ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

皇居東御苑ではウメに加えてカンザクラの花なども咲いています

2011年02月11日 | 季節の移ろい
 皇居東御苑のお庭は知る人ぞ知る、隠れた名庭園です。東京都千代田区の丸の内や大手町に勤めていても、一度も行ったことがない人が多いからです。この季節は、皇居東御苑の梅林坂のウメの花が見ごろです。

 梅林坂は、地下鉄の竹橋駅に近い平川門側にあります。本丸跡に通じる梅林坂は白梅を中心に満開に近い感じで咲いていました。紅梅やピンクのウメの花も咲いています。一眼レフカメラを構えた方が何人か熱心に満開のウメの花を撮影しています。

 江戸城の石垣は一つひとつの石がさすがに大きく、合わせ目がきれいだなと思いながら、梅林坂を本丸跡に向かって上りました。石垣の合わせ目をよく見ると、少し大きな隙間がの一つあり、そこから枯れ葉が時々、飛び出してきます。野鳥のツグミの仕業でした。木の実などを探して、落ち葉をまき散らしているようです。

 大勢の外国人の観光客が、本丸跡の見所の一つである天守閣跡に向かいます。人混みを避けて、本丸の中で咲いている花を探しました。すぐに目に付いたのはカンザクラ(寒桜)です。花の色は淡紅色です。何本かが華やかに咲いています。




 外国人の観光客の方が記念写真を撮影していきます。もちろん、メジロが何羽か蜜を吸いに来ています。

 本丸の中心部に近い岩室の近くでカワヅサクラ(河津桜)が咲き始めていました。咲き始めのためか、本家の伊豆半島の河津町で咲くものより、花の色が薄い感じです。


 ここにも当然、メジロが数羽、蜜を吸いに来ています。次々と花を換えて、蜜を吸い続けます。この季節は餌も少ないので、熱心に蜜を吸い続けています。


 別の野鳥も来ました。ジョウビタキでした。冬に、中国やロシア東部などから日本各地に渡来する野鳥です。お腹のオレンジ色が印象的な野鳥です。


 メジロと違って、蜜を吸うわけではないので、あちこちの枝に飛び移ります。時々、藪の中に入ります。何を探しているのか分かりません。

 皇居東御苑は各季節ごとに、さまざまな花などを楽しませてくれる庭園です。6月に咲くハナショウブ(花菖蒲)が見事なのですが、タイミング良くなかかな行くことができません。よく手入れされていることも、気持ちのいい場所です。

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1 コメント

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ジョウビタキ同好会 (冬鳥の代理人)
2011-02-12 16:28:28
ジョウビタキは、スズメより少し小さい冬の野鳥です。冬になると、都市部の公園などでもよく見かける、身近な冬鳥の一つです。オスもメスも、胸から腹、尾にかけては明るい橙色(オレンジ色)をしています。翼の羽根の色は黒褐色ですが、中ほどに白くて細長い斑点があるため、これを基に近縁種と区別できます。ヒタキ類のように樹上から飛び立ち、羽虫を空中捕獲したりするほかに、ツグミ類のように地上に降りることもある冬鳥です。冬期は、主に平地の低山の明るく開けた林の中に生息します。
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