Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(514)

2024-09-14 00:10:00 | コラム
し「ま」→「ま」っぷ

何遍も書いていることだけれど、地図が読めない男でして。
もう、絶望的に。

ずっとチャリダーやっているクセしてね!

これでよく、新聞配達やっていたものだ。
まぁあれは特殊な順路記号を駆使して覚えるから、べつに地図を見て配達していたわけじゃないしね。

では、ふだんどうやって(行ったことのない)目的地に向かったり、場所を覚えたりする?

とにかくデカい建物、特徴的な建物などを中心にして、そこから左とか右とか、とてつもなく原始的な方法を取る。

そんな自分にとって、スマホを駆使した道案内はたいへん有難いツール。
まぁそれを利用しても、あれ? あれ?? あれれ??? となるときだってあるのだけれどね(^^;)(^^;)(^^;)


『十九歳の地図』(79)

トップ画像。

正確な地図に独自色を出して書き足していくひとも居るでしょう、
この映画の主人公(新聞奨学生)は、イヤな客の家にバツ印を書き足していく。

その「イヤな」の評価基準も独特で、
「犬がよく吠えるから」は分かるけど、お菓子をもらったり「ごくろうさま!」と声をかけてくれた客に対しても「×」をつける。

彼にとってそれは、偽善に見えるから。


『アイリッシュマン』(2019)

冒頭、主人公のナレーションによって恩師?との長旅が始まることが説明される。


彼が動くと、死人が増える。
つまりこれは、殺人への道程なのだった!!


『七人の侍』(54)

この映画の象徴は旗だが、
村の地図を作って計画を練りに練り、何人仕留めたのかをチェックしていく勘兵衛の綿密さに、


村人たちは、あぁこのひとを選んでよかった!
と感動したにちがいない。


『ツイン・ピークス』(90~2017)

迷走し始めたセカンドシーズン後半に登場する、「ときと」「場所」の両方を示す地図。

あれ? これなんの話だ??
と思ったものだが、このX-ファイル感も(いまとなっては)嫌いじゃない。

そういうひとは多いようで、これは、独自解釈している動画です。



『グーニーズ』(85)

5選のなかで、唯一ワクワクさせてくれる地図。

本来、地図はそういうものだったのかもね。
伊能忠敬さんだって、未来を信じて地図を作っていったはずだから^^



次回のしりとりは・・・
まっ「ぷ」→「ぷ」ーたろー。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『懐古か野心か^^』
コメント (4)
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