ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市の北東部にある池の平湿原では、イワカガミが見ごろになっていました

2018年06月27日 | 旅行
 長野県東御市の北東部の山中にある池の平湿原では、6月下旬には山野草のイワカガミの花が見ごろを迎えます。

 この池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた火口原に広がる高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。

 地蔵峠から湯ノ丸スキー場の上部を目指してくねくね道を上がると、その先の山岳道路の入り口部分に、池の平湿原の駐車場があります。

 池の平湿原の出発店となる駐車場から針葉樹林の中の山道を池の平湿原に向かって下っていくと、約20分ほどで池の平湿原に到着します。



 池の平湿原をほぼ一周する木道の東側部分には、針葉樹の森がすぐ側まで迫っています。この針葉樹の森がすぐ側まで迫っている森陰のある大きな岩の表面は木陰なために、コケが生えていて湿った感じです。

 その湿った感じの苔むした岩の表面には、イワカガミが群生しています。





 どのイワカガミも深みのあるピンク色の花を咲かせています。





 池の平湿原の中の日当りがいい草原部分でも、イワカガミの花が咲いています。





 池の平湿原を囲む森の中では、アズマシャクナゲの木が蕾を膨らませています。



 池の平湿原の所々に生えている低木には、ビンズイが来て留まります。





 池の平湿原の木道を歩く観察者などの人影がない時には、ビンズイは木の上部で、よくさえずり続けます。

 6月下旬の池の平湿原は、訪れる方がまだかなり少なく、静けさに満ちています。