最近の映画ファン、映画館の「前世紀との」ちがいについて3つほど。
①映画館の飲食物規定
②映画パンフレットの「あり」「なし」基準
③円盤の価値
順番にいきましょう^^
①映画館の飲食物規定
とくにシネコンですね、「飲食物は館内で販売されているものだけ持ち込み可能」の規定を設けるところが増えました。
ペットボトルでさえも、「持ち込みは控えて」みたいな。
売店の売り上げも、映画館にとっては大事な大事な収入源。
であることは百も承知でいえば・・・
配信番組『BLACKHOLE』でもいっていたのだけれど、「昔はそんなことなかったよね、みんな弁当さえ持ち込んでいたよ」。
そのとおり。
姉ちゃんに聞いた話だけど、かーちゃんと『赤毛のアン』を観に行ったときなんて、かーちゃん張り切って弁当作って入場、ガラガラだったからほかの席も使って弁当置いて、むしゃむしゃ喰いながら楽しんで鑑賞したそうで。
渋谷パンテオンなどはモスバーガーが併設されていて、これは外でも中でも買えたのよね。
そのまんま持ち込んでもいいよと。
そりゃ、観る映画によるけどね。
ミニシアターでかかるような映画で、ゴソゴソ・むしゃむしゃやっていいとは思わない。
においの問題だって気をつけなきゃいけない。
でもちょっと、神経質になり過ぎじゃない最近?っていう。
あんまり厳しいと、「じゃあ配信でいいよ」みたいに思うひとも増えるんじゃないかね。
自分はまぁ、水分さえ摂らない。というか、映画を観始めると「飲むタイミング」が分からないというか、そういうこと考えたくもないので「摂れない」タイプなのですが、
自分に厳しく他人にやさしいので、気にならんのです。
過度なおしゃべりや、スマホの光のほうが自分にとってはNG!!
②映画パンフレットの「あり」「なし」基準
大手配給の映画でさえも、パンフ発行をしないものが増えている。
そもそもパンフの文化は日本特有のもの、それを海外基準にあわせただけ、、、ともいえるのだけれど、ほしいときもあるのよね。
美麗写真とかはべつに欲していない、プロダクションノート的なものも、いまはネットで検索することが出来る。
自分が欲しているのは、識者の寄稿。
たまにハッとすることが書いてあるので、この文化は残してほしいなぁ!!
③円盤の価値
手元に置いておきたい新作映画にかぎって、ブルーレイの発売がなかったりする。
これまた世界的な傾向で理由は単純、配信メインの現代では「収集願望を持つものが少なくなりつつある」から。
つまり、採算があわないのである。
豪華なボックスセットや、ブルーレイの「4K」「ULTRAなHD」版なんてもう、「ほんのごく一部のマニア」に向けたもの扱いとなった。
だからこそジャケットへのこだわりは「送り手も」「受け手も」強く、互いがべつの方向を向いちゃった場合、「ちょっとした諍い」が起こるわけ。
その最たるものが、黒澤のジャケットでしょう。
あまりに尖り過ぎていて、
大不評。
うん、正直、自分も「これは・・・」と思った。
かなりうまくいっているように思えた『バタリアン』(=デザインは高橋ヨシキ)でさえ、
「なんかちがうんだよな…」という感想を聞いた。
無難であったらあったで「せっかくの4Kなのに…」となり、
エッジに行き過ぎたら過ぎたで、やっぱり「せっかくの4Kなのに…」となる。
結論。
映画ファンって、面倒くさいイキモノなのです。
はい、それは自覚しています(^^;)
※よいCMだなぁ^^
※よい解説だなぁ^^
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『コッポラさんの足を引っ張らないでね!』
①映画館の飲食物規定
②映画パンフレットの「あり」「なし」基準
③円盤の価値
順番にいきましょう^^
①映画館の飲食物規定
とくにシネコンですね、「飲食物は館内で販売されているものだけ持ち込み可能」の規定を設けるところが増えました。
ペットボトルでさえも、「持ち込みは控えて」みたいな。
売店の売り上げも、映画館にとっては大事な大事な収入源。
であることは百も承知でいえば・・・
配信番組『BLACKHOLE』でもいっていたのだけれど、「昔はそんなことなかったよね、みんな弁当さえ持ち込んでいたよ」。
そのとおり。
姉ちゃんに聞いた話だけど、かーちゃんと『赤毛のアン』を観に行ったときなんて、かーちゃん張り切って弁当作って入場、ガラガラだったからほかの席も使って弁当置いて、むしゃむしゃ喰いながら楽しんで鑑賞したそうで。
渋谷パンテオンなどはモスバーガーが併設されていて、これは外でも中でも買えたのよね。
そのまんま持ち込んでもいいよと。
そりゃ、観る映画によるけどね。
ミニシアターでかかるような映画で、ゴソゴソ・むしゃむしゃやっていいとは思わない。
においの問題だって気をつけなきゃいけない。
でもちょっと、神経質になり過ぎじゃない最近?っていう。
あんまり厳しいと、「じゃあ配信でいいよ」みたいに思うひとも増えるんじゃないかね。
自分はまぁ、水分さえ摂らない。というか、映画を観始めると「飲むタイミング」が分からないというか、そういうこと考えたくもないので「摂れない」タイプなのですが、
自分に厳しく他人にやさしいので、気にならんのです。
過度なおしゃべりや、スマホの光のほうが自分にとってはNG!!
②映画パンフレットの「あり」「なし」基準
大手配給の映画でさえも、パンフ発行をしないものが増えている。
そもそもパンフの文化は日本特有のもの、それを海外基準にあわせただけ、、、ともいえるのだけれど、ほしいときもあるのよね。
美麗写真とかはべつに欲していない、プロダクションノート的なものも、いまはネットで検索することが出来る。
自分が欲しているのは、識者の寄稿。
たまにハッとすることが書いてあるので、この文化は残してほしいなぁ!!
③円盤の価値
手元に置いておきたい新作映画にかぎって、ブルーレイの発売がなかったりする。
これまた世界的な傾向で理由は単純、配信メインの現代では「収集願望を持つものが少なくなりつつある」から。
つまり、採算があわないのである。
豪華なボックスセットや、ブルーレイの「4K」「ULTRAなHD」版なんてもう、「ほんのごく一部のマニア」に向けたもの扱いとなった。
だからこそジャケットへのこだわりは「送り手も」「受け手も」強く、互いがべつの方向を向いちゃった場合、「ちょっとした諍い」が起こるわけ。
その最たるものが、黒澤のジャケットでしょう。
あまりに尖り過ぎていて、
大不評。
うん、正直、自分も「これは・・・」と思った。
かなりうまくいっているように思えた『バタリアン』(=デザインは高橋ヨシキ)でさえ、
「なんかちがうんだよな…」という感想を聞いた。
無難であったらあったで「せっかくの4Kなのに…」となり、
エッジに行き過ぎたら過ぎたで、やっぱり「せっかくの4Kなのに…」となる。
結論。
映画ファンって、面倒くさいイキモノなのです。
はい、それは自覚しています(^^;)
※よいCMだなぁ^^
※よい解説だなぁ^^
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明日のコラムは・・・
『コッポラさんの足を引っ張らないでね!』