大量生産 大量消費

小学校一年生になって
初めて自分の筆箱を買ってもらった
名前入りの鉛筆を１ダースお祝いにいただいた

１本ずつ肥後の守で削り
１本ずつ芯を尖らせた

２Ｂの鉛筆をＨＢに変えた時
すごく成長したような気がした


今、ふと見たら
鉛筆は１本もなく
シャーペンやらボールペンやらマーカーやらカッターやら
何かでもらったおまけやら１００円ショップで買ったはさみやら
なんやらで３０本以上ある

どれも一応自分のものとして愛着はあるのだが
１本１本削ったあの鉛筆と比べると
価値はそんなに無いような気もする

探して見つからなかったら別の物を使う
既に沢山持っているのに
ちょっと気に入ったらまた買う
飽きたらそれはその辺にほぉっておいて
新しいのを使う

職場に山ほどあるのに
バッグの中にもあり
家の机の上にもある

オレってスゴイ財産家なのである。。。