ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県北本市にある北本自然観察公園の雑木林では、モズしか観察できませんでした

2017年10月14日 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市荒井にある広大な北本自然観察公園に野鳥観察などに行って、モズを観察しました。

 北本自然観察公園は、雑木林が池や疏水、湿地などを囲んでいる、昔ながらの里山風景を保っている自然観察公園です。

 北東側から一番奥にある南側の湿地帯は、ヨシなどが枯れ始めています。



 この大きな湿地帯の両側にある木々の林からは、シジュウカラやホオジロなどが時々、飛び上がります。残念ながら、木の葉がまだ繁っているので、シジュウカラやホオジロを撮影できませんでした。

 湿地などを囲んでいる雑木林の中の大きな木の一番上に、モズが留まり、よく鳴いています。



 当初は、北本自然観察公園にやって来たというヤマガラを探しましたが、ヤマガラには出会えませんでした。

 この湿地帯では、ミゾソバがたくさん花を咲かせています。



 木々の森陰では、ヤブランがあちこちで実をつけています。



 ヤブランの実は最初は緑色で、次第に深い青色に変わっていきます。



 雑木林の中の枯れ木には、いろいろなキノコが生えています。群生している白いキノコを見つけました。



 雑木林などの陽当たりがいい場所では、クサキが実をつけています。



 タカアザミあるいはナンブアザミと思われるアザミ系が花を咲かせています。アブなどが蜜を吸いに来ています。 





 キチョウも花の蜜を吸いに来ています。



 北本自然観察公園の近くの農地では、ソバの白い花がよく咲いています。



 埼玉県内の多くのソバ畑では、ソバは実をつけて、刈り取られて始めています。その中では、このソバ畑はまだ白い花をたくさん咲かせていました。

埼玉県北本市にある北本自然観察公園の池には、コガモが飛来していました

2017年10月14日 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市荒井にある広大な北本自然観察公園に、また野鳥観察に行って、冬鳥のコガモなどを観察しました。

 北本自然観察公園は、雑木林が池や疏水、湿地などを囲んでいる、昔ながらの里山風景を保っている自然観察公園です。約1カ月ぶりの訪問です。

 その池である高尾の池には、冬鳥のカモ類の一種であるコガモが飛来していました。今回はざっと見た感じでは20羽ほどのコガモが高尾の池の底に生えている水草などを食べていました。



 全長約38センチメートルの小型のカモのコガモはエサを探して、移動を繰り返します。日本までの長距離を飛んできたので、お腹が空いている様子です。





 高尾の池には、コガモなどのカモ類がたくさん住み着いたために、高尾の池の真ん中付近にあるヨシが繁った小島に来ていたカワセミは登場しませんでした。

 高尾の池につながっているヨシ原の中にある水路に突き出ている枯れ木に、コガモが3羽、休んでいます。



 日向ぼっこをしてるようです。コガモのオスはまだ、地味な夏羽根姿です。もうすぐ派手な冬羽根に衣替えします。

 少し経って、再び、ヨシ原の中にある水路に戻ってみると、コガモが4羽になっていました。



 今回、このヨシ原の中にある水路につながっている湿地では、水生植物のアサザがまた咲いていました。





 約1カ月前に訪れた時は、アサザは花が終わっていました。アサザが秋にも花を咲かせることを、今回、初めて知りました。アサザは環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧に登録されている貴重な水生植物です。

 雑木林の縁では、“野菊”の一種であるノコンギクがあちこちで咲いていました。





 北本自然観察公園の入り口付近に生えている落葉樹が葉を落とし、実をつけています。この落葉樹は実をつけると、遠目からは白い花が咲いているようにみえます。



 北本自然観察公園では、里山の秋が静かに進んでいます。

 なお、約1カ月前に北本自然観察公園に野鳥観察で訪れた話は、弊ブログの2017年9月9日編をご参照ください。