岐阜県恵那市中野方町坂折という山里にある坂折棚田に、約5年ぶりに訪れました。
中央高速道の恵那インターから県道を北西側に向かって、恵那峡の下流側にある橋を渡って緩やかですが次第に山里を上っていきます。すると、山里の斜面に巧みに築かれた坂折棚田にでます。


この坂折棚田の特徴は、棚田の段々をつくる石積みを専門の石工職人が築いた点にあります。このため、段々の見た目が美しい棚田です。この坂折棚田はNPO恵那市坂折棚田保存会が保存しているそうです。

坂折棚田は江戸時代初めから築かれ始めたといわれるために、約400年の歴史のある棚田です。しかも、この石積みは名古屋城の石垣を築いた職人集団「黒鍬(くろくわ)」と呼ばれた職人によると伝えられています。
明治時代には、ほぼ現在の姿の棚田が完成していたそうです。
この棚田のイネはもう大部分が刈り取られていました。稲刈りが終わり、晩秋を感じさせます・

刈り取られた稲穂は、ハザに架けて天日干しされています。美味しい米ができそうです。


この棚田の上側に出る農道は、くねくね道で、途中が狭かったり、広かったりと、現在の自動車が通ることを前提にしていない道です。万が一、車同士がすれ違うのは、場所によっては大変、困難です。
江戸時代初めに、専門の職人集団に依頼して石を積んだという事実は、当時はここは豊かな集落だったのではと想像しました。
また、中央高速道の恵那インターから観光地の恵那峡の下流側を北西側に向かう県道の両側は棚田風の石垣が多い農村風景です。また、水に恵まれた土地のようです。
中央高速道の恵那インターから県道を北西側に向かって、恵那峡の下流側にある橋を渡って緩やかですが次第に山里を上っていきます。すると、山里の斜面に巧みに築かれた坂折棚田にでます。


この坂折棚田の特徴は、棚田の段々をつくる石積みを専門の石工職人が築いた点にあります。このため、段々の見た目が美しい棚田です。この坂折棚田はNPO恵那市坂折棚田保存会が保存しているそうです。

坂折棚田は江戸時代初めから築かれ始めたといわれるために、約400年の歴史のある棚田です。しかも、この石積みは名古屋城の石垣を築いた職人集団「黒鍬(くろくわ)」と呼ばれた職人によると伝えられています。
明治時代には、ほぼ現在の姿の棚田が完成していたそうです。
この棚田のイネはもう大部分が刈り取られていました。稲刈りが終わり、晩秋を感じさせます・

刈り取られた稲穂は、ハザに架けて天日干しされています。美味しい米ができそうです。


この棚田の上側に出る農道は、くねくね道で、途中が狭かったり、広かったりと、現在の自動車が通ることを前提にしていない道です。万が一、車同士がすれ違うのは、場所によっては大変、困難です。
江戸時代初めに、専門の職人集団に依頼して石を積んだという事実は、当時はここは豊かな集落だったのではと想像しました。
また、中央高速道の恵那インターから観光地の恵那峡の下流側を北西側に向かう県道の両側は棚田風の石垣が多い農村風景です。また、水に恵まれた土地のようです。
稲がみのって、刈り取られた後がいいです。
また、来年、田植えの時期がみたいです。
この場所に、石積みの棚田をつくった先人の苦労が偲ばれます。
刈り取った稲が、田んぼに寝かせてある風景や、はざ干し風景も懐かしさを覚えます。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
この坂折棚田は恵那市の観光スポットとして紹介されています。観光地の恵那峡の下流側にある橋を渡って、白川町方向に県道を北西に進むと、「坂折棚田」の表示が出て来ます。
ここを左折し、道幅が一部狭いくねくね道を上ると、坂折棚田の上側に出ます。上部には展望台があります。
ここはNPOが保存しているそうです。
山里でも稲作をしようという江戸時代の農民の方の思いが感じられますね。
棚田百選の本を買ったのですが、ページをめくるだけで、なかなか行けていません。
飯田は近いですので訪ねてみたいです。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
現時点では、棚田百選の本をじっくりと眺めて、まずは体調回復にお務めください。
棚田は逃げませんので。いずれ、棚田リポートが拝見できると思いますので・・22
ご先祖の方々が苦労して築いた棚田ですね。
稲作を大事にする伝統が感じられます。
石積みの棚田は珍しいですね
江戸時代に専門の石工職人が築いたのも驚きです
整然として無駄がない感じですね
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
江戸時代に、山間地にいい田んぼを作りたいという願いが、専門の石工職人に石積みを頼むということになったのでしょう。
そよかぜさん、お身体を大切に散策をお楽しみください。
この千葉の棚田もNPOが管理・維持しているとのことでした。
農家の高齢化によって、棚田はNPO管理が多くなっていくようです。