52年10月13日生まれ・71歳。
香港出身。
ハリウッドで非アングロサクソン系の俳優―とくにアジアン―が出てきたとき、いつも「長つづきしてほしいな」と思います。
ブルース・リーは結局、そうならなかった。
成龍も、はっきりいってビミョーな感じ。
キー・ホイ・クァンは再浮上したものの、この先はあるの?と思ってしまう。
渡辺謙や真田広之って、「かなり」頑張っているほうなのだよね。
ジョン・ローンだって「あのころ」は異様なほどの人気で、「あのひとは、いま。」的な扱いを受けるなんて想像もしてなかったですよ。
※このナレーション「ヘンリー・ウォンは、何語で泣けばいいのか」が凄く印象に残ります
<経歴>
母国の表記は「尊龍」。
サンタアナカレッジ卒。
孤児として育つ。
養護施設に居たころ京劇の魅力にハマり、「春秋戯劇学校」に入学。ここで演舞・武道の基礎を学ぶ。
整った顔立ちは10代のころから注目され、香港大手ショウ・ブラザースからオファーを受けるもそれを断り単身米国へ。
マコ岩松らが在籍する東洋系俳優劇団「イースト・ウェスト・プレイヤーズ」に参加し、横のつながりを作っていった。
72年、『盗聴』のエキストラで映画の世界に。
『キングコング』(76)や『アイスマン』(84)で特殊な役?を演じ、
85年のマイケル・チミノによる大作『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』で、中国系マフィアのジョーイ・タイ役を好演する。
そして決定打になったのが、ベルトリッチの『ラストエンペラー』(87)でした。
愛新覚羅溥儀を熱演、
ここから90年代前半までの活躍ぶりは目を見張るものがありましたよね。
CMに出まくり、雑誌のカバーを飾り、
映画に出れば『モダーンズ』(88)は「個人的には」前作のベルトリッチ映画よりクオリティが高かったのですもの!
『ラスト・ジゴロ』(89)、
予告編を貼った『チャイナシャドー』(90)は、柳町光男が監督を務めた日本映画。
93年―常に賛否を巻き起こしつつ、結果的には支持のほうが強いクローネンヴァーグの映画のなかでは「唯一」といっていいくらい「評価しづらい」珍作、『エム・バタフライ』でジェレミー・アイアンズと共演。
ゲイをテーマにした作品なのですが、
誰かがいっていたなぁ、
不思議なのは、ローンはフツーにしていれば女性っぽいところ「さえ」あるのに、
女装したら、ぜんぜん女性には見えなくなっちゃうところ。
そう、失敗の理由はそこにあると思います。
これがきっかけになってしまったのか・・・
その後は不振がつづき、
『ラッシュアワー2』(2001)や『ローグ アサシン』(2007)などで元気な姿を確認出来るものの、かつての輝きは…みたいなところがあるのでした。
うーん、残念。。。
次回の列伝は、シルベスター・スタローンさんから。
こりゃ、まちがいなく二夜連続になりますね^^
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『国歌独唱、のビミョーさ。』
香港出身。
ハリウッドで非アングロサクソン系の俳優―とくにアジアン―が出てきたとき、いつも「長つづきしてほしいな」と思います。
ブルース・リーは結局、そうならなかった。
成龍も、はっきりいってビミョーな感じ。
キー・ホイ・クァンは再浮上したものの、この先はあるの?と思ってしまう。
渡辺謙や真田広之って、「かなり」頑張っているほうなのだよね。
ジョン・ローンだって「あのころ」は異様なほどの人気で、「あのひとは、いま。」的な扱いを受けるなんて想像もしてなかったですよ。
※このナレーション「ヘンリー・ウォンは、何語で泣けばいいのか」が凄く印象に残ります
<経歴>
母国の表記は「尊龍」。
サンタアナカレッジ卒。
孤児として育つ。
養護施設に居たころ京劇の魅力にハマり、「春秋戯劇学校」に入学。ここで演舞・武道の基礎を学ぶ。
整った顔立ちは10代のころから注目され、香港大手ショウ・ブラザースからオファーを受けるもそれを断り単身米国へ。
マコ岩松らが在籍する東洋系俳優劇団「イースト・ウェスト・プレイヤーズ」に参加し、横のつながりを作っていった。
72年、『盗聴』のエキストラで映画の世界に。
『キングコング』(76)や『アイスマン』(84)で特殊な役?を演じ、
85年のマイケル・チミノによる大作『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』で、中国系マフィアのジョーイ・タイ役を好演する。
そして決定打になったのが、ベルトリッチの『ラストエンペラー』(87)でした。
愛新覚羅溥儀を熱演、
ここから90年代前半までの活躍ぶりは目を見張るものがありましたよね。
CMに出まくり、雑誌のカバーを飾り、
映画に出れば『モダーンズ』(88)は「個人的には」前作のベルトリッチ映画よりクオリティが高かったのですもの!
『ラスト・ジゴロ』(89)、
予告編を貼った『チャイナシャドー』(90)は、柳町光男が監督を務めた日本映画。
93年―常に賛否を巻き起こしつつ、結果的には支持のほうが強いクローネンヴァーグの映画のなかでは「唯一」といっていいくらい「評価しづらい」珍作、『エム・バタフライ』でジェレミー・アイアンズと共演。
ゲイをテーマにした作品なのですが、
誰かがいっていたなぁ、
不思議なのは、ローンはフツーにしていれば女性っぽいところ「さえ」あるのに、
女装したら、ぜんぜん女性には見えなくなっちゃうところ。
そう、失敗の理由はそこにあると思います。
これがきっかけになってしまったのか・・・
その後は不振がつづき、
『ラッシュアワー2』(2001)や『ローグ アサシン』(2007)などで元気な姿を確認出来るものの、かつての輝きは…みたいなところがあるのでした。
うーん、残念。。。
次回の列伝は、シルベスター・スタローンさんから。
こりゃ、まちがいなく二夜連続になりますね^^
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『国歌独唱、のビミョーさ。』