Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(513)

2024-09-13 00:10:00 | コラム
きんじ「し」→「し」ま

その外見から「サバイバルに強そう」などといわれることもあるが、いやいや、そんなこともなく。

無人島では上陸1日目に死ぬ、ヨワヨワキャラになる可能性も高い(^^;)

寝食について、もう、どうしたらよいかさえ分からないと思うんだよね。

少し前に、芸人・千鳥の大悟がキャンプで米を炊いたり料理する番組を観たが、常人の発想にはない行動をしていて、
そうか、このひとは瀬戸内海の北木島で育ったんだものな、ド田舎で育ったことを自虐的に書いたりするも自分はニセモノ?だよなぁ、、、なんて。


『蝿の王』(90…トップ画像)

ウィリアム・ゴールディングによる小説をもとにした英国映画。

飛行機墜落により大人たちは死亡、残された少年たちだけで南太平洋の無人島で暮らすことになるが…。

これは学校だったとしても同じことが起こる、
ヒトは、いや動物だってそうなのでしょう、必ずピラミッドが出来上がっていき、対立も生まれていくものなのだ!

タイトルは「蠅が群がる豚の生首」を指しており、聖書で描かれる悪魔「ベルゼブブ」が由来。


『流されて…』(74)

ブルジョアの人妻とその使用人の男が無人島に漂着、次第に立場が逆転していくさまがユーモラスに描かれるイタリア映画。


なんだかイヤらしい雰囲気がしたので、高校生のころドキドキして観たものだが、そこまでのことはなかった(^^;)(^^;)

後年、マドンナ主演でリメイクされたけれど、パンチ弱かったなぁ。
2002年に創られたものとしては、マドンナが関わっているにしては、きちんと現代を捉えられていないなぁと。。。


『東京島』(2010)

アナタハン島事件をモチーフとした桐野夏生の小説を、木村多江の主演で映画化。

無人島に漂着したもののなかで、唯一の女・清子。
彼女は自らの性を武器にサバイブしていくが・・・。

多江さんは熱演、もう少し物語に毒があってもよかったかと。



『裸の島』(60)

瀬戸内海にある宿禰島を舞台に、電気もガスも通ってない地で暮らす家族を見つめた、新藤兼人の最高傑作(だと思う)。

あらゆる困難に耐えて耐えて耐え抜いてきた乙羽信子が泣き出す瞬間、グッときたなぁ。



『アルカトラズからの脱出』(79)

孤島の刑務所・別名「ザ・ロック」は、小説や映画に沢山の貢献を果たしてくれた。
その背景がもう、映画的ですもの!!

そんな特異な刑務所をポピュラーにした作品といえば、やはりコレでしょう^^



あすのしりとりは・・・
し「ま」→「ま」っぷ。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(514)』
コメント
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