を結ぶ組合にも加入しない業者が地域の安心安全な暮らしも守れるとは到底思えない。

非常識な安売りで同業者を排除し、自社だけ生き残りを図る。
その先、競争相手がなくなったら値上げに転じるのか。

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これは愛知石商・協 宇佐美三郎理事長による異業種コストコに対しての言ですが、
私たち3者店フルからすれば、まさに2者店セルフがこれに当たります。


規制緩和でセルフが登場して価格競争が始まった?

私も長年そう思っていましたが、
セルフ解禁当初、商圏内でセルフの価格はバラバラでしたか?

当市ではセルフの価格は横並びでした。
つまり、
単に正規仕入を貫く3者店が高値店としてスケープゴートにされただけで、価格競争なんてなかった(?)。


「初めてご訪問くださった方へ」にも書いてある通り、現在当市の地場店(1SS1ディーラー)は当店を含めて4店舗しかありません。

現在137円で価格掲出している1SS1ディーラーの地場店フルはセルフ解禁当初はセルフの価格にピッタリ追随していました。
地場大手はセルフ改装前から他市から新規出店した2者店の安値看板(当店の仕入値と同額)にピッタリ追随していました。


ニュータウン開発に伴う大手の新規参入でセルフ解禁前から過当競争に突入した当市。

この業界(市況)の流れ(この先)を見るうえで参考になるのでは?


つまり将来的には、

窓拭きやゴミ捨ての無料サービスの有無や安値高値ではなく、

「リッター30円以上の計量機使用料を支払って自分で給油するのがセルフ」