ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙の「検索がなくなる日 あなたの心も読める」を拝読しました

2014年08月20日 | 日記
 2014年7月19日に発行された日本経済新聞紙朝刊に掲載されたコラム「検索がなくなる日 あなたの心も読める」という記事を拝読しました。

 米国のIT(情報技術)会社のグーグル(Google)が人工知能(AI)技術を進化させているという記事です。同社会長のエリック・シュミットは「コンピュータの未来はAIがどこまで進化するかにかかっている」と語ります。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞紙 電子版でも同じ見出しでコラム記事が載っています。



 この刺激的な見出し「検索がなくなる日 あなたの心も読める」とは、例えばサービス「グーグル ナウ」にスマートフォンの位置情報や自分の予定などを入れておくと、ある日にある人に会う約束があれば、目的地までの最適経路情報や混雑情報、その出発時刻などを、スマートフォン画面に自然に表示するという話です。

 スマートフォンの持ち主に対して「必要なあらゆる情報を予測し、検索で聞かれる前に提供するのが我々の目標」と、検索技術担当の副社長のベン・ゴメスさんは語ります。

 米国のグーグル社は人工知能開発の英国ベンチャー企業のディープマインド・テクノロジーを約5億ドルで買収し、有名なデミス・ハサビスさんを、グーグルのAI開発チームのリーダーの据えたと伝えます。

 こうした人工知能技術の開発によって、同社は「夢の検索サービスの実現」を狙います。自ら学んで問題を解決するAIを実現できれば、スマートフォン利用者の意図をくんで、検索する前に、より的確な答えを提供できるそうです。余計なお世話のような気もしますが・・。

 米国の未来予測学者のレイ・カーツワイルさんは「コンピューターが人間並みの知性を持つ“シンギュラリティ”が2045年に訪れる」と予言しています。人間と人工知能が共存する日には、どんな未来になっているのか予想もできません。

 米国では人工知能の研究開発が盛んですが、その脅威についての議論も盛んです。“自動運転車”とは、人工知能によって成立するものです。人間はどこまでコンピューターに依存するのでしょうか。