僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

10,000本のチューリップ…①

2014年03月09日 | ウォッチング





東京駅の八重洲口のグランルーフ


大都会に並んで咲いたチューリップ


看板とどっちがきれいだろう


































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アロエニンニク酒その後

2014年03月08日 | 何でも掲示板







レモンを取り出しました。


ふたを開けたとたんにものすごいニンニク臭


匂いだけで元気になっちゃいそうです。








そして、試飲!


グラスを口に近づけただけですごいぞ

そりゃそうだね、3玉くらいニンニクを入れちゃったんだから

こりゃぁ完全に抽出されてますね



あじはどうなのよ?








う~ん






う~ん





むにゃむにゃ





う、








うまい!!

氷砂糖を入れたせいか

ちょっと甘めで美味しいぞ♪

あと3ヶ月くらい置いたら

もっとマイルドになってすばらしい味になるに違いない…



ホントです。。。








































コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いっきりハーブな

2014年03月06日 | 何でも掲示板





手頃なオイル差しを見つけたので

今度からこれでハーブオイルを作ることにしました。


逆さまにして振れないのが難点ですが

口が広くて回せば取れるので

ハーブやスパイスを入れるのが楽です

だから何だかいつもより思いっきり沢山入れちゃってる


でもまぁ、洗うのも簡単だし


もう一つ買ってきて

交替で使えば良さそうです。

最近何にでも、かけたり付けたりするので減りが早い

早めに次のを作っておかなければならないのだ。


それがイイのだ。




















コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いたこ

2014年03月03日 | SF小説ハートマン




老婆は洞窟に座っている。


どこにそんな力が残っていたのだろうか。
手に錫杖を握りしめ鉱泉のしみ出る岩肌に向かってなにやら意味不明の言葉ともうめきとも判別できない声を発している。

洞窟には数百本のろうそくがあった。

老婆が震える指でそのひとつを指し示すとジジッと音がして火がともった。

指が左右に揺れ動くと全てのろうそくに火がともり、彼女の顔を、深いしわをくっきりと照らし出した。


 ナーマンサーマンペプシマン、ターバンカビサンイソワカサラナン、センダンミリンダマーカロシャーナスワ・・・・・

うめきにも似た老婆の呪文がしだいに熱を帯びてくる。
数百のろうそくが呪文に吸い込まれるように瞬き、揺れ動く。


初めの1時間がゆっくりと過ぎ、2時間、3時間、があっという間に過ぎ去ると
もう時間の感覚は無くなってくる。
そして、貨物ブロックのポッドに横たわるハートマンのうめき声と老婆の呪文が重なる。


なおも熱く呪文をはき続ける老婆。
髪の毛は逆立ち、その一本一本からホログラムのようなオーラを放っている。
介護ベッドで曲がったまま硬直していた体はてらてらと汗で光り、は虫類のようにうねる。

震える両手が一瞬空を彷徨い落ちた。


口から泡を吹き体をのけぞるように硬直させた後横向きに崩れる。

同時に数百のろうそくが吸い取られたかのように消え、白い煙が数百の揺らめく筋を描いた。



老婆の顔から深く刻まれていたしわが消え、ひび割れた口元には今、優しい微笑みが浮かんでいる。



数百万パーセク離れた空間に浮かぶ大型スペースシップの中、
ICUポッドに横たわるハートマンの体にフル充電されたプロトン電池のような凄烈な力がわき上がったのと同時だった。


















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリオネ酒…その後

2014年03月02日 | 何でも掲示板





3ヶ月が経ちました


クリオネ達は海底に沈み
サンシュユやローリエに埋もれています


こんなの飲めんのか?
と、不安になりました
試飲はもうちょっと後にしましょう








アロエ酒はというと



こんな感じ





ニンニクはほとんどみんな沈んだまま

アロエはくすんだ色になり

みんな浮いています

レモンはそろそろ取り出さないと苦くなるんですよね

何だかふたを開ける勇気がない…






















コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レジスタンス

2014年03月01日 | SF小説ハートマン



その時老婆はCMS(セントラル・モニターシステム)のコードをそっと引き抜き、フルサポートベッドを起床介護にセットした。

ベッドはウィーンとわずかな機械音と共に老婆を優しくサポートし彼女を遊歩カプセルへと導いた。
遊歩カプセルは全自動の車いすのようなもので、介護なしでも安全に散歩が楽しめるものだ。

一時期自動車メーカーと家電メーカーが開発を競ったが、
結局イスラエルの町工場で作られたものが圧倒的な実用性を武器に台頭し
またたく間に世界中のユーザーを獲得した。

今では遊歩カプセルと言えばこのメーカーのブランドロゴを思い浮かべるほど有名になっている。



つい今までまるで植物のように眠りに就いていた老婆は、2つの目を異常なまでに広げ瞬きもせず何かを見つめている。


深いしわに包まれた彼女の手は絶え間なく震え、何かを指し示している。
遊歩カプセルは音もなく建物を離れ、ストリートの下を走るケーブルスペースを移動していった。

保安担当がCMSの異常に気付き老婆のベッドを確認しようと監視カメラを向けた時、
すでに遊歩カプセルはカメラの監視範囲から遠く離れたところを
老婆の指さす方向に向けて最高速度で移動していた。















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする