58年10月22日生まれ・63歳。
富山出身。
公式プロフィール
バラエティ色の強い、俳優というよりかは器用なタレントさんと捉えられがちな室井滋(むろい・しげる)さんですが、若いころは「自主映画の女王」と呼ばれるほど映画小僧たちに人気があり、大森一樹や山本政志、石井聰亙、阪本順治などが手がける自主映画に主演し好演していました。
いってしまえば、いまの若い監督たちが室井さんをうまく調理出来ないのが問題であって、
ハリウッドであれば、たとえばベッド・ミドラーみたいな活躍を期待出来ると思うのですよね~。
たぶん自主映画のころに出会っていたのでしょう、伝説の監督・長谷川和彦と事実婚の状態にあるといわれていますが、本人たちが公表しているわけでもないので、ここで詮索するのはやめておきましょうね。
※井筒さんと組んだ作品は、いいんだよね~
<経歴>
早稲田大学中退。
在学中はシネマ研究会の中心人物として多数の自主映画に参加、「知るひとぞ知る」の存在だったとか。
映画俳優デビュー作は、81年の『風の歌を聴け』。
村上春樹の原作を大森一樹が軽やかに描いてみせた佳作です。
モリタの『の・ようなもの』(81)、『シャッフル』(81)、『パン屋襲撃』(82)、石井聰亙の『爆裂都市 BURST CITY』(82)、
『刑事物語』(82)、『闇打つ心臓』(82)、『女囚 檻』(83)、『スチュワーデス・スキャンダル 獣のように抱きしめて』(84)、『すかんぴんウォーク』(84)、『ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け』(86)、『恋する女たち』(86)。
知名度が浸透していくのはテレビの世界で重宝されるようになる80年代後半から。
やはり、フジテレビで88年から始まった『やっぱり猫が好き』(小林聡美、もたいまさこ共演)の影響が大きいのでしょうね。
『BU・SU』(87)、『トットチャンネル』(87)、『「さよなら」の女たち』(87)、『バカヤロー! 私、怒ってます』(88)、『SO WHAT』(88)、『花の降る午後』(89)、『バトルヒーター』(89)、『グッバイ・ママ』(91)、『マンハッタン・キス』(92)。
映画俳優として評価されたのは、94年の『居酒屋ゆうれい』、売れない演歌歌手を演じた『のど自慢』(99)、その続編の『ビッグ・ショー! ハワイに唄えば』(99)、
そして桐野夏生の傑作小説を映画化した『OUT』(2002)あたりでしょうか。
やっと作品に恵まれ始めたかな、、、とうれしくなりましたが、いかにも遅すぎる。
そして、この流れが続かなかったことに「なんでじゃ!?」と思ったものでした。
その他の作品に・・・
砂かけ婆を演じた『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)と『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』(2008)、
『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』(2009)、『ねこタクシー』(2010)、『人の砂漠』(2010)、『人間失格』(2010)、『小さいおうち』(2014)、『人生の約束』(2016)、
近作に『大コメ騒動』(2021)と『草の響き』(2021)。
もう63歳?
いや、まだ63歳というべきでしょう、貫禄の演技で自主映画魂を見せてほしいです^^
・・・あすは300回!!
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(300)本仮屋ユイカ』
富山出身。
公式プロフィール
バラエティ色の強い、俳優というよりかは器用なタレントさんと捉えられがちな室井滋(むろい・しげる)さんですが、若いころは「自主映画の女王」と呼ばれるほど映画小僧たちに人気があり、大森一樹や山本政志、石井聰亙、阪本順治などが手がける自主映画に主演し好演していました。
いってしまえば、いまの若い監督たちが室井さんをうまく調理出来ないのが問題であって、
ハリウッドであれば、たとえばベッド・ミドラーみたいな活躍を期待出来ると思うのですよね~。
たぶん自主映画のころに出会っていたのでしょう、伝説の監督・長谷川和彦と事実婚の状態にあるといわれていますが、本人たちが公表しているわけでもないので、ここで詮索するのはやめておきましょうね。
※井筒さんと組んだ作品は、いいんだよね~
<経歴>
早稲田大学中退。
在学中はシネマ研究会の中心人物として多数の自主映画に参加、「知るひとぞ知る」の存在だったとか。
映画俳優デビュー作は、81年の『風の歌を聴け』。
村上春樹の原作を大森一樹が軽やかに描いてみせた佳作です。
モリタの『の・ようなもの』(81)、『シャッフル』(81)、『パン屋襲撃』(82)、石井聰亙の『爆裂都市 BURST CITY』(82)、
『刑事物語』(82)、『闇打つ心臓』(82)、『女囚 檻』(83)、『スチュワーデス・スキャンダル 獣のように抱きしめて』(84)、『すかんぴんウォーク』(84)、『ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け』(86)、『恋する女たち』(86)。
知名度が浸透していくのはテレビの世界で重宝されるようになる80年代後半から。
やはり、フジテレビで88年から始まった『やっぱり猫が好き』(小林聡美、もたいまさこ共演)の影響が大きいのでしょうね。
『BU・SU』(87)、『トットチャンネル』(87)、『「さよなら」の女たち』(87)、『バカヤロー! 私、怒ってます』(88)、『SO WHAT』(88)、『花の降る午後』(89)、『バトルヒーター』(89)、『グッバイ・ママ』(91)、『マンハッタン・キス』(92)。
映画俳優として評価されたのは、94年の『居酒屋ゆうれい』、売れない演歌歌手を演じた『のど自慢』(99)、その続編の『ビッグ・ショー! ハワイに唄えば』(99)、
そして桐野夏生の傑作小説を映画化した『OUT』(2002)あたりでしょうか。
やっと作品に恵まれ始めたかな、、、とうれしくなりましたが、いかにも遅すぎる。
そして、この流れが続かなかったことに「なんでじゃ!?」と思ったものでした。
その他の作品に・・・
砂かけ婆を演じた『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)と『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』(2008)、
『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』(2009)、『ねこタクシー』(2010)、『人の砂漠』(2010)、『人間失格』(2010)、『小さいおうち』(2014)、『人生の約束』(2016)、
近作に『大コメ騒動』(2021)と『草の響き』(2021)。
もう63歳?
いや、まだ63歳というべきでしょう、貫禄の演技で自主映画魂を見せてほしいです^^
・・・あすは300回!!
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明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(300)本仮屋ユイカ』