四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 小出川 彼岸花見てきました 2016

2016年09月18日 | 彼岸花

2016年9月17日(土) 毎日天気予報を見ても台風の影響でしょうが、ず~と

先まで曇り時々雨の日ばかり~

彼岸花撮影はやはり青空の日が良いので、今年は無理かなぁ~と半ば

諦めていたが、今朝窓越しの明るい日差しに気付き~見上げて見ると青空だ~ 

こりゃビックリ~待望の青空だ~とカメラ片手に飛び出した

小田急線の湘南台駅西口のバス停で、乗るのを待ってくれたバスに飛び乗った

バスに間にあって良かった良かった~と思っていると、今の駆け足で汗が噴出~

  

バスの終点で下車しパンフ片手に小出川の大黒橋へ急ぐ~ 10時頃に着いた

青空といっても薄い雲がかかった青空で、曇よりはましだと歩き始めた

 

例年ならいくつも咲いているこの辺りはぽつりポツリ~だ

まだ少し早いのかなぁ~と思いつつ先へ・・・

 

ここまでやって来たら、やっと咲いている雰囲気になった

前後して何人にも出会ったが、今朝の青空でやって来たそうだ

 

この辺りは沢山咲いていて、青いロープが張ってあった

富士山はおろか遠くの景色も霞んで見えた

カメラの前に蝶がやって来てくれた~ チャンス~

 

青空ではあったが薄い雲がかかっていてイマイチの空模様だ

 

所々に咲いている花を撮りつつ先へ先へ歩く

例年なら咲いている所も何故か花が少ない~蕾ばかりだ

今年はお天気が悪く日差しが少なかったから成長が遅いのかも・・・

 

コスモスを撮りに脇道に入ると赤とんぼが出迎えてくれた

 

川沿いの小さな木に青カエルの子供がとまっていた

カメラを向けても逃げる気配が無く、何枚も撮る事が出来た

 

先の方の土手の左側が平地になっている所まで行ったが

蕾は沢山あったが、まだ咲いている様子は無くて、3~4日先になりそうだ

止む無く引き返すことにした

 

お昼近くなると見に来ている人も増えてきた

 

咲いている花の足元にも沢山の蕾があった

 

このあたりが一番多く咲いていた 

 

鉄板つくりの橋の上より写した

 

S字カーブが見えるように俯瞰した

満開になって川沿いが赤いラインになるときれいなんだがなぁ・・・

 

今年の

【 第9回 小出川彼岸花まつり 】 

9月22日(木・祝) 10:00~15:00

 

小出川彼岸花も近年名所になってきて、パンフレットも美しくて

きれいな写真や、会場マップも丁寧に記載されている

今日見てきた様子では9月22日頃が見頃になりそうだ

 

《ご参考に彼岸花の開花条件を調べてみました》

日本植物生理学会のHPにQ&A形式の説明がありました

中間略・・・雌ずい形成期に達すると、それまでの発育を促した高温(2530℃)ではかかえって

発育が抑制され、適温は20℃付近に低下します。自然環境下での開花が9月中・下旬になることや

関東での開花が関西より10日ほど早くなるのは、この発育適温の低下によるものといえます。 

                 以上のように、ヒガンバナは温度(特に地温)を感じて花芽の分化および発達が進行しているようです。

また、花芽分化に対して低温はバーナリゼーション(春化処理)として作用しているようです。

詳しくはこちら(https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1082

 

以上の説明から、彼岸花のめしべの形成期になると、夏の暑い高温では

発育が抑制され、秋の涼しい20℃付近なると開花するようだ 

今年は曇天の夏の暑い日が長く続いて、日差しの時間が短かったよりも

涼しくなるのが遅かったから開花が遅れたのでしょう

 

2016、9、17 撮影 小出川彼岸花にて