【2015総括シリーズ その拾】
本年度の総括、第10弾は「社会」。
あの事故やその事件やこの現象などの10項目を同列に語ることは「なかなかに難儀」なのだけれども、すべて「地球上で起こったこと」という決定的な共通点があるわけで、率直にいうと、
まだAを消化し切れていないうちにBが発生する―その繰り返しで、相変わらず世の中は止まってくれないなぁ、、、と。
以下の10項目は、規模の大小やインパクトではなく、自分にとって「無視出来ない」「関心を持たざるを得ない」という観点から選出した「社会で起こったこと」である。
(1)東京五輪、エンブレム問題
指摘したのは有識者ではなく、ネット民であったことが現代的。
叩きに叩くネットと、意固地になるデザイナーと。
このデザインがパクりか否かという問題は置いておいて、映画界でいうQTタランティーノのように、美術界でいうウォーホールのように、パクったことを前提とする表現スタイルって、もう少し認められていいんじゃないか・・・と自分は思うのだ。
(2)弁護士「ペニス切断」事件
妻を寝取った、悪徳? 弁護士のペニスを切断し水洗トイレに流した元ボクサー・・・って、なんか、いろいろすごい。
把握しなくてはいけない情報がいくつもあって、お腹いっぱいになってしまうのだった。
いやぁ。
自分がペニス切られたとしたら、もう、なにをどうやっても立ち直れない気がする。
(3)福生の「顔面の皮膚」剥ぎ取り殺人事件
猟奇的な、シリアルキラーっぽい事件かと思ったらば、柱には愛憎・怨恨関係があるようで、
それでも顔面を剥ぐっていうのは恐ろしいなぁ、映画かなにかを参考にしたのかなぁ・・・などなど興味は尽きない。
(4)中学元校長による、12000人超の「児童買春・ポルノ禁止法違反」事件
数のインパクトがすごくて思考停止に陥るが、被害者とされるフィリピンの少女たちは、誰ひとりとして元校長を悪くいわなかったという。
経済的な問題が背景にある―ことは想像に難くないが、それにしても日数と人数がアンバランスに過ぎ、元校長の性的欲求の異常さが際立ってしまうのだ。
(5)JR放火事件
ミュージシャンを自称する容疑者のヘンテコ感が一線を超えていて、なんか笑える。
まぁでも、笑えるのはたぶん、死者が出ていないからだろう。
(6)高校生「嘱託」殺人事件
死んだ女子高生の周りに、多数の同級生が居たり親が居たり。
まるでアガサ・クリスティの小説のような背景であり、こんなことあるのか・・・と驚いた。
(7)小型プロペラ機の民家墜落事故
調布市の、よく知っている場所なので衝撃も大きい。
飛行機が直撃した民家は、もう不運としかいえない、、、よなぁ。
(8)ドローン騒動
去年の紅白、Perfumeのパフォーマンスでドローンの存在を知ったが、安いものは5000円程度で買えるからか「各地で」トラブルが続出、
ルールが決まらないうちに浸透してしまうと、こういうことも起こるのだなと興味深かった。
※ドローンの可能性は、こういうところにあるのかと
(9)新幹線内で男が焼身自殺
巻き添え喰らってしまったひとの不条理感といったら、ない。
火をつけた男は、最期くらい派手に・・・と思ったのだろうか、『気狂いピエロ』(65)の主人公のように、誰も居ないところで勝手にやってくれと思う。
(10)フランスの同時テロ
連鎖がなかなか止まらない。
なにをどうすればいいのか、はっきりいって分からない・・・。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『「きき」ビールなら、そこそこ自信あり。(たぶん)』
本年度の総括、第10弾は「社会」。
あの事故やその事件やこの現象などの10項目を同列に語ることは「なかなかに難儀」なのだけれども、すべて「地球上で起こったこと」という決定的な共通点があるわけで、率直にいうと、
まだAを消化し切れていないうちにBが発生する―その繰り返しで、相変わらず世の中は止まってくれないなぁ、、、と。
以下の10項目は、規模の大小やインパクトではなく、自分にとって「無視出来ない」「関心を持たざるを得ない」という観点から選出した「社会で起こったこと」である。
(1)東京五輪、エンブレム問題
指摘したのは有識者ではなく、ネット民であったことが現代的。
叩きに叩くネットと、意固地になるデザイナーと。
このデザインがパクりか否かという問題は置いておいて、映画界でいうQTタランティーノのように、美術界でいうウォーホールのように、パクったことを前提とする表現スタイルって、もう少し認められていいんじゃないか・・・と自分は思うのだ。
(2)弁護士「ペニス切断」事件
妻を寝取った、悪徳? 弁護士のペニスを切断し水洗トイレに流した元ボクサー・・・って、なんか、いろいろすごい。
把握しなくてはいけない情報がいくつもあって、お腹いっぱいになってしまうのだった。
いやぁ。
自分がペニス切られたとしたら、もう、なにをどうやっても立ち直れない気がする。
(3)福生の「顔面の皮膚」剥ぎ取り殺人事件
猟奇的な、シリアルキラーっぽい事件かと思ったらば、柱には愛憎・怨恨関係があるようで、
それでも顔面を剥ぐっていうのは恐ろしいなぁ、映画かなにかを参考にしたのかなぁ・・・などなど興味は尽きない。
(4)中学元校長による、12000人超の「児童買春・ポルノ禁止法違反」事件
数のインパクトがすごくて思考停止に陥るが、被害者とされるフィリピンの少女たちは、誰ひとりとして元校長を悪くいわなかったという。
経済的な問題が背景にある―ことは想像に難くないが、それにしても日数と人数がアンバランスに過ぎ、元校長の性的欲求の異常さが際立ってしまうのだ。
(5)JR放火事件
ミュージシャンを自称する容疑者のヘンテコ感が一線を超えていて、なんか笑える。
まぁでも、笑えるのはたぶん、死者が出ていないからだろう。
(6)高校生「嘱託」殺人事件
死んだ女子高生の周りに、多数の同級生が居たり親が居たり。
まるでアガサ・クリスティの小説のような背景であり、こんなことあるのか・・・と驚いた。
(7)小型プロペラ機の民家墜落事故
調布市の、よく知っている場所なので衝撃も大きい。
飛行機が直撃した民家は、もう不運としかいえない、、、よなぁ。
(8)ドローン騒動
去年の紅白、Perfumeのパフォーマンスでドローンの存在を知ったが、安いものは5000円程度で買えるからか「各地で」トラブルが続出、
ルールが決まらないうちに浸透してしまうと、こういうことも起こるのだなと興味深かった。
※ドローンの可能性は、こういうところにあるのかと
(9)新幹線内で男が焼身自殺
巻き添え喰らってしまったひとの不条理感といったら、ない。
火をつけた男は、最期くらい派手に・・・と思ったのだろうか、『気狂いピエロ』(65)の主人公のように、誰も居ないところで勝手にやってくれと思う。
(10)フランスの同時テロ
連鎖がなかなか止まらない。
なにをどうすればいいのか、はっきりいって分からない・・・。
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明日のコラムは・・・
『「きき」ビールなら、そこそこ自信あり。(たぶん)』