Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画系音楽系文学系あいうえお10選(13)

2024-07-31 02:58:57 | コラム
「い」から選択…本日は「『石』が印象的な作品」

少し反則も入ってますが(^^;) 石についてのアレヤコレヤソレヤ作品・人物群です。


①音楽『ライク・ア・ローリング・ストーン』(65)…ボブ・ディラン

♪ どんな気分だ? どんな気分だい?
家も無くて 知り合いすらいなくて、転がる石みたいになって♪

オリジナルと、ストーンズ版でどうぞ^^






②漫画『無能の人』(85)…つげ義春

石を売る男のシュールな物語。
竹中直人による映画版も悪くなかったけれど。



③映画『地の群れ』(70)…熊井啓×井上光晴



知るひとぞ知る怪作。
被爆者や部落出身者、朝鮮人などの被差別のひとびとをめぐる物語―いくらなんでも詰め込み過ぎかもしれないが、このくらい濃ゆい映画も、たまにはよい。

「石」は最後に、イヤ~な感じで出てきます。



④小説『路傍の石』(37)…山本有三

「価値のないもの」という意味。
読んだはずだが、じつはあんまり覚えていなかったり(^^;)

ただ、このことば自体が小説から生まれたそうで、こういうのって憧れるし好きなんだよね。


⑤音楽『津軽海峡・冬景色』(77)…石川さゆり

反則?
だと、自分でも思うがさゆりさんに敬意を表して。

やっぱり名曲だと思うし。



⑥映画『最後の誘惑』(88)…マーティン・スコセッシ

石で円を描いたり、


小石を投げつけられたり、舞台の時代性もあるとは思うが、様々な石が小道具と化している。


⑦漫画『Dr.STONE』(2017~2022)…稲垣理一郎×Boichi

あらゆる生物が「石化」していくSFのスマッシュヒット作。

ラジオで有吉さんが話題にしていて、自分も手に取ったんだっけか。



⑧映画『HANA-BI』(97)…北野武

暴力とともに生きてきた主人公だからこその、石の使いかたが描かれる。

北野武のすごさは、こういうところにあるんじゃないかな。。。


⑨音楽『Rockdom ―風に吹かれて―』(86)…THE ALFEE

♪ 俺たちの愛は、転がる石のようだった ♪

これってあきらかにボブ・ディランに対する、高見沢さんからのアンサーだよね。


⑩映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)

トップ画像。
この石、癒し効果があるよね^^

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明日のコラムは・・・

『もっと黒く!! + 2024年07月コラムの目次』
コメント
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