ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

知らない花にもたくさん出会いました

2010年06月07日 | 旅行
 昨日6月6日にお伝えした「ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデン」という庭園を訪れた話の続きです。美しい花々にたくさん出会った興奮から、2日連続してお伝えします。

 長野県大町市にあるラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデンは、その季節の花々が咲き乱れています。当然、寄せ植えとして、いくつかの旬の花々がお互いに存在を主張し合いながら、色彩的に調和のとれた花壇にまとめられています。

 たぶん百日草系と思われる、日ごろは地味に感じる花が結構、主役を務めている花壇もあります。花の盛りの時期の生命力が見事に主役を務めさせていました。


 初めて見た花も多数ありました。小道を歩くと、「こんな花もあるんだ」という珍しい花々にいくつも出会いました。その一つが「コウリンタンポポ」です。入園時にいただいたパンフレットの花の写真と照らし合わせて、「この花だ」と判断しました。


 とても不思議な色合いの花でした。「タンポポ」と名が付けられていますが、あまりタンポポらしくない風情です。寄せ植えの中に、ポツポツと咲いていました。

 もう一つもパンフレットとの照らし合わせで、「この花ではないか」と推定した花です。何科なのか皆目(かいもく)検討もつきません。その花は「ケンタウレア」です。小道沿いに咲いていました。


 ヤグルマギクの仲間だそうです(“ヤグルマソウ”とは違います)。イタリアなどの欧州が原種のようです。一見地味でしたが、良く見ると可憐な感じの花でした。

 このほかには、葉を含めた全体の感じはイチゴですが、花が観賞用に大きく薄いピンクのきれいな花もありました。これは、名前が分かりません。これに加えて、通称“ヘビイチゴ”と呼ばれる黄色い花もありました。「こんな花の園芸種もあるんだ」と、感心しきりでした。

 こうしたことが、各季節ごとに繰り返されているのだと思います。園芸種の奥の深さを知った旅でした。このガーデンのシンボルになっている「除虫菊」の開花期にまた訪れてみたい庭園でした。憂いを感じる深みのある色合いです。