リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

チェコ人の名前

2007-10-02 18:32:06 | チェコ共和国
ドブリーデン!

日本は急に秋らしく(東京は寒く)なったようですがお変わりありませんか?
体調管理に気を配ってお過ごしくださいね。

こちらのテレビでドラマや映画を見ていると終わりに必ず出演者の名前を読み上げるのです。テロップが流れるだけではなく一人ひとりの名前をちゃんと読み上げているのです。
それを見ていて(聞いていて)感じたことなのですがやたら最後に「~ova」(~オヴァー)が付く人が多いので気になって聞いてみました。

なんと女性にはみんな苗字の後に オヴァー が付くのだそうです。(少し例外もあるようですが)
ですから夫婦でも夫と妻では苗字が違うのです。

お父さんの苗字の最後が子音なら生まれてきた女の子はそのままovaが付き最後が母音ならその母音を取ってovaを付けるというのです。

たとえばお父さんの苗字が田中(TANAKA)なら女の子はタナコヴァー(TANAKOVA)となり、山田ならヤマドヴァーとなります。
結婚しても同じように夫の名前の後にオヴァーが付く苗字に変わるそうです。
もし自分がチェコ人だったら・・・?と考えると面白いですね。

また苗字に地名や職業、動物に関係するものを使うのは日本でもありますがここでも多いようです。

面白い苗字で「醜い」「お墓」「残念」「粗末な」「不幸な」と言う人もそう珍しくはないとのことです
また動詞の過去形を使った苗字も多く「穴を掘った」や「招かれなかった」と言う苗字の人も結構いるそうです。
もちろん変な苗字ばかりではなく「幸せな」とか「新しい」と言う人もいます。
以前ミスコンテストで「醜いさん」がグランプリを取ったこともあるそうです。笑えますね。

苗字制度は18世紀のマリア・テレジアの時代に始まったそうですがお金のない人は良い名前が与えられなかったそうです。
変な苗字で嫌なのかと思ったらへんな苗字の人が多いためか全然気にしていないようです。

長くなるので下の名前(ファースト・ ネーム)については次回にします。

* スペルのovaのaには記号が付きますが文字化けするかもしれないので使っていません。

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8 コメント

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お久しぶりデース (ビオレッタ)
2007-10-02 21:09:30
りようさん ほんとうにお久しぶりです。
ブログは何時ものぞいているのですが。沢山の方がlコメントしてらっしゃるので、つい遠慮してしまうのです??
苗字のお話し面白いですね。日本でも明治以前は、名前だけで、身分のある人だけ苗字帯刀が許されたんですね。農耕民族ですので、田、の付く人の多いこと。
日本にも中にはおかしな苗字もありますよね。

昨日はペパーミントの日でした。ひとしきり貴方の噂
に花が咲きました。それから、正子さんがホールインワンをした話になり、地下の”そよかぜ”でささやかにお祝いしました

今巨人ヤクルトの最終戦を聞きながら書いてます。
4:3で負けてます。9回裏です。ここで勝てば巨人の優勝が決まると言うのに・・・2死満塁です。
もう止めます。またね
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ビオレッタさん (リョウ)
2007-10-03 07:10:19
本当にお久し振りです。
hall in one とはすごいですね。
この場を借りて私からもおめでとう

う~ドキドキですね。解説ありがとうございました。
やりました巨人5年ぶり31回目の優勝です
ニュースで少ししか見れないのが残念です。テレビの前で一緒に盛り上がりたかったですね~。
もちろん今日はカンパ~イです。(毎日乾杯してますが)
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思い出しました (mura)
2007-10-03 10:26:56
その昔、東京オリンピックでチェコの体操選手、ベラ・チャフラフスカ・・・覚えていますか?

ポーランド語の授業の時・・・
ポーランド語の場合、彼女がもし男性だったら、‘チャフラフスカ‘ではなくて、‘チャフラフスキー‘と語尾が変わることを教わりました。

チェコ語も同様に、男性名詞、女性名詞、と変化するのね。

語尾がいっぱい変化する言葉は覚えられない!!!ですよね・・・

でも・・・チェコ語。頑張って!
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muraさん (リョウ)
2007-10-03 22:58:48
やはりポーランド語もそうだったんですね。
私も「チェコ人の名前」を書き込みしている時同じスラブ語系のポーランドではどうなんだろう?と思いながら書いていました。

よく耳にする「~スキー」というと男性だということなのですね。そして「~ova」が付く人は女性。
来年のオリンピックも別の角度から楽しめそうですね。
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名前 (mura)
2007-10-03 23:43:14
そうなのです・・・
ポーランド人は、日本名も語尾を変換してしまい、

たとえば、‘まどか‘さんの時は‘まどき‘さん、に変わってしまうのです。いくら日本語名を教えても、‘き‘に変わってしまい笑いました。

スラブ語って難しいですね。その国に生まれ育っていないと、何が男性名詞か女性名詞か、中性名詞か、わかりません。

確かに、~スキー、~スカ、など東欧には多いのに気がつきます


・・・さて、東京オリンピックは古かったかな・・・年齢がバレル!!!
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名前の変わるのは女性だけ? (宮崎のケイコ)
2007-10-05 10:54:23
名前とか習慣とか行事などは 住んでみないとなかなか解りずらいものが ありそうですね。

共通しているのは どこの国も男性優位社会だということでしょう。
名前だって変化していくのは どこの国でも女性の方ですもの。

そして女性が自己主張をしないようにシキタリや習慣でがんじがらめに 縛られている現実を思います。

女性は守られてもいますが、見えない鎖で縛られてもいます。
名前のことを読んで そう感じました。

それでは又ね
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宮崎のケイコさん (リョウ)
2007-10-06 09:16:31
本当にそうですね。女性を守るというところからきているそうですよ。この女性は私が責任を持って面倒をみますと。

でも今のチェコの女性は守ってもらわなくてもかなりしっかりしている・・・というか~強いというか~かなりきつい人が多いとよく耳にします。
私も時々そう思います。
先日ある会で独身男性が絶対に(強調して)チェコの女性とは結婚しないときっぱり言っていました。
日本女性と結婚したいと毎年お見合いをしに日本に行ってるチェコ人がいるそうです。
チェコの離婚率は50%と聞きましたよ。

何だかんだ言っても日本女性は優しいとしみじみ感じる今日このごろです。
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50%なんですか? (宮崎のケイコ)
2007-10-07 08:54:20
それは驚きました。
共産圏だった国の女性は何故か強いと思いませんか?
お隣の中国も女性がかなり強いイメージがあります。
離婚率は低そうですが・・・。
貧しいと離婚などしていられませんから、ソレかなと思います。(行ったこともないのに スイマセン)
日本女性は かなり強くなっているとはいっても優しいですよね。
ぎりぎり色んなことを我慢できますもの。
私も強いけど、中身が優しいですよ(自己アピール)
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