イラチのこうちゃんは行列に並ぶのが嫌い。
普段時間に余裕のない生活を送っているせいかも知れないけど、
外食に出掛けても名前を書いて待たなきゃいけないとなると「他へ行こう」となる。
1月16日もその会場のエレベーター前の行列を見て、階段を使ったそうな。
「歩いて上ったのにゼエゼエ言った」とこうちゃん。
前回(5年前)はたまたま空いていたからエレベーターを使った、と。
その前(10年前)は、一気に駆け上がった、と。
それでもちょっと息があがったくらいでゼエゼエは言わなかったのに、と。
***
こうちゃんは凄い。
だって、7階ですよ。
そして72才ですよ。
流石!
普段配達で両手にペール缶を下げて4階まで非常階段を上っているだけのことはある!!
そこらへんの若いもんより絶対に元気でしょ(笑)
業転玉に苦しめられてきたから他社買いを非難します。
業転玉に苦しめられたからこそ、他社買いするしかなかった販売店のことも理解しています。
ですが、
「系列玉も業転玉も、モノは同じ」などと嘯くような同業者は嫌いです。
**********
**********
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st31掲示板より
大門街道さんのこの書き込みに「いいね(マーク)」ではなく「よくない(マーク)」を付ける人の気が知れません。
P.S.
系列玉と業転玉は違います。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/a63602dd66bca5fd5cddf50480a96188
1月19日燃料油脂新聞より
セルフ開所相次ぐ
フルからセルフ化増加
18年9月末セルフSS数 大台目前の9988ヵ所
撤退も1割超える 背景に生存競争の激しさ
※
人手不足解消のため利幅確保して労働環境改善という方向になれば良いけど、
恐らく安売り競争は終わらないので、
今後もセルフ比率は高くなるでしょう。
でも、セルフでも、
今はもう、スタッフがいないセルフは人気がないらしいから・・・・・
1月18日ぜんせきより
※今回は灯油の卸価格だけ文字入力します。
系列の最高値は68.6円で最安値が59.5円=系列内格差は9.1円
業転の最高値は60.9で最安値が60.2円=業転内格差は0.7円
1月18日燃料油脂新聞より
「社説」空想にあらず マージン倍増
(3)
堅調な需要を維持するのは軽油だけという厳しい環境にある。
需要減にさらされるガソリン、灯油は、数量減少をマージンで補うほかない。
小規模SSが老朽施設の改修可能なマージン水準にはない。
最近では再投資可能とするために「マージンリットル30円以上が必要との声もある。
平均30円マージン確保 ガソリン11~12月踏ん張る 大阪府内
大阪市中心部 年明け大幅値下げ 昨年12月から15円前後 値下げ(笑)
※
30円もマージンが取れる状況が常態化するなら設備投資や雇用への意欲も湧くでしょうね。
でも、そんな“オイシイ”業種になったら、間違いなく異業種などが新設で進出してくると思います。
その前に、同業他社がそれを許さないのがこの業界です。
コスモ石油「カーライフ価値提供業」推進
※ピュアセルフでも?
ホームセンター灯油大幅下落
※業転と系列の格差が拡大していますから
*****
当地の、灯油の巡回業者の値段は1600円台のようです。
昨シーズンは当店の配達価格と同値でした。
その前は当店の店頭価格と同値でした。
規制緩和直後は当店の店頭販売価格より安値でした。
格差拡大で又巡回業者の値段の方が(少しですが)安くなっているようです。
【ロサンゼルス共同】メキシコ中部イダルゴ州トラウエリルパンで18日、石油パイプラインが爆発、住民ら少なくとも20人が死亡、70人以上が負傷した。ガソリンを違法に抜き取ろうとしていたところ、引火したとみられる。現場には当時、数百人がおり、死傷者がさらに増える可能性がある。当局が状況などを詳しく調べている。メキシコの地元政府が発表した。
同国では近年、犯罪組織によるパイプラインからのガソリン盗難が深刻化。ロペスオブラドール政権が今年に入り、稼働停止するなど対策を本格化させたところ供給不足が発生。各地のガソリンスタンドで長蛇の列ができるなど、混乱が続いている。
*******
ガソリンは危険物です!!
1月16日ぜんせきより
販売業者の“声”伝達
各地の販売業者からは、系列玉と業転玉との卸格差は縮小しつつあり、需給環境に改善の兆しがみえるものの、低マージン経営の常態化により、人材確保や後継者問題が浮き彫りとなるなど、SSの存続に強い危機感を訴える声が目立つ。
1月21日ぜんせきより
経営実態調査 販売業者の声 (上)
14年度調査からスタートし、今回で5回目。
系列・業転格差は縮小傾向にあるものの、地場業者の仕入れを下回るような売価が横行しているような現状への悲鳴が各地で散見されるほか、低マージンの常態化で人手不足問題や後継者問題が顕在化するなど、石油製品の安定供給基盤である地場中小SS網の崩壊を危惧する声が高まっている。
中小SS網“崩壊”を危惧
◆低マージン
・業転格差はあまりなくなりましたが、マージンが少なくこれからの商売に自信がありません。少しでも税負担がなくなればとお乗っています。(北海道)
・業転品を低価格で販売している限り、低マージンになってしまいます。従業員に満足に給料も払えない。いくら頑張っても先が見えません。設備、施設などは老朽化しています。更新するだけの資金がありません。私財をつぎ込みながらなんとか運営しています。もう限界です。(東北)
・(石油は)災害時などに必要不可欠な燃料。低マージンなため、人員不足、人員の高齢化が進んでいます。SS運営、維持にはたくさん資金がかかります。全国各地で閉店が増えていますが、マージンが上がれば閉店も少なくなるのではないでしょうか。(関東)
・発券店値付けカードが増え、利幅が低下しています。(中部)
・粗利さえあれば、小売店でも頑張る。後継者も出てくるし、災害対策もできるし、人材確保もできる。いまの家族経営者には厳しすぎます。(中国)
・SS維持費を負担しない客に同じサービスはできませんが、客は理屈をわかっていません。フルサービスSSは5~7円で維持できません。ただただ忙しくなるだけで人は増やせず、従業員は疲れています。(九州・沖縄)
◆後継者問題
・後継者を求む!(中部)
・弊社の販売店がこの10年で5店舗閉店しました。近い将来も閉店する店が(他系列も含め)出ると思います。立地条件は過疎地で小規模店がほとんどです。理由は後継者不在、利益が出ない(赤字)ことでやむを得ない事情です。利益のほとんどは燃料油で、油外はほとんどありません。都市部の価格競争の影響で燃料油マージンは低下し、慢性的な赤字が続いています。困るのは弱者(地域の人々)で、抜本的な構造改革が必要と思います。(中国)
・子どもは現在勤めている会社を辞めて継ぐことも考えてくれましたが、私たちが長年経営してきて全く安心できる時期がなかったので(赤字続きで)、後継者にすることには賛成できませんでした。(四国)
◆人材確保難
・現在も求人をハローワークに出していますが、面接すらないのが現状です。15年くらい前の従業員といまの従業員ではレベルが違い、このままではどうなるんだろうと心配です。(北海道)
・従業員を募集してもなかなかあつまらないので、AI、IOTを活用し、人が少なくてもSSが運営できるシステムを構築してほしい。(東北)
・人材不足で困っています。なにを行うにしても人材が足らないためできません。ローテーションを組んでの営業ですが、従業員に負担が掛かっています。募集を掛けても応募がなく、アルバイトの補充もできません。このような状態でいつまで営業が続けられるか非常に不安です。(関東)
・近年、SSでアルバイトをする学生、主婦が減り、募集をしても全く反応がありません。正社員を何人も抱えると収益が合わず事業継続が困難になります。(近畿)
・休みも少なく、フルサービスで頑張っているが、利益確保が難しい。人材確保のため求人誌への掲載費が多額になっている(月10万円以上)。元売の求人サイトへ掲載しているが全く問い合わせもない。時給を上げることでなんとか人員を確保しているが、人件費がかさむし、長く勤務される方が少なく、いつも人員不足になっている。(中国)
・厳しい環境の中での作業、なかなか人材が確保できない。(九州・沖縄)
1月25日追記
1月23日せんせきより
経営実態調査 販売業者の声 (中)
業転格差、不当廉売・差別対価 安値乱売横行に危機感
・業転品との価格差。元売特約店としての優位性、官公庁入札含めた地元企業の優位性を確立していただきたい(北海道)
・業転品との価格差が大きく、不当廉売と思われる価格が見受けられ、低マージンを強いられている。元売が価格調整をしっかりすべきと思う。(北海道)
・業転品を3割ほど仕入れています。2~5円の差があります。商圏にはPBSSが7円安。系列A・系列Bの各1店が5円安と、業転品で薄めても太刀打ちできません。私のSSにくる業転玉はほとんど系列A・系列Bの製品です。せめて業転玉の価格を同額か2~3円高くしてほしい。正規店を守ってほしいです。(九州沖縄)
・業転品を購入して低価格で販売している業者がいて(セルフ)10円もの差が出ている。元売のブランド料を考えて欲しい。(九州沖縄)
◆不当転売、差別対価
・いまだ、仕入値以下で販売する業者が存在することの不思議。元売統合が進んでいるのに、いまだ需給バランスが崩れているのか。「安い値段=沢山売れる」は時代に合致していないと考えます。業転品は減少傾向とはいうけれど、“業転品んは作らない”くらいの覚悟で精製元売は事業を行ってもらいたい。(北海道)
・長年の一部業者による採算を度外視した低価格販売により企業業績は悪化を辿り、もはやSSの改修工事費も捻出できない状況にある。国や公正取引委員会はもう少し市況対策に迅速、積極的な対応を望む。(東北)
・当SSから500メートル離れた場所に大手流通業のSSがあります。当店の仕入値でガソリンを販売しています。自由競争の時代ですが、あまりにも酷いです。(東北)
・元売が統合され、スポット玉は減少し表面化(安値)しなくなった。ただし同系列の仕切格差がまた発生してきている。元売子会社および大特約店と小規模店との格差が大きくなっている。(関東)
・差別対価です。30分圏内にメーカー直営店ができてから、安売りがあり、価格を合わせて売らなければならないので利益を出すのは大変です。決算で黒字は出ていますが、すべてガソリン以外(LPガス)の頑張りです。スタンドは地下タンク・ローリー、計量機すべてを点検しなければならず、その費用も人件費などを引けば利益はほとんどなくなります。業転品を増やせばマークを持っていかれてしまうので、それもできず、息子が継いでもいいと言ってくれましたが断りました。(関東)
・どうして価格差があるんですか。私のSSは仕入れが高いためセルフより10円以上高く売っても利益が出ないのに、お客様は儲け過ぎじゃないかと言われますが、実情を知ってもらえる方法はないものですか。大変困っています。(関東)
・過疎地でSSを1ヵ所営んでおりますが、SSは地域貢献と考え、いまだ経営しておりますが、SS部門では毎年、赤字の累積です。近郊のセルフSSの価格と、うちのお客様とあまり価格の開きがあっては申し訳なく、尽力している次第です。(関東)
・石油販売業界には、多種の目的が違う会社が存在している。①利益の確保を目的としている地場特約店②採算度外視で販売数量の確保を目的としている会社③大型ショッピングセンターの集客手段を目的としてSSを運営している会社④その他。以上の通り、様々な目的の会社が存在することにより大きな販売価格差が発生し、健全な販売活動が不可な状況にあるため、不当廉売・差別対価の取締り強化を願いたい。(関東)
・不当廉売を厳しく取り締まり、厳罰に処するべき。(中部)
・郡部でのSS運営は厳しく、運営を継続するためにも、業転価格、差別対価の対策を早く願う。(中部)
・ノンブランド業者に対し揮発油が安定的・継続的に供給されていますがどうしてでしょうか。(中部)
・異業種からのSS進出での不当廉売で我々の仕入れ値以下で販売しているのに、どうすることもできない。おかしい。(四国)
・製油所の閉鎖に伴う調達コストの高騰は必然であり、業界全体的に価格の底上感はあるが、一部大手元売系店舗の当社仕切価格に近い廉売が悪影響を及ぼしている。(九州沖縄)
1月28日追記
1月25日せんせきより
経営実態調査 販売業者の声 (下)
・今回の震災で設置したばかりの自家発電機が有効活用できました。全額補助のお蔭で設置できとても助かりました。しかし、震災により、SSの防火塀の破損や、事務所にも多少の被害がありますので、なんらかの支援があると助かります。(北海道)
・過疎地域のSSに補助金などの支援。災害時の山間地域へのローリーの手配やスムーズな燃料の供給手配。過疎地域でローリー運転手確保のための施策。免許取得のための費用の補助金。(関東)
・今後人手不足が深刻な状況となりますので、少人数でもSS運営ができるよう消防法の改正など、多方面に働きかけをしてSS支援を行っていただきたい。(中部)
・ガソリンが高騰していく中で、ガソリン税に消費税、とても厳しく商売しています。冬場の灯油代、各消費者の負担で生活も苦しめている状況です。とても先行き不安な状態が続くと思われます。(北海道)
・石油製品に税金を掛け過ぎだと思っております。課税しやすい物からどんどん課税する。(東北)
・一般の公道を走るのはガソリン車もEVも一緒だから、燃料のいらないEVなどにも税金をかけるべきと思います。(関東)
・燃料油の売価が上がると真っ先に高いね、高くなったねと言われる。ガソリン税の高額負担を説明してもなかなか理解してもらえず困っています。税負担の軽減をお願いしたい。(中部)
・揮発油税と消費税の二重課税は納得できない。自働車関係の税金負担が多過ぎる。若者の車離れが加速する。(近畿)
・2019年10月から消費税が10%になるタイミングでタックス・オン・タックスの問題を見直しを進めて欲しい。またEVなどの車両間の税負担について、ガソリン税から道路走行税への見直しを進め、道路を利用する全ての車両が公平に税負担する時期に来ていると思います。将来の車両構成を見据えた税負担の見直しをお願いします。(中国)
・消費税アップに伴う二重課税は解消していただきたい。(九州・沖縄)
◆災害対策
・「ガソリンスタンドは災害時の最後の砦」「自らも被災したスタッフ、必死に給油作業を継続。被災者の命を守る」なんて、災害が起こった直後にはよく報道されたりしますが、平時の扱いはどうでしょう。「ガソリン高、家計を直撃」「遠出を控えるレジャー客」「少量・定額給油で賢く節約」など。ガソリンが高いのは悪、それを売るガソリンスタンドも当然庶民の敵のような報道がなんと多いことか。我々はボランティアでも公共施設の人間でもありません。平時は安売り店に列を成し、たまに来店して文句を言いながら少量給油のお客に対して「緊急時だけ助けろ」というのも感情的に無理があります。『満タン&灯油一缶運動』が功を奏している地域もあるようですが、全国的に見てまだまだ認知度が低いと思われます。高いガソリンが悪、節約の対象ではなく、ガソリンの重要性や地域密着型のガソリンスタンドの重要性をもっと広く強く、一般にアピールしていただきたい。当社のスタッフは皆仕事に誇りを持ち働いていますが、自分の仕事に誇りを持てない方が多数いるのではないか。エネルギー拠点として重要な仕事をしているのだから、仕事に誇りを持てるようなアピール、政策を推進していただきたい。(関東)
・地方自治体の地場業者の利用について、最近、県単位については、入札についても協力してもらえるようになってきたが、市区町村レベルは全く感度がない方が。現在も組合員でない他県の安価な業者を落札対象としている。我々も努力はするが、官公需適格組合を通した納入・災害対応・過疎化対策に一貫性を持たせてほしい。(関東)
・低コスト重視の公共施設の燃料の入札制度を改めて地域業者重視の随意契約で地域業者の経営状態を安定させることが、地方活性化につながると思います。(近畿)
・消防庁に対してSSの規制緩和を進めて欲しい(特に給油許可など)。(四国)
:::::::::::
<これまでの販売業者の「声」>
2015年01月27日 石油協会 経営実態調査 販売業者の声
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/fb4b3209231ed1d933e1e0b60b0da6c7
2016年01月27日 経営実態調査・販売業者の声2015 「廃業やむなし」
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/a371aabd369a4c25afb4e7e2dcf66fcd
2017年01月21日 販売業者の声
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/1f841e6d2c617eee67bab984e1550566
2018年01月27日 販売業者の声2017 「SS存続危機顕著」
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/174b4434df4661da93c5a046c8931010
全国の地場店の声を共有するため。
※インターネットを利用されない人も多いのです。
1月16.17日燃料油脂新聞より
1/16 週間コスト3円50銭上昇
1/17 仕切り改定大幅値上げ JXTGと出光は2円50銭、昭和シェルは3円
※ね、シーソーゲーム(順番)みたいなものでしょ?
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/810ad87876e951d9c641611f5943ea54
愛媛県 灯油巡回販売が減少 需要減、業務効率化影響か
数年前には室内にいてもそれとわかる音楽が聞こえていたが。最近はほとんど聞かなくなった。
外回り中に地元業者のローリーは見掛けるが、今シーズンは巡回業者のローリーをみていない
人手不足で冬季限定の配達員を確保するのが難しいのだろう。
需要減少で広範囲に長時間走っても購入者が少なく、不採算・非効率と判断したエリアは巡回していないかもしれない
まとまった需要が見込める地域には曜日と時間を定めて巡回しているが、採算が合わない地域については巡回を見合わせて人手の問題を含め業務効率化を進めているとみられる。
※
同じように感じています。
当地では巡回業者はまだ来ていますが、音量が小さいというか・・・
以前は大音量で値段を連呼していたのが、仕切り格差が是正されだした一昨年くらいから音楽は聞こえても値段の声のボリュームが小さくなったようで全く聞こえなくなりました。
この20年で「巡回業者は安い」という消費者への刷り込みも出来ているでしょうから、今下手に“高い”値段を強調しない方がいいのでしょう。
それでも(安値ではなくなっていても)、巡回販売を続けてくれれば良いですよ。
だけど近隣に店舗があるわけではないのです。
「その地域は不採算なので(その地域への)巡回は止めました」となっても、営利目的の企業なのですからそれは当然で、消費者は文句を言えないのです。
その時にまだ地場店が営業を続けていれば良いですが、多くの地場店はそういう安値(業者)に顧客を奪われた末に廃業・撤退していますからね。
そして営業を続けていたとしても、昔と違って配達用ローリーや人員も今の身の丈に合わせたものになっている。
ーというようなことを数年前にも書きました。
それがいよいよ現実味を帯びてきたのかも知れません。
*****
規制緩和直後、「向こうは家まで来てくれて〇〇円やのに、お前んとこはこっちが店に来てやって××円も取るのか」と罵倒された当店は、
10円以上もの仕入れ格差のせいで値段が高かったので配達先でも非難されることが多々ありました。
でもあの当時リッター10円しかない粗利でポリ容器1つ2つの配達を続けていたのです。
1軒のために往復小一時間かけてー
それは当店だけではなく全国の多くの地域で。
地場店は大手が不採算だとして切り捨てた小口配達を、不採算を承知で担い続けたのです。
※灯油の場合は規制緩和以前から他社買いすることで粗利を厚くしていた地場店も多いようですが、過疎地の場合は責めることは出来ないと思っています。
高知県市場 3円引き下げも好市況
ガソリンフル152~154円、セルフは150~152円
「昨年10~12月にかけて毎月1割以上数量が落ちており、市況が良いと言われても実感がない。
都会と違い顧客の過半数が高齢者の市場なので数量も油外も伸びる見込みはない。
少ないながらも店を閉めたら困る客がいるので、商売を続けていくためには利幅を厚くするしかない」と話す。
1月16日ぜんせきより
販売業者の“声”伝達
各地の販売業者からは、系列玉と業転玉との卸格差は縮小しつつあり、需給環境に改善の兆しがみえるものの、低マージン経営の常態化により、人材確保や後継者問題が浮き彫りとなるなど、SSの存続に強い危機感を訴える声が目立つ。
<販売業者の「声」>
2015年01月27日 石油協会 経営実態調査 販売業者の声
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/fb4b3209231ed1d933e1e0b60b0da6c7
2016年01月27日 経営実態調査・販売業者の声2015 「廃業やむなし」
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/a371aabd369a4c25afb4e7e2dcf66fcd
2017年01月21日 販売業者の声
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/1f841e6d2c617eee67bab984e1550566
2018年01月27日 販売業者の声2017 「SS存続危機顕著」
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/174b4434df4661da93c5a046c8931010
全国の地場店の声を共有するため。
***
masumiさんは「トリアージは必要」
「医療現場(その場所)でのトリアージは理解できる。でもその現場の次の現場のことはその時点では分からないのだから」と言うこうちゃん。
答えは出ない。
いずれにしても、どっちにしたって後悔みたいなものは残ると思う。
葛藤は続くと思う。
消防という職業を選んだような人は「人命救助」に対しての思いは特別がものがあると思う。
*****
近隣で生き埋めになった人がいた場合、救助に向かってもらえるように。
1月11日ぜんせきより
“災害時供給要請” 今後の課題 フォーカス北海道 胆振東部地震
北海道では初めてとなる最大震度7を記録した震源地の厚真町で多くの犠牲者を出し、離島を除く道内ほぼ全域が停電するという前代未聞のブラックアウトを引き起こした北海道胆振東部地震から早くも4か月が過ぎた。
地震発生直後の昨年9月6日未明から北石連や各地方石協には災害時協定を締結している道や市町村はもとより、病院、通信、運輸関係など様々な方面からも燃料油の供給要請が相次いだ。
北石連と各石協はこれらに対して的確に対応したが、
問題もあった。
*****
協定を締結しているのだから優先供給は当然だ?
給油に行っても担当者不在で給油できず?
(溜息)
市町村との齟齬は解消させておかないと・・・
お互いのため。
st31掲示板より
2019年01月16日(水) 23:47:20
comments:
私 >> 利益が出ない。
元売り>> もっと数量を売れ!
私 >> それは簡単でない。
元売り>> 24時間やればできる!
私 >> 俺は元売りの奴隷か?
このやり取りでマークを降ろす決断をしました。
危険物であるガソリンをいつでも365日24時間給油出来ると消費者を甘やかしたのは元売りでしょう。だから324時間で35万しか払えない経営者、貰えない労働者の悲劇が起きる。
名前 :大魔王
区分 :SS経営者
県名 :福岡
No.30985 3 4
2019年01月17日(木) 04:09:51
comments:
大手や販社は知りませんが、皆さんの周りの1~2SS運営の倒産以外での閉店理由「儲からない(から跡取りがいない)」と「従業員が退社した」が8割程度占めていませんか?
儲かっていないのに閉めない理由「従業員がいるから」だと思うのですがいかがでしょうか?
他の方の書き込みにもありましたが、残業代を支払えないから残業をなくして給料が減った方が良いのか、そもそも残業は拒否できる筈ですが何故拒否しないのか。
住之江さんの書き込みから大○さんではないかと推察しますが、そうなる前に閉鎖する方が良いのですかね。経営者は資産食い潰さなくて済みますし、会社都合の解雇ですから雇用保険は即給付される。
法令順守は大切ですが、労使双方が法を盾にやりあうようでは会社を畳んだ方がいいですね。
だらだらと書き込み失礼しました。
名前 :S
区分 :SS経営者
県名 :東京
No.30986 6 6
2019年01月17日(木) 05:34:30
comments:
この業界ガラパゴス感が強いから、異業種に潰されて当たり前でしょ。
名前 :あはは
区分 :一般ユーザー
県名 :酒田
No.30988 8 4
2019年01月17日(木) 08:13:56
comments:
ガソリンスタンドの経営はセルフスタンドの増加等々により
いずれ従業員を雇用しての経営はなりたたない状態になると思います。
それに伴いガソリンの自動販売機化、完全無人化、になるのでわないでしょうか?
そうなれば設備等にそれ相当の資金が必要になります。
決局大資本のメーカー出資の販社しか残らないのでわないでしょうか。
名前 :たーぼーちゃんです。
区分 :SS経営者
県名 :新潟県
当店も昔は社員やアルバイトなど5-6名を雇用していましたから、身につまされる部分も多いです。
「業転は命綱」と言われるような過当競争のなかで系列仕入れを貫いた当店は年に数百万の赤字経営に陥りましたが、社員へのボーナスは支給し続けました。でないと住宅ローンを抱えている社員の生活が成り立たなくなるとの思いからです。
あの頃、この業界だけでなくそうした中小零細の経営者は多かったのです。
自身の給料は取らず、預貯金も底をつき、業転を仕入れるわけにもいかないー
そんな「もう後がないよ。どうするの?」という時に、辞職願を出されました。
今から16年程前のことです。
その後、正社員を雇用することなく現在に至ります。
経営者としての力不足でもあるでしょう。
・・・
経営者も色々です。
恐らく社員への待遇より自身のことを優先するような経営者が、st31掲示板№30982のように労働基準監督署に訴えられたりするのではないでしょうか?
というか、そう思いたいです...。
今朝は午前6時半に出勤しました。
5年に1度の宅建の講習でこうちゃんは神戸に行ったので7時から一人で店番です。
工場への配達等は段取りをしてくれているので、今日の業務は店頭給油のみとなります。
こうちゃんが帰ってくるのは午後6時を過ぎると思うので、それまで一人での店番です。
お昼休憩も取れないので今日は配達弁当を止めてもらいました。
でもmasumiさんは「腹が減っては戦は出来ぬ」
お腹が空くと手が震えて働けないので一口サイズのおにぎりを用意して来ました。
店頭を見ながらの食事は抵抗があって嫌なのですが、「背に腹は代えられぬ」のであります (・・*)ゞ
9時前に「着いた」とこうちゃんから電話があり、「忙しいか?大丈夫か?」と訊かれました。
以下夫婦の会話
「ヒマやで~。店の前は車が数珠つなぎになってるのに店には1台も入ってこーへん(笑)」
「そやろ、8時台はうちの客が入ってこられへんくらい並ぶやろ。(笑)まぁそんな日もあるわいな。気楽にやって」
「うん、大丈夫。やる気ナッシングでやってるから。もし何か(POSとか)トラブルが起きたら臨時休業の張り紙するから。帰って来た時にもしそうなっとっても怒らんとってや~(笑)」
「(笑)まぁ軽く流しとって(笑)」
「りょうかーい。ほな気を付けて帰って来てね~」
*****
「血が滲むほどの努力をしている身からすると、(このブログに)腹が立ちます」って、またコメントが入るかな?
でもね、
当方実際に血を流しながらやってきた、その末の、今の姿ゆえ目をつむってくださいな。
でもホント、「全ての消費者は業界のお客様」なんて、今思うと大馬鹿でした。
血を流しながら努力してた時は大赤字だったけど、
「やれるところまで」って決めて、血を流すような努力を止めたら黒字になったのよね~(笑)
それくらいこの業界は歪んでいたたってコトなんだと思う。
こうちゃんが「気楽に流して」って言える理由は、
店頭給油の個人消費者の多くが安値店に流れたから。
配達も灯油は個人消費者の多くが巡回業者から買うようになったから。
だから工場関係の配達など法人取引を大切にすることで店を続けてきたのです。
(昔から工業用油を得意としてきたことも幸いした)
要するに店頭に人員を配置すると(系列100%仕入れということもあって)採算が合わない。合わなかった。
(元売再編による市況是正で燃料油マージンが回復しているから一応過去形にしておきます)
当店の支えの大部分が法人関係(配達)で、精神的に有難いのは個人の“ほんとうの”お客様なのです。
これって怪我の功名とも言えるかも知れませんね。
お陰様で経営は安定しています。
*****
今日は(も)タイヤの空気圧を2件とオイル交換を1件断った。
(これも昨日「タイヤの空気圧も断るよ」とこうちゃんに言ってある。
こうちゃんの返事は「ん、明日また来てって言っといてくれたらいいから」でした)
常連さんではない場合は“もう”それほど心は痛まない。
だけどやっぱり掛会員さんの場合は・・・
掛会員さんはそれでも嫌な顔ひとつせず「そうか、じゃあ明日また来るわな。かまへんかまへん」と微笑んでくれるから本当に申し訳ない気持ちになる。
洗車機も今日は動きません。
お客さんに迷惑を掛けながら店を続けるのは良いとして
(良いんかい!?)
ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ
5年に1度のその講習で、私が一人で店番するのももう3回目・・・
その宅建の資格を活かす日は来るのかい?
┐(^-^;)┌
午後5時20分
こうちゃんから電話が掛かって来ました。
「今新開地」
店に着くのは6時半を回りそうです。
一人での店番が最後まで無事に終わりますように(ー人ー)
今のところトイレに行っている間にお客さんが来て焦るーという事態は回避できています(^^;
午後6時35分
「駅に着いた」と電話。
帰ってくるのは午後7時前だね(汗)
※この記事はこうちゃんが帰ってきたら投稿ボタンを押します。
アップ出来ていたら「一人での店番が無事に終わったんだな~」って思ってください(笑)
よーし、今夜は飲むぞ~~~~ ガンバルトコ、ソコチャウヨ~
石油元売り大手「JXTGエネルギー」(本社・東京都)は15日、愛知県尾張旭市のガソリンスタンドで、販売したレギュラーガソリンに水分が混入した可能性があると発表した。延べ200台ほどで混入した可能性があり、給油した車計4台が動かなくなるなど不具合が確認されているという。
同社によると、水分が混入した可能性があるのは、ENEOS城山SS(尾張旭市新居町)。今月11日から14日までに給油した車が対象で、ガソリンを貯蔵する地下タンクや配管が何らかの原因で損傷し、水分が混ざった可能性があるという。尾張旭市消防本部によると、このガソリンスタンドで給油した救急車1台も直後に動かなくなったという。搬送業務への影響はなかった。
同社は、給油した人に城山SS(0561・52・2733)への連絡を呼び掛けている。
※
老朽化だけでなく、今後は地震もリスクになるのかも?
1月15日と16日の燃料油脂新聞より
エネ庁 混油事故再発防止へ「荷下ろし立ち合い」徹底を要請
緊急点検、マニュアル策定求める
昨年12月に起きたこの事故
津市のスタンド@ガソリンが混入した灯油@消防が注意呼びかけ
特約店担当者が年末に集金に来られた時に話題になったので、系列のローリーはコンピューター制御で混油のリスクは無いと聞いているけど本当なのか確認すると「そうです」との返事。
人手不足もあり完ぺきにマニュアル通りに立ち合いすることが困難な当店としては一安心です。
担当者の「まだ許可が下りていないから営業が再開できていない状況」というのを聞いて、こうちゃんは言いました。
再発防止のための書類も出しているのだったら認めてやれよと思う。
特に今回は店よりローリー運転手が悪いんやから。
1SS経営ということは、営業ができない=死活問題や。
行政のそういう血も涙もないような対応が俺は嫌いや。
そうだね。
ところで2010年に灯油混入ガソリン販売でニュースになったことがあるこちらの会社、
昨年10月に「ガソリンに水混入 注意を」ってNHK 北海道のニュースになってたんですね。
https://ceron.jp/url/www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181011/0004776.html
コメント欄が笑えます。
配送に系列の力発揮 元売主導、効率化が背景
商社や特約店筋によると無印ローリーの手配は厳しくなっており、配送でも系列が力を発揮
全石連 森会長「再投資可能な市場構築を」
異業種が業転玉で商売をするPB-SSとして参入した今、不可能に近い地域もあるのでは?と思います。
その業転玉に市民権を与えることに貢献したのは、20年ほど前に「赤信号、皆で渡れば怖くない」と他社買いを始めた同業者です。
「業転を仕入れるのは企業努力」「業転を仕入れない経営者が馬鹿で無能」と他社買いを正当化した彼ら。
あろうことか組合も業転玉の斡旋をした。
異業種が台頭し出して、その組合や同業者たちが異業種コストコセルフSSを悪者扱いしている。
だから、当ブログはコストコセルフSSを応援します!
だから私は「業転を仕入れない経営者が馬鹿で無能」などと全量系列仕入店を揶揄した同業者や、全量系列仕入店をスケープゴートにしてきた同業者の近隣にコストコのような異業種がガソリンスタンドを新設して、1SS運営店では例え全量業転仕入れでも追随することが出来ない安値で販売してくれることを望んでいます。
全国で、当店のような全量系列仕入店はそのような状況下でこの20年営業を続けてきたのです。
というのが本心ですが、
ただそうなると全体としてみたときに困ることになる消費者が増えることになると思うと難しいところです。
再投資できるマージン得ていない
マージン改善進むも不安感払拭できず
灯油配送で二極化
定休日増加でSSを探し回るフリ客
「離職者生む負の連鎖」深刻化する人手不足に悲鳴
(現在はマネージャーと高齢のスタッフの2人体制で運営しているフルだそうです)
もともと2人で営業していたわけではない。
過去には若いスタッフ4、5人がフィールドを駆け回り、当時は洗車だけでも月に300万円を超える収益をあげていた。
「収益は当時の3分の1近くにまで下がってしまった」と話すが、むしろ2人体制で100万円以上の洗車収益を確保出来ていることの方が驚きだ。
マネージャーによれば「動ける若いスタッフから辞めていく。引き留めることもできず結果として2人になってしまった。1人辞めればその分の負担は残ったスタッフにのしかかり、それが次の離職者を生む。この負の連鎖から抜け出せなかった結果がいまの状況」と話す。
離職者の中には「スタッフが減ってお客さんに十分なサービスをすることができなくなってしまった。それが申し訳なくて」とSSを去った優秀なサブマネージャーも含まれる。
※
「午前中に配達された弁当は午後3時近くになっても手が付けられないまま回収されていく」というタイトルはこの記事のなかから取りました。
休憩時間も、昼食さえ満足に取れない職場環境だそうです。
当店は経営者(夫婦)という立場ですから自己責任ですが、
こちらは労働者です。
働き方改革。。。
昨日、予約していたマイナンバーカードを受け取りに市役所へ行きました。
道中の他店の看板価格が・・・
あれ?値下がりしてる。
あ、ここもだ。
あ、こっちも3円値下げしてる。
(出光CAセルフ、大手広域業者セルフ、元売販社セルフ)
・・・風の便りがうちには届いていないねぇ?
もしかしたら店には届けてくれたかも知れないけど、今日は日曜日だから?
でもさ、このタイミングで何で下げたんだろうね?
さぁな、分からんけど、利幅がだいぶあるからな。この数か月、販売数量のあるセルフはウハウハやったやろう。
数量のあるセルフはね。でもこれじゃあやっぱり再投資可能なマージンをっていう組合の掛け声も、数量の少ない地場3者には空しいね。
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今朝店に来るとこうちゃんが「3円下げといたからな」って。
そうですか・・・まぁまだマージンはそこそこあるから良いでしょう。
ということで、今日から当店も3円下げてレギュラー店頭現金会員価格143円に。
昨日見たセルフは140円(下看板は137円)
夕方ー
足りないものを買いにホームセンターへ行きました。
昨日とは違う道中の他店の価格看板は?
あれ?いつもはこの辺りの店が率先して値下げするのに?
ここも、ここも、ここも、値下げしてない?
JAセルフ145円、他府県に本社のあるフル143円(下看板が140円)、地場フル146円
先週までと同じ価格看板。
店に帰ってこうちゃんに値段を戻すように言ったけど、こうちゃんはこのままで良いって。
当店には価格看板自体ないから値下げ競争にはならないって。
でも今週の仕切りは値上がりが予想されているよ。
上がったらその時はまた上げる。
そう。。。
で、なんでこんなこと書くかっていうとね。
「ぼったくり」「よくやれますね」「えげつない」等々
毎日何人もの消費者に言われたからね。
この記事が、あの時のその人たちの目に留まればいいな、って。
ね、うちの店、暴利を貪る悪徳業者なんかじゃないでしょ、って。
P.S.
業転と系列の仕切り格差が縮小されたと言っても、地場零細3者店の当店の仕入れの方が今でも断然高い。
それからホームセンターの灯油も。
今日見た価格表示は1620だったか1640だったか忘れたけど、1620なら当店と同じ、1640なら当店より高い。