69年7月17日生まれ・現在42歳。
大阪出身。
公式サイト・・・イメージとちがう感じだが、面白い
前ブログからつづく、主に映画俳優を取り上げた我流の俳優図鑑です。
五十音順で「か」行「き」の途中であり、本日は北村一輝(きたむら・かずき)さんの登場。
徹底したリサーチや身体改造までおこなって役になりきることから、
「でに郎」デ・ニーロな感じもするけれど、なんとなくゲイリー・オールドマンにちかい気がします。
とにかく目の輝きが印象的。
フツーにしてれば男前なのでしょうが、その輝きを「きらきら」から自発的に「ぎらぎら」にしちゃったところなんか、映画小僧からしてみればチャーミングに映るわけです。
ですから、そのギラギラ感を「一輝」と表現してみせた三池崇史監督―芸名の名付け親―は、さすがだと思います。
お薦めは、奥田瑛二と吉本多香美が主演した『皆月』(99)。
この映画の一輝さん、ひどいです。悪党です。悪魔です。鬼畜です。キチガイです。
「濡れていないから」と、局部にサラダ油を塗り、泣き喚く多香美を徹底的に犯す役、、、なのですから。
しかし悪ければ悪いほど、輝く俳優って居るものなんですね。
こうして北村一輝の名は映画ファンに知れ渡り、その数年後、大きな飛躍を遂げるのでした。
<経歴>
少年時代に映画のなかの海賊に憧れ、映画俳優に。
映画俳優を志す「直前」には、海賊そのものになれるのかも・・・という思いから弓削商船高等専門学校に入学、しかし「どうやらちがうようだ」と気づき、中退。
それほど憧れているのならば、成龍に『プロジェクトA3』でも制作してもらって、夢を叶えてほしい、、、そんな風にも思います。
上京し、オーディションを受ける日々が続く。
しかしパッとせず、充電期間として数年間の海外放浪を経験。
帰国後の90年代後半より、少しずつ波に乗っていくようになる・・・。
映画俳優デビュー作は、風間トオル(!!)が主演した『雪のコンチェルト』(91)。
『LUNATIC』(96)や『アタシはジュース』(96)を経た97年、望月六郎による『鬼火』で初めて注目を集める。
まだこのころは、本名の北村康で活動していました。
97年…『CLOSING TIME クロージングタイム』、『うなぎ』、いわゆるVシネマだけれど、ぜひ観てほしい『FULL METAL 極道』
98年…アイドルグループ「SPEED」に負けじと? 力演する『アンドロメディア』、役作りが話題になった『JOKER 厄病神』
99年…いわゆる、当たり年。小島聖の身体を見ているだけで飽きない『完全なる飼育』、『日本黒社会 LEY LINES』、『皆月』、『DEAD OR ALIVE 犯罪者』
2000年…死体を次々に冷凍化していく―という筋は面白かったけれど、、、な『フリーズ・ミー』、『ひまわり』、堂々の主演を張った『弱虫(チンピラ)』
2001年…このころには一般的な知名度も上がり、ドラマ出演も増え、映画でも陰と陽を使い分けていくことになる。『ターン』、『連弾』
2003年…『きょうのできごと』、上戸彩というキャスティングが致命的だった『あずみ』、『ナイン・ソウルズ』、『キル・ビル vol.1』
2004年…『血と骨』、大人な俳優がそろって大熱演した『ゴジラ FINAL WARS』
2005年…『あずみ2 Death or Love』
2006年…『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』、『大奥』
2007年…その世界観を理解すれば「そーとー」楽しめる『龍が如く 劇場版』、『舞妓Haaaan!!!』
2008年…『次郎長三国志』、『容疑者Xの献身』
2009年…『鈍獣』、『キラー・ヴァージンロード』
2010年…『ACACIA』
そして本年、まもなく公開の新作『テルマエ・ロマエ』が控えています。
テレビドラマで数本挙げるとするならば・・・
NHK大河『天地人』(2009)の上杉景勝役、
そして2004年に第一弾が放送された『航跡~横山やすしフルスロットル』(日本テレビ)の主演でしょうか。
現在の活躍もうれしいですけれど、
いつの日か、『皆月』を凌駕する極悪人を演じてほしいな・・・そんな風にも思います。
アタリかハズレか、、、でも一輝さんと竹内力、楽しそう。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(152)北村総一朗』
大阪出身。
公式サイト・・・イメージとちがう感じだが、面白い
前ブログからつづく、主に映画俳優を取り上げた我流の俳優図鑑です。
五十音順で「か」行「き」の途中であり、本日は北村一輝(きたむら・かずき)さんの登場。
徹底したリサーチや身体改造までおこなって役になりきることから、
「でに郎」デ・ニーロな感じもするけれど、なんとなくゲイリー・オールドマンにちかい気がします。
とにかく目の輝きが印象的。
フツーにしてれば男前なのでしょうが、その輝きを「きらきら」から自発的に「ぎらぎら」にしちゃったところなんか、映画小僧からしてみればチャーミングに映るわけです。
ですから、そのギラギラ感を「一輝」と表現してみせた三池崇史監督―芸名の名付け親―は、さすがだと思います。
お薦めは、奥田瑛二と吉本多香美が主演した『皆月』(99)。
この映画の一輝さん、ひどいです。悪党です。悪魔です。鬼畜です。キチガイです。
「濡れていないから」と、局部にサラダ油を塗り、泣き喚く多香美を徹底的に犯す役、、、なのですから。
しかし悪ければ悪いほど、輝く俳優って居るものなんですね。
こうして北村一輝の名は映画ファンに知れ渡り、その数年後、大きな飛躍を遂げるのでした。
<経歴>
少年時代に映画のなかの海賊に憧れ、映画俳優に。
映画俳優を志す「直前」には、海賊そのものになれるのかも・・・という思いから弓削商船高等専門学校に入学、しかし「どうやらちがうようだ」と気づき、中退。
それほど憧れているのならば、成龍に『プロジェクトA3』でも制作してもらって、夢を叶えてほしい、、、そんな風にも思います。
上京し、オーディションを受ける日々が続く。
しかしパッとせず、充電期間として数年間の海外放浪を経験。
帰国後の90年代後半より、少しずつ波に乗っていくようになる・・・。
映画俳優デビュー作は、風間トオル(!!)が主演した『雪のコンチェルト』(91)。
『LUNATIC』(96)や『アタシはジュース』(96)を経た97年、望月六郎による『鬼火』で初めて注目を集める。
まだこのころは、本名の北村康で活動していました。
97年…『CLOSING TIME クロージングタイム』、『うなぎ』、いわゆるVシネマだけれど、ぜひ観てほしい『FULL METAL 極道』
98年…アイドルグループ「SPEED」に負けじと? 力演する『アンドロメディア』、役作りが話題になった『JOKER 厄病神』
99年…いわゆる、当たり年。小島聖の身体を見ているだけで飽きない『完全なる飼育』、『日本黒社会 LEY LINES』、『皆月』、『DEAD OR ALIVE 犯罪者』
2000年…死体を次々に冷凍化していく―という筋は面白かったけれど、、、な『フリーズ・ミー』、『ひまわり』、堂々の主演を張った『弱虫(チンピラ)』
2001年…このころには一般的な知名度も上がり、ドラマ出演も増え、映画でも陰と陽を使い分けていくことになる。『ターン』、『連弾』
2003年…『きょうのできごと』、上戸彩というキャスティングが致命的だった『あずみ』、『ナイン・ソウルズ』、『キル・ビル vol.1』
2004年…『血と骨』、大人な俳優がそろって大熱演した『ゴジラ FINAL WARS』
2005年…『あずみ2 Death or Love』
2006年…『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』、『大奥』
2007年…その世界観を理解すれば「そーとー」楽しめる『龍が如く 劇場版』、『舞妓Haaaan!!!』
2008年…『次郎長三国志』、『容疑者Xの献身』
2009年…『鈍獣』、『キラー・ヴァージンロード』
2010年…『ACACIA』
そして本年、まもなく公開の新作『テルマエ・ロマエ』が控えています。
テレビドラマで数本挙げるとするならば・・・
NHK大河『天地人』(2009)の上杉景勝役、
そして2004年に第一弾が放送された『航跡~横山やすしフルスロットル』(日本テレビ)の主演でしょうか。
現在の活躍もうれしいですけれど、
いつの日か、『皆月』を凌駕する極悪人を演じてほしいな・・・そんな風にも思います。
アタリかハズレか、、、でも一輝さんと竹内力、楽しそう。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(152)北村総一朗』
初めて見たのはTVの「大奥」だったかな??
長谷川穂積、復活できて最高でっす!!
と言うか最近やっと名前知った方なんで・・・。
やくざ屋さんの中にいたのかな?