わ~い。久しぶりの喜んだ顔
ビンの蓋が開けられない、ペットボトルの蓋が回らないさ~
もう片手じゃむりなんだってばさ~
僕にまかせなよ
両手で回せばなんくるないさ~♪
って、こんなものを作ってみたさ~。。
わ~い。久しぶりの喜んだ顔
ビンの蓋が開けられない、ペットボトルの蓋が回らないさ~
もう片手じゃむりなんだってばさ~
僕にまかせなよ
両手で回せばなんくるないさ~♪
って、こんなものを作ってみたさ~。。
それは美しい音楽、
大きな荷物はアコーディオンだったのだ。
かなり大きな音量だが全く耳障りでなく、素敵!
ライムライトに始まって小さな恋のメロディ、ふるさと、ジブリで聞いたことのある曲、
題名は分からないがポピュラーなクラシックの曲と途切れなく続く。
10曲ほど奏でた後一度アコーディオンは横に置いて休憩。
その時初めて顔を向けてじっくりその姿を見た。
それまで目は本の活字を追っていたが、心は音楽に魅せられていた。
顔を向けると、本を読んでる時にうるさい奴だと思ってそうしたのだと勘ぐられて、
演奏を止めてしまうかも知れないことを心配したからだ。
大きな公園では時々サックスや尺八の練習をする姿が見られるが、
多分楽器を習い始めの中学生や年寄りの趣味らしきもので、
音楽とはほど遠い聞くに堪えないものだったりすることが多い。
使い込んだらしいくたびれたアコーディオンからこんな美しい音が出るなんて…
この人はいったいどんな人なんだ。
読んでいた本を閉じ、向きを変えて聴衆になってみた。
風が心地よさを通り越して寒くなってきたので場所を変えることにした。
ぐるっと歩きながら心地よい場所を探す。
ベンチは沢山あるがほとんど空いているのでお好きなところに座り放題という感じだ。
何度めかでちょうど良い場所を見つけ、本の続きを読み始める。
犬の散歩の人が少しずつ増え、お互いに挨拶したり喧嘩のように吠え合うのを必死で止めたりと騒がしくなってきた。
そんな時大きな荷物を担いで隣のベンチにやってきた人がいる。
横目でそっと見ると、初老のやつれた感じの人だ。
申し訳ないが、その時はホームレスなのかと思ってしまった。
しばらく休んでいたが、ごそごそする音に目を向けると大きな荷物の中から何かを取り出す。
そこでも申し訳ないが、ホームレス特有の家財道具を取り出しているのだろうくらいにしか思わず、
なるべく見ないようにしようと決めて本の続きを読み続けた。
そして夢のような驚くべきことが始まった。
起きた、のではなく、始まった、のだ。
朝夕肌寒くなってきました
日中の気温はは30度近くになると言っても
空気はもう秋の様子です
ひとりの朝はホットコーヒーを選択してしまいます
ファミマのフラッペも今日で最後かも知れない
誰が考えたのか
味付け氷に熱いミルクを注いで客に混ぜさせる…って
マンゴー味イイネ♪
緑茶味?イマイチね
どれも氷をつついて混ぜてると
ストローの上からあふれ出してしまうのがカワイイです
やっぱり定番のカフェフラッペが一番イイネ♪
夏の終わりに新発売のジェラートフラッペ
ぜんぜんジェラートじゃないじゃんか
これはダメですね。
あとさ、コンビニのコーヒー競争が始まった頃
マシンの棚にあったこの、、、
その~、何てぇの、、
カップをはめるカバーみたいな、マフラーみたいな、腰巻きみたいな
要するに段ボールでできてる筒
あれ無くなっちゃったよね
これが無いと手がちめたいから
マイムは何度も使い回してるんだよ。。
足下の草むらで何かが動いた。
覗いているとカナヘビの子供がちょろりと出てきた。
こいつは朝の太陽で体を温めていたところ急に人間が現れて慌てたのだろう。
カナヘビはトカゲだけど、どうもあまり好まれない生き物だ。
切れたしっぽがくにゅくにゅを動くのを見て
得体の知れない生命を感じたことが誰でも一度はあるだろう。
へびが蛇に聞こえるので、どうしてもにょろにょろしているイメージになってしまうのかも知れない。
青く縞になっててらてら光っている日本トカゲの方が蛇っぽいし、
危険を感じたときシッポを切って逃げる習性はこっちの方が多い気がする。
そもそも爬虫類っていうのはどうしてこんなに嫌われるのだろう。
その辺に沢山いるのにとてもキモチワルイものにされている。
一部の毒を持っている蛇や凶暴なワニが全体のイメージを悪くしているような気がする。
顔が強烈にカワイクナイと言う人もいるが、近くでよく見て欲しいとカナヘビに代わって訴える。
カナヘビは幼い頃箱に入れて飼育したことがある。
餌になるコオロギを探しに草むらをかき分けたり、手に乗せて角砂糖をかじらせたりした。
三角にとがった口の中に柔らかそうな肉厚の舌が動く様は、恐竜に憧れるそれと同じかも知れない。
もっとも骨でない生きている恐竜が目の前にいたらカワイイなんて思いもしないのだろうが。
まてよ、草食のおとなしめの恐竜が今いたら、ペットにしてしまうに違いないか?
いよいよ昼夜関係なく盛大に鳴きだした
一度に5匹位の競演だ
鳴き声にどんな違いがあるのか
どんなに注意深く聴いてもさっぱり分からないのだが
虫同士には何かを感じるのかも知れないね
あっちの声の方が素敵だわ とか
こっちの方がイケてるぅ~ なんて
思ってるのか、びびっとくるのか…
羽のこの模様をこすり合わせるだけで
こんなにも大きな音になる
全身を震わせてけなげに鳴くのはオス
裏から見ると案外細い
求めているのは
処女 若いメス か
思いっきり脂肪の付いた熟女 腹を膨らませたメスか
次第にメスは成熟し
餌の煮干しをもりもり食い
鳴かないし飛ばない羽なんかどうでもいいただの飾りだというように
もう只のころんとした芋虫風になっていくのだ
そしてお尻に長く飛び出た
針のような産卵管を地面に突き刺し卵を産みまくるのですよ
あ~ぁ、それがすずちゃんの一生。。
バッグに入れてきた本を取り出す。
オリバー・パターワースの「大きなたまご」という本だ。
最近は目が悪くなったせいか、眼鏡をかけても小さな活字が読みにくい。
ある日図書館でたまたま手に取った児童書が大きめの活字で読みやすいことに気づき、
以来もっぱらこの種のものを好んで借りることにしている。
内容はファンタジーだったり愛情物語だったり、
子どもの頃体験した事だったりするのだが、どれも読後幸せな気持ちに涙する様なものが多い。
子どもが活躍する或いは子どもが中心のお話は、
内容に共感してわくわくどきどきするのではなく、
何だか孫を遊ばせているような喜びと(孫を遊ばせたことはないのだが)
何が起きても動揺しない絶対的な安心感の上でのおもしろさのような気がする。
大人向けのサスペンスやミステリーにある、殺人やバイオレンスのシーンが生々しいのはどうも苦手なのである。
日陰を選んで車を止める。
サンシェードをバイザーで止め、窓を少しだけ開けておく。
戻ってきた時に少しでも車内を快適に近づける為なのだが、
実際はそれでも猛烈に温度は上がってしまう。
エアコンを入れ窓もハッチも全開にしてしばらくしてからでないと走り出す気になれない。
夏場はいつものことだから仕方ない、日陰に駐車スペースがあっただけでもありがたいと思うことにした。
ほんの数分歩いただけで鮮やかな緑が見えてくる。
涼しさは目でも感じるものなのか、
いや実際湖上を渡ってくる風は木々の間をすり抜けてなお涼しさを増す感じがする。
遊歩道に沢山並んでいるベンチの中で一番気持ちよさそうな場所を選んで座ってみる。
犬の散歩で時たま見かける以外まだほとんど人影がない。
平日だし夏休みが終わって子ども達の集団が見当たらないのも湖畔を穏やかに休ませている原因だろう。
人生ってそんなもんなんだろう♪
どこでどっちに曲がっていくか
何を残していくか
できることなら最後までからみあっていたいよね
巡り会ったその日から
ぼくはこっち、君はあっち
どうしたって言うんだ、へいへいベイビー
あっちょんぶりけっ
ほなさいなら…
デイケアではお風呂に入れてくれるのだが
荷物を整理していると
使ったはずのタオルと下着が
きれいなまま帰ってきた
さかま まさかと思って連絡帳を見ると
お風呂に入ろうとして脱衣はしたけど
とつぜん怒りだし入浴は拒否したとのこと
なんだよ
風呂に入らなきゃ髪も洗ってもらえないし
だいたい臭くなってくるし
口臭もそうだが、体が臭ってくると
介護が嫌になってくるのだ
次のデイに行くまで数日おいてしまうので
家で入れることにした
同居人は初めからやれないとのことなので
マイムが入れて洗ってやることにした
拒否しても無理矢理入れてしまう覚悟で
初めは着衣のまま、頭洗おうね~と風呂場に誘い
頭にシャワーをかけながら服も濡らしてしまった
寒いからと全部脱がせ
その勢いで湯船に入るように勧めると
あんがい抵抗なく入った
全身を洗い、ドライヤーで髪を乾かす間
ずっと「お風呂は気持ちいいね」と繰り返しすり込んだ
今日のマイムは(誰も褒めてくれないけど)結構頑張ったと思う。。
裏庭に回ってみると
蚊がいずこからとも知れず、ぷんぷんぷ~んと寄ってくる
こいつらいったいどこに待機してたのだろう?
普段人や動物なんかめったに行かないんだから
その間何を食ってたのだろう?
まったく腹が立つ奴らだ
それはそうと、かってに生えまくっているミョウガを覗いてみると
あるある
今年もちゃんと出てきた(これはミョウガの花なのか)
あちこちに顔を出している
こんな石ころだらけの不毛の地なのにね
ふたつのもある
とりあえず見えてるのはみんな引っこ抜いて
良く洗ってから梅干しの梅酢に漬けてみた
茗荷大好き人間なので(だから少し馬鹿なのか)
とにかくこれは刻んで豆腐の薬味とか
白いご飯に振りかけたりして食べるのだ