11月26日燃料油脂新聞より
ENEOS・出光昭和シェル仕切り改定 全油種「据え置き」
自民・石油議連総会 大手業者のガソリン廉売
公取委 年明け全国調査へ SSコスト構造詳細把握
(地場フルは)量販店とは異なる次元で商売
価格差が拡大しても数量への影響はほとんどない。
すでに顧客の棲み分けが済んでいるため、セルフ間で顧客の奪い合い(価格競争)が起きてもフルSSから顧客が流出することは少ない。
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事業を続けているフルSSの多くが、ガソリン給油も配達も値段を気にしない優良客しか残っていない。
※当店もそうです。
近隣他店より13円高くても来て下さり、店頭が込み合うと「こっちは何もしなくていいから向こうを先にしてあげて」と言って下さる有難いお客様が残って下さいました。
だからこそ、「これ以上にもこれ以下にも出来ない」という状況ではなくなった現況では、13円高くても来て貰えることが分かっていても、そうはせず、販売価格差を縮める方を選びます。
ただそれは「自分の代でお仕舞い」と思っているからであり、後継者が居て、再投資や従業員への働き方改革対応を行いながら経営を繋いでいこうとする場合は、販売価格差(利幅)は必要となると思います。
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ガソリン給油も配達も値段を気にしない優良客しか残っていない販売店にとっては、「廉売問題PT」は既に無用の長物です。
「独禁法改正PT」はいつの間にやら「廉売問題PT」に
巧妙な“すり替え”です。
追記
11月25日ぜんせきより
今やもう、陳情したり廉売問題PTに期待を寄せたりするのは“大手”なんじゃないでしょうか。