おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

「梅ちゃん先生」と「純と愛」

2013年01月14日 11時24分22秒 | 日記
今朝、NHKで「純と愛」の後に連続して、「梅ちゃん先生」のスペシャルが前編・後編続けて放送された。

原作者が違うし演出者も違うのでドラマのカラーが違って当然のなのだが、今朝のように続けて見ると、自然比較してしまう。

「純と愛」は旅館のオバサンがいうようにドラマチックなのだが、やっぱりドタバタが過ぎる。

特に今朝のように家庭の中のイザコザがひどいように思う。宮古と大阪をよく家族は行き来をするのだが、どうも定職についている風(馬鹿兄の夫婦、弟)でもないのに、高い飛行機代どうやって都合つけているのだろう?

設定に無理があるのだ!!

「梅ちゃん先生」はスペシャルも恋愛、浮気、結婚をテーマにして若い人向けに作ったドラマだったが、やっぱり面白かった。なんだか安心して見ていられるし、ドタバタの中にもそれなりの感動が用意されている。

見る側の主体の年齢とか性別とかの違いで見方(感想)が違ってくるのかもしれない。少なくとも団塊の世代には断然「梅ちゃんー」が受けると思う。

昨夜「イサン」が終了した。70作を超える大作で「チャングム」の同じ監督で時代物。出演者も重なっているしストーリーも展開は予想通りに進んで行く。感想はそれでも面白かった。

この後始まる「トンイ」も楽しみだ。

日本のTV界は大丈夫か?

時代物は「平清盛」が失敗した。次の「八重の桜」は初回から2回までだが、個人的には時代が幕末期で興味深いところなので面白く見られた。ドラマ作りも画面が前みたいに汚くなく、ワザとらしく顔を汚したり、着物も汚れていたりすることがなく、自然に入っていけた。

ただ設定が明治期に入っての八重の活躍が中心なのだろうー佐久間象山は出番が比較的多く、覚馬との絡みが出てくるが、
西郷とか勝海舟、吉田松陰、宮部鼎蔵(肥後藩)などの描写が少なく物足りなさを感じた。

会津藩の幕末には興味を持っていた。数年前には当地を訪れ、会津鶴ヶ城、飯盛山などを巡見したことがある。
哀れな末路を辿っていった側、佐幕派の行く末には興味がある。長岡藩の俊傑河井継之助の生涯にも興味を持って本を読み漁った。

だから、今回の「八重の桜」は楽しみにしていたのだ。綾瀬はるかは無難なキャストだし、覚馬の西島秀俊がいい。清盛の松山ケンイチはダメだった。ミスキャストはプロデューサーやスタッフの責任だし、特に演出が最後まで「反省」がなかった。